TOKYO MXにて特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』が放送されています。
2023年12月29日は24話「やったぞアマゾン!ゼロ大帝の最後!!」が放送されました。
24話が最終回でした。
視聴した感想や思ったことなどを書いています。
目次
特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』
特撮アクションドラマ『仮面ライダーアマゾン』についてです。
古代インカ帝国の秘宝「ギギの腕輪」を狙う悪の組織「ゲドン」。
ゲドンを率いる十面鬼ゴルゴスは、自身が所有する「ガガの腕輪」に「ギギの腕輪」を合わせることで超エネルギーを手に入れようと目論んでいた。
アマゾンの奥地で育てられた日本人青年・アマゾン(山本大介)は、長老バゴーによる改造手術と共に「ギギの腕輪」を移植され、腕輪を守るべく日本へと送られる。
腕輪を狙って襲い来るゲドン、そして「ガランダー帝国」。友達の岡村まさひこや人々を守るため、アマゾンは「アマゾンライダー」となり牙をむく!
仮面ライダーポータルサイト『仮面ライダーWEB【公式】』には上記引用部のように書かれています。
初放送は1974〜75年だそうですから2023年現在から見ての49年前の作品ですか、ほぼ半世紀前ですね。
突然日本に現れた野生の青年・アマゾンは、彼を狙う悪の組織・十面鬼、そして獣人たちに対し、古代インカ帝国に伝わる秘密のエネルギーを秘めたギギの腕輪で仮面ライダーアマゾンに返信して戦いを挑む!
録画データには上記引用部のように書かれています。
TOKYO MX『仮面ライダーアマゾン』再放送
東京ローカル『TOKYO MX』では先日まで『仮面ライダーX』が再放送されていました。
Xの1話を視聴した感想以前当ブログの記事に書いています。
上にリンクを貼った記事がそれです。
最終回を視聴した感想を書いていません。
その理由は書かなかったということから想像してください。
2023年6月30日にXが最終回を迎え、翌週2023年7月7日からは『仮面ライダーアマゾン』の再放送が始まっています。
第1回の放送を視聴した感想は上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
放送日
放送日についてです。
放送は毎週金曜日19:00から30分間になります。
放送局は『TOKYO MX』、9チャンネル。
24話「やったぞアマゾン!ゼロ大帝の最後!!」
『仮面ライダーアマゾン』24話「やったぞアマゾン!ゼロ大帝の最後!!」を観た感想です。
サンショウウオ獣人を倒したアマゾンは、獣人の血の跡をたどってガランダーのアジトへ潜入した。そこでアマゾンを待ち受けていたのは、ガランダーのゼロ大帝。そして謎の支配者・真のゼロ大帝だった。
Amazonには上記引用部のように書かれていました。
感想
感想です。
2クール
アマゾンはこの24話が最終回でした。
2クールということですよね。
仮面ライダーは Xが35話でしたっけ、イレギュラーですけど、初代とV3は1年、4クール放送されていたと思います。
歴代ライダーで最も短い放送期間、話数のようです。
個人的には、24話くらいがちょうどいいと思いました。
4クールですとどうしても中だるみがあり、観ていても飽きてしまいがちだからです。
2クールだと中だるみがあっても4クールほどの飽きは来ないかなと感じました。
それは私が大人で、2023年に観ているからということもあるでしょう。
1970年代の子どもたちにとって24話はちょうどいい長さだったか。
たぶん、私が当時の子どもだったら短く感じていただろうと思います。
雑すぎる最終回
最終回の展開は呆気ないというか唐突というか、綺麗な終わり方にはなっていない印象を受けました。
例えば、ゼロ大帝が持っていた「ガガの腕輪」が、アマゾンの持つ「ギギの腕輪」に反応して(?)、ライダーへの変身を阻害できるという設定が唐突に感じられました。
そんなことができるなら、十面鬼でしたっけ、奴らが初めからやってよと思います。
結局そんな設定も最終回内で打開され、アマゾンは変身できてしまいました。
取ってつけたような話になってしまっていて、それまでの積み重ねがないように見えて、私には楽しめなかったです。
そのガガとギギの腕輪も、結局何だったのか、物語の結末に絡むことなく終わっていて、何のための設定なのかわからないままになってしまいました。
当初の設定では腕輪はインカ帝国の秘宝ということでしたけど、で? という。
最終回の最終盤、ゼロ大帝などガランダーを壊滅させた直後、唐突にアマゾンはまさひこたちに別れを告げて船で南米に戻ってしまいました。
敵のボスを敵を倒せたから、育った土地に帰るというのは自然なことかもしれません。
しかし、確かアマゾンは日本人の両親がアマゾンで遭難したという設定だった気がするので、日本人ですよね。
もちろん本人の意思で選択すればいいことで、帰る選択をしたということでしょうけど、その辺の葛藤が描かれていないので、私には唐突に感じられました。
ゼロ大帝を倒した直後の別れのシーンはドライでした。
まさひこだけは泣いていましたが、大人はアマゾンも誰も泣いていなかったです。
でもこれは、アマゾン的にもまさひこたちとの別れは辛いけど、泣くなどをしたらもっと辛くなるからあえてドライな接し方をしていたのだと、好意的に受け取りました。
子どもが観てそれとわかるかというと怪しくて、もう少しわかりやすく感動的な別れの方がよかったようには感じます。
しかも、ゼロ大帝を倒したという感慨もなく、ですのでこちらも唐突感、取ってつけた感を否めず。
等々、雑な脚本だなと観ていて思いました。
Wikipediaによれば、予め決められた話数で打ち切りではない的なことが書かれていましたが、本当なのか怪しいレベルには雑でした。
やっぱり路線変更が
このブログでは以前から書いていますけど、路線変更がもったいなかったなと思います。
24話で終わることが規定路線であるなら当初あった、これまでのライダーにないグロテスクな仮面ライダーを突き通してほしかったです。
路線変更以降、普通の仮面ライダーになってしまい、面白さが削がれてしまったように個人的には感じられました。
普通にするならアマゾンでなくてよかったのではと。
路線変更が先ほど少し書いた、腕輪とかインカとの関連とかの設定を謎のままで物語が終わってしまった中途半端さに繋がっているように思いますし。
もったいないなと。
スポンサーとか視聴率とか色々なプレッシャーがあったのでしょうね、たぶん。
あまりに突き抜けた設定では大人受けはしても子ども受けしない可能性も大いにあるでしょう。
今の私にとってグロテスクなアマゾンの方がよくても、子どものとき同じように感じられたかどうかもわからないですしね。
好きなライダー
そういういくつかのネガティブな要素はありました。
でも、元々好みなデザインのライダーだったこともあり、最終回を観終えた今も好きなライダーです。
V3も好きなので、アマゾンと2人(2体?)の2トップですね。
どちらが1番かは甲乙つけがたい。
アマゾンが初期の設定を貫けていれば、確実に1番好きでした。
次から何を放送するの?
放送が綺麗に2023年内に終わりました。
新年2024年から、MXさんの同じ放送枠では何が放送されるのか。
それはアマゾン最終回の最後にテロップが出ていました。
次週より『仮面ライダーストロンガー【HD】』を放送いたします。
とのことです。
ストロンガー、カブトムシみたいな頭部をしたライダーですよね。
画像のような。
ストロンガーも私は観たことがないので、こちらも楽しみです。
おわりに
ということで『仮面ライダーアマゾン』24話「やったぞアマゾン!ゼロ大帝の最後!!」(最終回)を視聴した感想を書いた記事でした。
↓Amazonでも観られるみたいです。