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ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

AIBOのような「マロン」捜索で人間にとってロボットとは何かを考えさせられる回でした - アニメ『アトム ザ・ビギニング』3話「それぞれの追跡」の感想

2017年4月15日土曜日23:00より、NHK総合にてアニメ『アトム ザ・ビギニング』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ「アトム ザ・ビギニング」

atom-tb.com

 

2017年4月29日の放送は第3話「それぞれの追跡」でした。

本作は原作漫画があるそうです。「ゆうきまさみ」さんがコンセプトを手がけ、作画が「カサハラテツロー」さんで、掲載誌『月刊ヒーローズ』で連載されているとのこと。記事作成現在5巻まで発刊されているようです。

 

 

イントロダクション

これは、まだ誰も知らない“鉄腕アトム”誕生までの物語(エピソード・ゼロ)
大災害後の日本に、未来を夢見るふたりの天才がいた。ひとりは天馬午太郎。もうひとりはお茶の水博志。天馬はその手で「神」を作り出すことを、お茶の水はその手で「友」を作り出すことを夢見て、日夜ロボット研究に明け暮れていた。そしてふたりの友情が生み出した1体のロボット、A106(エーテンシックス)。A106は果たして「神」になるのか「友」となるのか。若き天才コンビは、来るべき未来を垣間見る---。

このようなイントロダクションです。

 

 

3話「それぞれの追跡」

2話は主人公の2人、「天魔午太郎」と「お茶の水博志」が研究をしている「国立練馬大学」の第7研究室にある人物(男)がやって来ました。

そのとき第7研究知室には午太郎だけいて、博志はおらず、研究室の外にいたロボットの「A106(エー・テン・シックス)」と博志の妹で女子高校生の「蘭」、そしてネコの「F14(えふ・じゅうよん)」だけがいました。

A106はブルーのエプロンをして雑用をしていたと思われます。蘭は研究室前にある瓦礫の山にいて部品を漁っていました。F14は蘭の足元に。

すぐに博志が戻ってきました。博士に付き添っている「堤茂斗子(つつみ・もとこ)」も一緒です。茂斗子は練馬大学大学院ロボット工学科の主席研究生「堤茂理也」の妹で、自身も同大学同学科で学んでいます。

突然の来訪に午太郎たちに怪しまれていたその男は茂斗子とは知り合いのようで、とりあえず疑惑は晴れていました。その男は「伴健作(ばん・けんさく)」と名乗り、便利屋「マルヒゲ」で探偵をしていると自己紹介していました。茂斗子は何でも屋と言っています。

 

 

伴健作

このヒゲオヤジは、公式WebサイトのCHARACTERページによれば、どんな依頼も受ける便利屋「マルヒゲ」の社長です。頑固だが人情に厚い人とのこと。CVが「飛田展男(とびた・のぶお)」さん。

伴健作の見た目は手塚治虫作品に登場する「ヒゲオヤジ」そのものです。

伴健作は1話にも少し登場していたかと思います。テーマパーク「メカシティ」におけるロボットのパレード時に、交通渋滞に巻き込まれて憤慨していた人物が彼かと。またパレードでとりわけ盛り上がっていた男の子が1人いましたが、彼は健作の息子「俊作(しゅんさく)」でしょう。

 

 

ペットロボット「マロン」捜索

伴が言うには仕事で依頼を受けて、ペットロボットの「マロン」を探しているのだそうです。旧世代のペットロボット1台(匹)。AIBOのような。

 

相変わらず第7研究室はロボット開発で研究費用を使いすぎて金欠のため、茂斗子は健作に2人をアルバイトとして雇って、「マロン」捜索を手伝わせたらどうかと勧めます。

午太郎は乗り気ではなかったのですが、A106の感度を上げたばかりでそれをテストするのに、ペットロボット捜索が持って来いな機会なことと、健作がことあるごとにA106というかロボットをポンコツと馬鹿にするため、健作に対してA106と勝負しろと申し出ました。

健作は、探偵の仕事は依頼主のことを考えて調査する真心の商売だとし、また地道に足で探すものだという昭和の刑事モノのようなアナログな思考を持っているため、ロボットなりコンピュータなりによる捜索・探索を全く信用していないのです。

健作には博志と茂斗子が付き、午太郎とA106と蘭が組んでどちらが先にマロンを探し出すかの勝負になりました。

A106が勝てば健作の口ひげを剃る、健作が勝てば「マルヒゲ」で1ヶ月タダ働き(博志が)です。

ちなみに、A106の感度を向上させた理由は、前回の「マルス」です。メモリからマルスの映像を見つけた午太郎が、あのロボットの正体を探るために講じたものです。午太郎は茂斗子の兄・茂理也を疑っています。実際は「Dr.ロロ」ですけど。

 

 

マツタロウとマロン

このTwitterはA106のCVを担当している井上雄貴さんのものです。

結果的には健作たちが足で稼いだ情報とA106の検索結果を合わせて、マロンが工事区間にいることを突き止め、A106が救出していました。

マロンのペットロボットは旧式でした。旧式のペットロボットに対して探偵に捜索依頼をし、しかも研究費をある程度賄えるほどのお金を出すなど、普通は考えづらいことです。依頼主にとってそのマロンがいかに大切な存在かということにもつながってきます。

依頼主は「マツタロウ」という同タイプのペットロボットをもう1匹所有していました。依頼主はマツタロウ、依頼主の奥様がマロンを、それぞれが結婚する前に買ったのだそう。その後2人は結婚をします。2人はマツタロウとマロンを、今回の捜索現場まで散歩に連れてきていたのですが、ある日マロンがいなくなってしまったそうです。

やがて奥様が亡くなり、依頼主はマツタロウと暮らしていました。マロンを取り戻そうと同型のロボットが欲しくなりあれこれ探したようですが見つからずに諦めていました。

しかしつい先日、マツタロウが突然反応を示したのだそうです。このタイプのペットロボットは番(つがい)で反応をし合う機能が内蔵されています。そうして依頼主の男性は健作に捜索を依頼したのでした。

 

 

おわりに

マロンは大学(の工事区画)に迷い込んで、機能を停止させてしまっていましたが、工事によって軍前にマロンに光が差したことことで再起動したようです。再起動時の初期通信をマツタロウが受信したと。

再開したマツタロウとマロンはとても楽しそうにしていましたが、しばらくして機能を停止していました。バッテリが寿命を迎えたということなのでしょうか。残りわずかな時間を2匹で過ごせて幸せだったでしょう。マツタロウにとってもマロンにとっても依頼主にとっても亡くなった奥様にとっても。

蘭は「ロボットとは一体何なのか? 長年問い続けられてきた答えのない問いだ。しかしひとつだけ言える。このロボットたちはこの人にとってかけがえのない存在だったのだ」と最後に言っていました。

ロボットに限らず物には所有者の思い出とうか思い入れというか、そういうものが込められているものですよね。他人から見て、そのロボットに心があるように所有者に見えているだけであったとしても、そんなことは所有者からしたらどうでも良いのです。

今回の依頼主にとってはマツタロウが自分の、マロンは奥様の分身でもあるはずですから。

 

dysdis.hatenablog.com

シールケとイバレラとフローラが登場!ファルネーゼの成長回でした - アニメ『ベルセルク』16話「獣鬼の森」の感想

2017年4月8日土曜日02:25(金曜深夜)より、TBSにてアニメ『ベルセルク』2期が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

アニメ『ベルセルク』

berserk-anime.com

 

2017年4月22日の放送は第16話「獣鬼の森」でした。2期4話です。

 

 

イントロダクション

胸のうちにくすぶる激情の炎に突き動かされ、終わりのみえない復讐の旅を続ける「黒い剣士」ガッツ。
彼の前に立ち塞がるのは、残虐非道な無法者、妄執に囚われた悪霊、そして敬虔なる神の使徒。
おぞましい人ならざる力を振るう敵に、鍛え上げ体と磨きぬいた技--人として力をもって、ガッツは戦いを挑み続ける。命を削りながらも。旅路の果てに何が待つのか。たとえはただ、“夜”の中にある。
目を凝らし、闇を見つめよ--!

こちらが1期のイントロダクションです。作品のジャンルはダーク・ファンタジー

 

鉄塊のごとき大剣をふるい「贄」の運命に抗い続ける黒い剣士・ガッツ。失踪した愛する者・キャスカを追う彼は、やがて聖地アルビオンへの辿り着く。法王庁の教義に縛られてガッツを追うファルネーゼと従者セルピコ、ガッツの技を盗もうと同行するイシドロ、立ちはだかるモズグスら超越者たち。
数多の出会いや死闘を経て、ついにガッツはキャスカとの再会を果たすのであったか…。
激化する戦いに呼応するかのように、救いを求める人々の願いが聖地に渦巻く。その想い、その命は、世界が求めし存在・グリフィスの顕現をもたらした。それは、人と魔が交じり合う新たな世界の兆しでもあった!
長い激戦を切り抜け、アルビオンを後にするガッツ。大切なものを「喪失わない」と決意を固めるが、新たな試練、新たな戦い、そして新たな出会いが彼を待ち受けていた---。

こちらが2期のイントロダクションです。1期のまとめ的なテキストですね。

ちなみに私は原作未読です。

 

 

16話(2期4話)「獣鬼の森」

主人公「ガッツ」に人が集まりつつあります。16話もそうでした。

15話はガッツが探し続けていた女性「キャスカ」とフェアリーのような外見のエルフ「パック」、盗賊(?)の少年「イシドロ」、チューダー帝国法王庁直属「聖鉄鎖騎士団」の元団長「ファルネーゼ」、ファルネーゼの従者「セルピコ」の6人パーティです。

ガッツ一行は現在、パックの故郷へと向かっていたはずです。

 

 

ファルネーゼの成長

道中、ファルネーゼはこれまでの自分がいかに周囲に守られてきたのかを痛感することになりました。つい先日まで貴族のお嬢様でしたから生活力がないのですね。

ガッツ一行の中では身分の上下などありません(セルピコを除く)から、自分もセルピコたちと同様に雑用をします。ファルネーゼは率先して雑用をしようとします。

ところが、食糧を調達しようとしては毒キノコを拾ってきたり、洗濯をしてはイシドロの一張羅を破いたり、夜に亡霊が襲ってきても倒せないどころか味方の邪魔をしてしまったり、キャスカを守るどころか自分が迷子になってしまったり……自分が一人では何もできないことを知り、落ち込んでいました。

それは悪いことではありません。ファルネーゼは自分の無力さを知ることで周りへの感謝の念が浮かんでいるようでした。それはセルピコにとって驚くべき変化でした。

貴族時代は自分が物事の中心にいて、まず自分ありきで周りの人間は自分のために存在する者でしかなかったはずですから、彼らに対して何とも思っていなかったのでしょう。しかし、いざ貴族社会の枠から外へ出てみると無力さを突きつけられ、自分がいかに社会のルールに守られてきた存在だったかを痛感したみたいでした。

自分の立ち位置を知るとか現状を知るとかそういうことは、人間として成長している証ですから、今後のファルネーゼの成長は物語を見る上で一つ大きな楽しみになりそうです。

また聖都に戻るつもりは毛頭ない様子です。過去との決別。

 

 

シールケとイバレラとフローラ

16話から登場したのは3人です。モブを含めればもう少しいましたがモブは省きます。

1人が「シールケ」、CV「斎藤千和(さいとう・ちわ)」さん。公式Webサイトの「CHARACTER」ページによると魔女「フローラ」の秘蔵っ子だそうです。魔女修行中の身。生真面目で堅物すぎる性格だそう。

普段は大人びた物言いをしていますが、今回、年齢が近そうなイシドロに胸を触られて、それをおちょくられたときに顔を赤らめていましたので、生真面目な性格なところに加えて少し背伸びをしてところもありそうです。実際は外見に相応しい女の子なのでしょう。

シールケは、とある森のなかでイシドロとパックとキャスカとファルネーゼの4人がトロールの群れに襲われたところに現れ、彼らに魔法の結界を張り、火の魔法(?)でトロールを撃退し、助けていました。

もう1人が「イバレラ」、CV「新井里美(あらい・さとみ)」さん。シールケのお目付け役の女性エルフです。パックと同じような見た目の大きさですから、同じ種族ということですね。エルフにも幾つか種類があるのでしょうか? 高飛車な性格だそう。

こちらはパックと仲が悪い(仲が良い)関係になりそうです。イシドロとシールケ、パックとイバレラのセット。何だか面倒なことが起こりそうです。

3人目が「フローラ」、CV「島本須美(しまもと・すみ)」さん。16話の会話から察するに彼女の年齢はおそらく100歳を優に超えるのでしょう。魔女シールケの師匠で、「霊樹の森」の館の主です。

フローラは今回ガッツたちを館に招き入れていて、ガッツとキャスカに刻まれた刻印についても看破していました。彼女にも刻印が刻まれているということでしょうか?

 

 

おわりに

フローラたちのいる「霊樹の森」はこの世とはかけ離れた空間に存在しているようでした。普通の人間では行ける場所ではないみたいで、館の主であるフローラが招いたものだけが入れるそうです。

シールケの台詞からガッツたちは「結界を抜けた」とありましたから、今回はフローラが招いたというより、ガッツとキャスカの刻印が結界をすり抜けさせたのでしょうか。フローラは刻印の2人を待っていたと言っていたので、彼女が入れさせたのでしょうか。

おそらくですけど、ガッツたちが行こうとしているパックの故郷である妖精の世界とこの世とは別次元というか別世界に存在しているのではないかと思われます。そしてフローラたちのいる世界はこの世と妖精界の間に存在していると。「この世←霊界(?)→妖精界」。ファンタジーの世界にありがちです。

シールケとイバレラは今後ガッツ一行に加わりそうですね。

 

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みね子の同僚「青天目澄子」は松本穂香さんが演じます。『あさが来た』の吉岡里帆さんポジション? - 朝ドラ『ひよっこ』24話の感想

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』、2017年4月29日放送の第24話は、みね子たちがいよいよ上の駅に着きました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次  

 

 

『ひよっこ』第4週「旅立ちのとき」

www.nhk.or.jp

 

2017年4月24日月曜日の放送から『ひよっこ』の第4週「旅立ちのとき」が始まっています。物語は「東京オリンピック」の年、昭和39年(1964年)が舞台です。

本作のヒロイン「谷田部みね子(有村架純)」の父「谷田部実(沢村一樹)」が東京へ出稼ぎに出たまま行方不明になっています。家への仕送りも滞っており、農協からの借金を返済できていません。そのため、みね子は父の代わりとして家族のために東京へ働きに出ることを決意しました。

実は最後に奥茨城に帰ってきたときに、正月に戻ると言っていました。みね子たちはその言葉を信じて大晦日の最終バスまで待っていましたが、とうとう実は帰って来ませんでした。宣言していた昭和40年(1965年)の正月を実抜きで迎えることになり、いよいよみね子の東京行きは現実味を帯びます。

みね子は高校の担任教師「田神学(津田寛治)」に就職の相談をしました。しかし年を明けた段階で新年度の働き手を募集している会社はまずありません。高度成長期ですから仕事の先はあるにはあるのですが、田神としては大切な教え子を劣悪な環境に置かせる訳にはいかないので、就職先が絞られているのです。

田神はこれまで世話になってきた会社一社一社と連絡を取り、欠員募集があるかを確認しています。そのうちの一社がみね子の幼馴染みで親友である「助川時子(佐久間由衣)」が就職を予定している、東京の向島にあるトランジスタラジオ工場「向島電機」です。

田神は向島電機の担当「永井愛子(和久井映見)」と連絡を取りましたが、初めは永井から欠員はないと返事が返ってきました。ところが後日、その永井から急遽空きができたと連絡が入り、みね子の就職が決まりました。

 

 

奥茨城との別れ

23話はみね子が家族とお別れをした回でした。谷田部家に母「美代子(木村佳乃)」と祖父「谷田部茂(古谷一行)」、妹「ちよ子(宮原和)」、弟「進(高橋來)」を残してみね子は旅立ちました。

その前日の晩、みね子は美代子のお布団に入って一緒に寝ていました。こういうことをするのも人生で最後かもしれません。みね子は美代子の胸に顔を埋め、美代子はそんな娘の額にキスをするのでした。

翌朝、みね子は一緒に上京をする幼馴染みの時子「角谷三男(泉澤祐希)」と共に3人でそれぞれの家族にお別れをしました。家族は駅まで見送りはせず奥茨城村のバス停でお別れです。上野駅への集団就職列車は中学校を卒業したばかりの、高校生のみね子たちより年下の子もいますから、そういった子たちの面倒を見る役目も彼女たちは担っているようです。

 

 

24話からの登場人物

24話から登場した人物がいました。「青天目澄子(なばため・すみこ)」です。

澄子は福島県の出身で、みね子たちと同じ集団就職列車に乗っていました。同じ車両の通路を挟んで反対側の席に一人で座っていたところを、みね子が見つけて自分たちの席へと誘ったことがきっかけで知り合いになっています。

さらに澄子はみね子と時子と同じ「向島電機」に就職するそうです。同期の同僚になります。偶然とは恐ろしいものですね。

澄子は中学校を卒業したばかりの女の子ですから、みね子たちより3歳ほど年下になります。

 

青天目澄子を演じるのは「松本穂香(まつもと・ほのか)」さんです。松本さんは1997年2月生まれの20歳の俳優さんです。

実際に有村架純さんと佐久間由衣さんより年下なのですね。ドラマでは、実年齢では年下なのにドラマの役では年上というケースもよく見られますけど。

澄子はみね子たちとはまた少し違った訛りがありました。訛りがより強そうですし。福島県は磐城(いわき)の小名浜(おなはま)と言っていましたか。

 

 

愛子さん大丈夫?

上の駅に着いたみね子たち4人。集団就職をする子どもたちは上野駅内の一角に集められ、会社からの迎えが来たらその人と一緒に職場へと移動をする流れになっていました。

三男へは日本橋の米屋から、店主でしょうか「安部善三(斉藤暁)」が迎えに来て、三男はみね子たちより早く場を立ち去っています。しばしの別れです。

三男との別れ際に「三男、負けるな! 負けたら嫌いになるからね!」と時子は言っていましたね。じゃあ今は好きなのかと思った人はおそらく私だけではないでしょう。

その後しばらくしてようやく「向島電機」から愛子さんが、みね子たち3人を迎えに来ました。

ところが、何かの手違いか、愛子さんが持ってきた会社の名簿(?)にはみね子の名前がありません。迎えに来たのは時子と澄子の2人だと行っていて、引率に来ていた田神先生とみね子たちを大いに困惑させました。

奥茨城の皆とお別れをして、長時間列車に揺られて上野まで来て、不安の中待っていたのに、まさか奥茨城に帰されてしまうの? と不安に苛まれるみね子でした。年下の澄子に気遣われる始末です。

愛子さんと田神先生が会社と連絡を取った結果、会社側の手違いがあったことが確認されたのでしょう、みね子も無事に引き取られていきました。愛子さんは以前も「やらかし」をしているので、これからも一度や二度ではない頻度でやらかすのでしょうね……。

 

 

おわりに

東京の地へ降り立ったみね子は「何だか皆もの凄く急いでいて、怒っているみたいで……怖いです」と東京人への感想を心で呟いていました。地方から東京へやって来るとそういう印象を持つ方が多いみたいですよね。テレビのトーク番組などで何度か聞いたことがあります。無機質な感じを受けるのかもしれません。

前回のみね子と美代子がお布団で一緒に寝るシーンは見ているこちらも気恥ずかしくなる、でも親子の温かさと切なさをよく描写していた名シーンであったと思います。バスで見送るシーンでは、ちよ子と進がいつまでもバスを追いかけていて、これもまた涙を誘いました。PSPのゲーム『ぼくのなつやすみ4』のラストシーンのようです。

また24話では、環境が大きく変わるときの不安感がよく表されていたように感じました。私は環境が変わることが非常に苦手でして、そのときの感覚が甦るようで、観ていて怖かったです。ワクワク感なんて微塵も感じないです……。

松本穂香さん演じる青田目澄子は、同じく朝ドラ『あさが来た』で「田村宜」役を演じていた「吉岡里帆(よしおか・りほ)」さんにどことなくキャラが被っているようなきがしています。メガネっ娘だからでしょうか。

次週は第5週「乙女たち、ご安全に!」です。その澄子やみね子がやらかすのでしょうね。いや、愛子さんがもっとやらかすでしょうか。

 

dysdis.hatenablog.com

茜がクラスメイトに比良から告白されたと勘違いさせてしまったことが怖いです - アニメ『月がきれい』4話「通り雨」の感想

2017年4月7日金曜日00:00(木曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『月がきれい』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

アニメ『月がきれい』 

tsukigakirei.jp

 

2017年4月28日の放送は第4話「通り雨」でした。

『月がきれい』のサブタイトルはここまでのところ全て過去の日本文学のタイトルを使っています。今回は私は初め全くわからなかったです。

ネットで検索したところ、「宮本百合子(みやもと・ゆりこ)」さんの名前がヒットしました。私は「通り雨」を含めて宮本さんの作品は一度も読んだことがありません。

宮本さんの作品をサブタイトルのモチーフに使ったかどうかはわからないです。他の小説家の作品の可能性もあるでしょう。

 

 

 

4話「通り雨」

前回、本作の主人公で高校3年生の文芸部部長の「安曇小太郎(あずみ・こたろう)」が神社で、本作ヒロインでクラスメイト、陸上部の「水野茜(みずの・あかね)」に告白をしていました。茜の返事は……? というところで終わっています。

4話冒頭で、神社での小太郎の告白に対する茜の返事がありました。返事の内容は「付き合うってよくわかんないし。ちょっと待って、返事」でした。

これまでLINEでは楽しく話せても、リアルではまともに話せなかった2人ですから、小太郎は気持ちが盛り上がっていたから良いとしても、茜にとっては唐突な出来事で……これは致し方ないです。

 

 

京都へ修学旅行

4話は修学旅行です。行き先は京都。告白から修学旅行当日までは少し日数があったみたいですけど、茜曰く「ほとんど話せていない」そうです。

今回の放送を観て個人的に驚いたことは、出発前の集合時に先生方が生徒のスマホを取り上げていたことです。

私が学生時代にはスマホどころか携帯電話すらありませんでしたから、現在の修学旅行がどのようなルールになっているのかわかっていなかったです。基本的にはどの学校でもスマホなどは取り上げるのでしょうか?

緊急連絡の手段になり得る訳ですから、自由行動がある修学旅行ではむしろスマホは持たせた方が良いのでは? と思ってしまいました。実際のところどうなのでしょうね。

小太郎たちはポテトチップスの袋にスマホを入れて封をしてやり過ごしていました。他にも下着の中に忍ばせていた子もいましたか。まぁ色々な手を使って抜け道を探すものですよね。

 

 

自由行動

小太郎と茜はそれぞれ男同士・女同士で固まって行動をしていて、やはり2人きりになる隙きはないようでした。周りにもお互いのことは黙っていましたから、友だちの前でも大っぴらに行動できないのですね。

何とか隙きを見つけた小太郎がLINEで茜と会話でき、自由行動の話を切り出せました。一緒に過ごす約束すらできてなかったのです。

「よかったら明日土井丸百貨店前に12時」と打ち込んだところで、スマホが先生に見つかってしまい、取り上げられてしました。ギリギリ送信できています。

その前に親友の「山科ろまん」と「小笠原大地」にバレそうになってしまったので、慌てて部屋から出て廊下でLINEをしていたのが不味かったです。

 

 

雨の中待ちぼうけ

小太郎にそんなことが起こっているとは知らない茜は会話が唐突に切れてしまったことに戸惑っています。

小太郎は何を言いたかったのかがはっきりとはわかっていません。先ほどの投稿では時間と場所を指定してはいるものの、「一緒に過ごそう」という肝心要の言葉が欠けているのですね。

直後に茜は「え、どういうこと?」と返事をしているのですが、前述のとおり、そのときには既に先生にスマホを没収されていますから、小太郎が返事を返すことはなくなっています。

小太郎から自由行動を誘われているのだろうけど決定的な言葉がないし、約束できていないし、その後も何も言ってくれないため、どうしたら良いのかわからない茜。でもあの言葉が気になって気になって仕方がなく、待ち合わせ場所へと駆けます。

待ち合わせ場所のデパートに着いても小太郎の姿はありません。「土井丸百貨店、着いた」「どこ?」とLINEをしても返事がありません。さらにしばらく待っていると雨が降ってきました。

付き合ってもいない、告白の返事もしていない、LINEのやり取りでも約束を交わしたわけでもない、そんな小太郎が本当に来るのか……と茜は考えています。それでも待つということは……?

 

 

千夏の察しの良さが小太郎と茜を救う?

一方、小太郎はスマホが取り上げられているため連絡手段がなくなっています。

小太郎もデパートへと向かいましたが百貨店前には茜の姿はありませんでした。茜もそのまま動かずに入れば良いものの、小太郎を探すために動いてしまったようです。すれ違う2人。

雨に濡れながらも茜の姿を探す小太郎は、茜の親友の2人「西尾千夏」と「滝沢葵」が並んで歩いているところを見つけます。

千夏は小太郎を友だちだと思っているため、彼のことを「ハネテル君」と呼んでいます。一方で小太郎はあまり千夏とは話せないです。照れ屋さん。小太郎も親友に茜のことは話していないですけど、茜も小太郎のことはまだ千夏たちに話していません。

自分から女性に話しかけることを得意とはしていない小太郎ですけど、意を決して千夏に話しかけて、スマホを貸して欲しいとお願いしていました。千夏は理由も聞かずに快諾してスマホを貸してくれましたが、小太郎は茜とLINEのやり取りはできても電話の番号を知らないのです。

千夏に茜とのことを現段階ではまだ言えないし……で、泣く泣く借りたスマホを千夏に返そうとします。が、しかしそこは千夏が察してくれて、茜に電話を繋いでくれました。GJ

 

 

茜の嫉妬と千夏が察しをつけた理由

その前日に布石がありました。茜と千夏がお土産屋に立ち寄って部活のお土産を一緒に選んでいて、そこへ小太郎がやって来て、それを見つけた千夏が話しかけたのです。

前回も千夏が離れた場所を歩いていた小太郎に大きな声で呼びかけていて、そのときに茜にハネテル君と友だちになったんだ、と言って茜を驚かせています。困惑と言った方が良いでしょうか。

そして今回も2人が仲良さそうに話しているところを見て、茜は嫉妬をして店の奥へ行ってしまったのです。

後述する茜の「千夏と仲良いよね」発言はそれらがあったからですし、千夏は店の奥へ行ってしまった茜と、茜に連絡を取りたがっている小太郎を見て、ピンときたようでした。

千夏は小太郎のことを好きになって三角関係に発展するのかと前回思ったのですが、今回の千夏の言動を見るに、今の彼女にはそのつもりはなさそうに感じられます。

 

 

喧嘩別れするかと思いきや?

ようやく連絡を取れ、お寺(?)で落ち合った小太郎と茜でしたが、茜は怒っています。待ち合わせは勝手に決めるし、行ったらいないし、雨は降るし、連絡は取れないし、携帯はつながらないし、千夏の携帯で連絡してくるし……と。

「何で千夏の携帯? 仲良いよね……なんか」「なんか……なんでもない。わかんない、わかんないけど、全然話せないし」「もっとしゃべりたい、安曇くんと……」

嫉妬の嵐で怒り狂い怒って帰ってしまうのではないかと、喧嘩別れになってしまうのではないかと、告白の返事は次回以降に持ち越してしまうのではないかと私を思わせておいて、最後に「もっとしゃべりたい」ときましたよ。

小太郎は顔を赤らめて「それって……返事?」と聞くと、茜は「……うん」と答えました。

見上げると雨があがり青空が顔をのぞかせています。まさに雨降って地固まるです。

 

 

おわりに

こうして2人は付き合うことになったようでした。良かった良かった。

ただ問題は、茜が夜、クラスの友だちと恋バナをしているとき告白されたと白状していて、その友だちは陸上部部長の「比良拓海」だと思いこんでいることです。茜は訂正しようとしたのですが、良いタイミング(悪いタイミングか?)でクラスの男子が茜たちの部屋に遠征してきてしまい、訂正できなかったのです。

これは修学旅行中か後に問題になりそうなんですよね……。怖い。女の子たちがクラスメイトに有りもしないこと(茜と比良のこと)を言いふらしてしまうのではないかと。

それと気になっていることは、小太郎と茜がこんな早い段階で付き合ってしまったということです。これは良くない流れだろうなと思わせます。別れるのか、別れそうになるのか、大きな修羅場が7,8話辺りで来そうです。怖い。

 

dysdis.hatenablog.com

 

『シャキーン!』の新年度からの新コーナー「イチゴ」で出演しているのは「玉城ティナ」さんです。衣装も可愛い

平日07:00よりEテレにて放送されている知的エンターテインメント番組『シャキーン!』で、新年度2017年4月から「玉城ティナ」さんが出演しています。

 

 

 

新コーナー「イチゴ」

www.nhk.or.jp

 

2017年で放送10年目を迎えたEテレ『シャキーン!』、2017年度から新コーナーが幾つか始まっています。例えば以前本ブログで紹介した、俳優「田辺誠一(たなべ・せいいち)」さんと「蔵下穂波(くらした・ほなみ)」さんが出演している語呂合わせのコーナー「雑学亭五郎(ざつがくてい・ごろう)」がそれです。

「雑学亭五郎」よりも前から新コーナーが放送されていまして、その一つが上記Twitterにあるように「イチゴ」のコーナーです。

コーナータイトルがイチゴみたいですね。私の記憶には「イチゴの気持ち」というワードが浮かんでくるのですがこれは一体何なのでしょう、この「イチゴ」とは無関係かもしれません。

『シャキーン!』の「イチゴ」は、ファッションモデルでアイドルの「玉城ティナ(たましろ・てぃな)」さんが可愛らしい格好をして、カメラの前で「イチゴ(苺)」に関する豆知識的なものを紹介するだけのコーナーです。

例えば2017年4月27日の放送では「今日のイチゴの情報はこれ」「家の庭でもイチゴを栽培することができる」「今日の情報は役に立ちましたか?」「またね」と言っていました。これだけです。

玉城さんが演じる「イチゴ」はロボットか何かの役なのでしょうか。ロボットダンス的にカクカクした動きをして、無表情、台詞にも抑揚がありません。BGMはファミコンの8ビット音楽的なそれが流れています。

 

 

部屋とイチゴ

舞台は真っ赤に色づけられた部屋です。部屋の中に黄色い紙を持った玉城さんがいて、玉城さんが紙に書かれたイチゴ情報を読み上げます。

読み終えたら壁の方へトコトコと歩いていき、赤い壁に黄色い紙を貼り付けていきます。壁には既に15枚ほどの紙が貼り付けられていて、部屋がイチゴのように変化してきています。

イチゴの中なのでしょうか。イチゴ(花托)の中なのにツブツブ(果実)があるというのも何かおかしい気もします。

 

 

玉城さんの衣装が可愛い

玉城さんの衣装が可愛いです。イチゴをモチーフにしたのでしょうか。

ボトムにパニエを穿いているのでしょうか、ふんわりとしたスカート(?)ワンピース(?)を着ています。下に黒地に白の水玉総柄のスカート、その上から赤と白のストライプのスカート(?)ワンピ(?)を穿いています。

トップはパフスリーブのブラウスで、色は赤と白なのでおそらくスカートとワンピースかなと思われます。ブラウスの袖口や前合わせ、裾は黒、ボタンは赤い丸ボタンです。

チョーカーと言えばいいでしょうか、首には黒い首飾りに黒いリボンが付いています。ソックスは赤、シューズは黒。

 

 

おわりに

4月から玉城さんとは知らずに、この子可愛いなぁと思いながら観ていました。

最近になってこの子は誰なのかと気になって、今日2017年4月28日金曜日の放送のエンドクレジットで確認したところ玉城さんの名前を見つけて判明した次第です。

『シャキーン!』の放送は基本的にクレジットは月-金曜日の放送のうち最後の金曜日にしか流れないのです。金曜日にエンディングテーマの「シャキーンの木」が流れるのでそのときにクレジットも表示されます。

 

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『ニュース シブ5時』で放送された「ナポリタン焼きそば」が美味しそうでした。焼き目がポイントです

平日16:50からNHK総合で放送されている報道・情報番組『ニュース シブ5時』、2017年4月24日の放送で、「ナポリタン焼きそば」なる料理の作り方を紹介していて美味しそうでした。

 

 

ニュース シブ5時

4時も!シブ5時/ニュース シブ5時 - NHK

 

平日16:50からNHK総合で放送されている報道・情報番組『ニュース シブ5時』、2017年度からは16:00からも『4時も!シブ5時』として放送時間が延長されています。出演者は異なるので別番組と捉えた方が良いかもしれません。

 

 

ゆーちゃむのGO!GO!キッチン

その『シブ5時』の中で「ゆーちゃむのGO!GO!キッチン」というコーナーがあります。

 

ameblo.jp

 

「キッチンのプリンス」こと俳優の「小林豊(こばやし・ゆたか)」さんが担当している料理のコーナーです。2017年4月24日放送のGO!GO!キッチンで紹介されていた「ナポリタン焼きそば」なる料理がとても美味しそうでした。

焼きそばが最近ブームだそうで焼きそばの専門店もあるとのことでした。専門店ではソースやイカスミ、キムチ、あんかけの各種焼きそばがあり、さらにメニューに合わせて太麺と細麺を選ぶことができるということです。麺は自家製。

 

yakisobano-marusyo.com

 

紹介されていた焼きそば専門店は「まるしょう」さんでした。その「まるしょう」の店主の方が先述の「ナポリタン焼きそば」の作り方を教えて下さいました。「まるしょう」の名物だそうです。

 

 

「ナポリタン焼きそば」の作り方

元々は店主の方がスパゲッティ専門店で働いていらして、ナポリタンを焼きそばでやってみたら面白いかなと思って作ったのが「ナポリタン焼きそば」のレシピが生まれたきっかけみたいです。

 

材料

「ナポリタン焼きそば」の材料(1人分)です。テレビ画面で紹介されていたのは市販の「焼きそば麺」1袋と「たまねぎ」や「ソーセージ」、「ブロッコリー」、「茄子」、「しめじ」といった具でした。

具はお好みで良いとのこと。例えば、ソーセージではなくベーコンを使っても良いですし、

実際は「ニンニク」と「オリーブオイル」大さじ1杯、「粉チーズ」、「パセリ」、「ケチャップ」、「塩」、「胡椒」、「水」少々も使っています。分量が書いていない材料は全て「適宜」です。

「だし汁」も使っていましたけど詳細は不明です。

 

作り方

「ナポリタン焼きそば」の作り方です。

まず具材を食べやすい大きさにカットしておきます。

次に熱したフライパンに(ナポリタンなので)オリーブオイルを大さじ1を入れ、さらにニンニクを加えて炒めます。火力は「強火」です。香りつけできたらカットした具材を投入して炒めます。

具材を炒めたら一度お皿などに取り分けておきます。

フライパンに焼きそばの麺を入れ、「ほぐさない」で片面に焼き目をつけます。焼き目が付いたところで水を少し加えると麺がほぐれやすくなります。

麺がほぐれたら鍋に先ほど炒めた具を再び投入します。ケチャップと塩・胡椒を加えて味を整えます。焼きそばは和えるのではなく、しっかりと炒めます。

最後にお皿に盛り付け、仕上げに粉チーズと刻みパセリを加えて出来上がりです。

 

ポイント

結構簡単です。ポイントは具材と麺を別々に炒めることです。麺に焼き目・焦げ目をつけるために麺だけを焼くようにすると。その方が焼きそばらしくなると言っていました。

一般的な作り方だと、野菜を先に炒めて後から麺を乗せて、水をかけてほぐして……と料理するかと思いますが、随分と手順が異なります。確かに普通の作り方だと麺にしっかりとした焼き目は付きにくくなりますね。

それと作る量は1人分ずつ作るということでした。火力と量のバランスを考えて。

 

 

おわりに

小林さんの感想は「麺がモチモチしているところとカリカリしているところがあります。カリモチになっています」「ナポリタンのつもりでも食べているし……不思議な感覚ですね!」ということでした。

味はナポリタンなんだけど、麺の食感のモチカリ感がやはり少し違って焼きそば感があるところが、単なるナポリタンとは異なるようです。

これはなかなか美味しそうでした。普通に焼きそばを食べるときにもこの焼き目・焦げ目をつけるアイデアは役立ちそうだと思います。

 

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Eテレ『ふるカフェ系 ハルさんの休日』「東京・中野」編のお店は「モモガルテン」さん。二軒長屋にカレーとたくあんが似合います

毎週水曜日23:00-23:30にEテレで放送されている『ふるカフェ系 ハルさんの休日』、2017年4月5日から新シリーズが始まりました。

2017年4月26日に放送された新シリーズ第4回は「東京・中野 大都会の人情・二軒長屋」です。

 

 

目次 

 

 

ふるカフェ系 ハルさんの休日 

www4.nhk.or.jp

 

今、地方では過疎化が進み、何代も受け継がれてきた古民家が廃屋として次々と取り壊されつつある。そんな古民家を惜しみ次世代に残そうとする試みが、リフォームカフェ。
一歩足を踏み入れば、懐かしい空間が広がる古民家カフェは、女性や若者達に新鮮なおしゃれスポットとして大人気。京都、奈良の町屋カフェや下北沢の古民家喫茶など全国的にブームとなっている。そんな古民家カフェを舞台に、記憶から失われつつあるかつての町の姿と記憶をドラマ形式で甦らせていく番組。カフェを訪れる住民たちとの出会いを通して、全国各地の意外な歴史を明らかにしていく。

こちらは以前のシリーズのイントロダクションです。

ドラマの冒頭に「古い建物を活かしたレトロなカフェがあると聞けば、全国どこへでも訪ねる」という、俳優の「渡部豪太(わたべ・ごうた)」さんが演じる、本作の主人公「真田ハル(さなだ・はる)」のセリフが入っています。

台詞の通り、ハルさんは古くから営業を続けている純喫茶的な喫茶店ではなく、古民家など古い建物をリフォームしたカフェを対象にしています。ハルさんは一部に熱狂的なファンを持つブロガーで、古カフェを取材する体で番組が進行します。

当番組は、カフェのオーナーさんがご本人で、お客さんも現地の方を起用しているため、渡部さんの他の出演者は演技の素人さんです。基本的に台詞が棒読みですし演技も上手ではありません。渡部さんの演技もほぼ全編に渡って滑っています。

ただこれは渡部さんが滑っているというより、脚本や演出が滑っていると捉えた方が良いでしょう。古カフェ好きかつ演技面が気にならない方であるならば、大いに楽しめる番組になっていると思います。

 

 

東京・中野編のカフェは「モモガルテン」さん

https://www.facebook.com/momogarten/

 

2017年4月26日に放送された『ふるカフェ系 ハルさんの休日』の新シリーズ第4回「東京・中野 大都会の人情・二軒長屋」編で舞台となった古カフェは「モモガルテン」さんです。

「モモガルテン」の意味は「桃園」という地域名から来ているみたいですね。ガルテン (garten) はドイツ語で「庭園」を意味して、「モモ(桃)+ガルテン(園)=モモガルテン(桃園)」という。

 

 

 

桃園川と暗渠

今回のドラマの中に話がありましたが、「モモガルテン」のお店の立地が「桃園川」の土手に沿うようにあります。

 

桃園川(ももぞのがわ)は、東京都杉並区および中野区を流れる河川。全区間暗渠化されている。中野区内では「中野川」とも呼ばれる。

(略)

桃園川も昭和40年代までにすべて暗渠化された[1]。

桃園川 - Wikipedia

桃園川のWikipediaにはこのように書かれています。中野川とも呼ばれていると。

 

暗渠(あんきょ)とは、地中に埋設された河川や水路のことであり、開渠に相対する概念である。目的により、いくつかに分類することができる。

溝渠 - Wikipedia

暗渠のWikipediaにはこのように書かれています。

現在の桃園川は暗渠化されていて、「モモガルテン」のある場所の目の前にも桃園川の暗渠が見られます。「桃園川緑道(ももぞのがわ・りょくどう)」ですか、遊歩道になっていました。

 

 

 

「モモガルテン」さんの場所と営業時間・定休日

「モモガルテン」さんの場所は「東京都中野区中野2丁目」にあるそうです。

駅でいうとJRなら「東中野駅」か「中野駅」で、東京メトロ丸ノ内線なら「新中野駅」か「中野坂上駅」です。4つの駅の中心付近にありますから、4駅からならどちらからでも良さそう。

道路で言うと「大久保通り」から一本入った、先述した「桃園川緑道」沿いにあります。

 

東京メトロ丸の内線中野坂上駅から徒歩12分。JR東中野から徒歩13分。JR中野駅から徒歩16分(または中野駅から渋谷駅行きバスで堀越学園前下車と保2分)。

facebookページにはこのように書かれていました。

営業時間は11:00-18:00、定休日は毎週月曜と火曜日とのこと。

放送直後は人がより集まるでしょうから、特に注意をしたいところです。混雑が予想されるお昼前後に来店する場合はお店に連絡を取ることも考えた方が良いかもしれません。

 

 

「モモガルテン」さんは二軒長屋

サブタイトルにもあるように、今回紹介されていた「モモガルテン」さんは空き家になっていた「二軒長屋」を再生させた建物でした。

 

建築家・中西道也さんが9か月かけてセルフビルドで改築。昭和23年に建てられた二軒長屋が蘇りました。家具類も昭和の匂いのする調度類で構成。懐かしい雰囲気の「ボロカワイイ」(?)カフェができました。

facebookページの情報です。昭和23年に建てられたということですから終戦直後ですね。中野は戦争で焼け野原になったそうです。当時の記憶を残す意味でも取り壊されずカフェとして生まれ変わった意味は大きいかと思います。

昭和23年ですから築70年ほどですか。

 

長屋(ながや)とは集合住宅の一形態である。専ら1階建て(近年は2階以上もある)で、この呼称では日本のものを指す事が多い。

(略)
複数の住戸が水平方向に連なり、壁を共有する物。あるいは(同じことだが)1棟の建物を水平方向に区分し、それぞれ独立した住戸とした物。それぞれの住戸に玄関が付いている。長屋の条件として必ず求められることは、各戸の玄関が直接接道など外界に接しており、その玄関を他の住戸と共有していてはならないことである。テラスハウスとも呼ばれる。

長屋 - Wikipedia

 長屋のWikipediaにはこのように書かれています。

時代劇を観ているとよく登場しますよね。落語でもそうでしょうか。町人や職人が住んでいます。「モモガルテン」さんは「二軒長屋」ですから二軒が連なっている家屋になります。

戦後にも長屋は多く建てられたみたいです。しかし経済発展とともに長屋の数はどんどん減っています。先ほど書いたように長屋の記憶を残す意味・意義は大きいのかなと思います。

「モモガルテン」さんの長屋はどうなっているかというと、桃園川緑道に面したテラスはビオトープガーデン風になっていて金魚が泳いでいました。縁側だった場所を入り口にして、生成りの生地を使っているであろう暖簾を分けて店内に入っていくと内装は二軒を隔てていた壁を取り払っていて、とても開放的な空間になっていました。柱はもちろんあります。

天井は長屋時代からある障子の枠が配されていたり、トイレは引き戸の手前にも近い年代ドアを取り付けて音対策をしていたり、元から空いていた老朽化した壁穴を照明に利用したり、二軒の玄関をそのまま残していたりと、面白い発想が幾つもありました。

 

www.sotokoto.net

 

「モモガルテン」は建築家の中西道也さんがリノベーションを担当されたということで、ドラマの本編に中西さんご本人も出演していました。上記リンクには中西さんがリノベーションした建物が紹介されています。「モモガルテン」もありますね。全て共通した雰囲気があるように思います。温かさがあります。

「古くて魅力的な物件を見つけては、借り主と大家さんを探し出して交渉。設計だって、大工だって、左官だってこなす建築家」とのこと。すごい。

「時間が経って変化していった物は人間が手を加えて時間をかけることはできない」「古い建物の古さを残すということは自然を残すのと似ているところがあって、自然が好きだっていうのと古い物を残したいというのが共通する部分を感じる」と中西さんは仰っていました。なるほど。

前回の「米軍ハウス」、「ランチハウス様式」の家屋を残すこともこれと似た感覚かもしれないですね。

 

 

カレーライスとたくあん

ハルさんは「カレーライス」と「コーヒー」を頼んでいました。店主の方が席に運んできたカレーライスには「沢庵(たくあん)」が! カレーに「たくあん」というのは少々珍しい組み合わせです。福神漬けですものね。

何でも中野は「練馬大根(ねりまだいこん)」の有数な産地だったそうです。練馬大根は一般的な大根、これは「青首大根(あおくびだいこん)」と思われますが、それよりも水分が少ないため、干して「たくあん」を作るのに適しているということでした。

カレーは店主の方が2日かけて作ったものだそう。食べたハルさんが言うには「結構スパイシー」「玉ねぎのほのかな甘みが優しい味わいを演出している」そうです。スパイスはターメリックやカイエンペッパー、クミンなどが入っているとのこと。

 

 

ケースワーカーと沖縄音楽

店主は長年中野区の区役所でケースワーカーとして勤務されていた方だそうです。主にホームレスの方を担当していたそう。今でも色々と相談を受けるみたいでした。

ケースワーカーとは、日常生活で困難を抱える人の相談・援助をする仕事です。

店主さんの知人がホームレスの方が自立するための施設を立ち上げたところ、たまたまその敷地内に二軒長屋の建物があったから、それを改装してカフェとしてオープンさせたということでした。

店主の奥様は沖縄音楽をしていらっしゃる方だそうです。沖縄芸術大学の研究員をしているくらいに本格的に沖縄の音楽に取り組んでいらっしゃる方なのだとか。

 

 

おわりに

常連客として「森比左志(もり・ひさし)」さんが出演していました。有名は児童文学作家さんですね。

森さんは「こぐまちゃんシリーズ」の作者で、ドラマでは『しろくまちゃんのほっとけーき』が映っていました。また『はらぺこあおむし』の翻訳をしている方でもあるそうです。『はらぺこあおむし』は表紙が非常にインパクトがあるので私も見覚えがあります。ただ読んだ記憶はないかもしれないです。

今回の「モモガルテン」さんは、これまで観てきた中でもかなり私好みなお店でした。

雰囲気がとても良かったです。お店の方の落ち着いた様子が良かったというのも大きいと思います。お洒落なカフェは敷居の高さを感じてしまい、なかなか足が向かないケースも特に一人の場合は多いと思いますけど、「モモガルテン」さんはそういった堅苦しさはあまり感じられなかったです。

 

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