F1「レッドブル」の「エイドリアン・ニューウェイ」が「アストンマーチン」からの巨額オファーを断った噂があるようです。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
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- チーム (PU) ：ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル（ホンダRBPT）：マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス（メルセデス）：ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ（フェラーリ）：シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン（メルセデス）：ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン（メルセデス）：フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ（ルノー）：ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ（メルセデス）：アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー（フェラーリ）：バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB（ホンダRBPT）：ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース（フェラーリ）：ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー（キックザウバー）とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
ニューウェイがレッドブルを離脱か
2024年4月25日、「レッドブルF1」の最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」に関する報道がありました。
「ニューウェイがレッドブルの退団を正式に発表するだろう」という内容です。
レッドブルはその報道を否定しています。
アストンマーチンなどからアプローチ？
ニューウェイへは、他チームからのオファーの噂が浮上していました。
「アストンマーチン」や「フェラーリ」、そして「メルセデス」です。
アストンマーチンのオファーを断った？
一部の「噂」では、オファーのうち「アストンマーチン」からのものを断ったとされているようです。
アストンマーチンのオーナーである「ローレンス・ストロール」が、サウジアラビアGPの帰還中にニューウェイに対して巨額オファーをしたと報じられていました。
その噂の元は、ウィリアムズでニューウェイと共に働いていた「ピーター・ウィンザー」にあるようです。
噂の根拠
ピーター・ウィンザーの主張は以下のとおりです。
ニューウェイは「金」が移籍の動機にはならないそう。
例えばオファーが10億ポンドであっても変わらないだろう。
10年前ならいざ知らず、今の彼が金で動くとは思えない。
ということのようでした。
弱い（私の感想）
私も、ニューウェイはお金では動かないと思っています。
これまでも何度かこのブログで書いていますけど、過去の移籍の流れを見てもニューウェイは「人」で動いてきた形跡が強いからです。
ニューウェイは「デイモン・ヒル」や「デビッド・クルサード」を自らの哲学の理解者として気に入っていて、特にクルサードの移籍を追うように彼も移籍しているように、私には感じられます。
実際クルサードから誘いがあったのかもしれませんね。
なのでウィンザーの金では動かないという主張部分はおそらく正しいです。
しかし一方で、お金のことだけを根拠とするには、根拠としては「弱い」とも感じています。
金額を度外視して、アストンマーチンのプロジェクトが魅力的であれば彼は断らない、とも感じられるからです。
移籍する理由が金額だけではない可能性です。
大事なことはアストンマーチンなどオファーをする側のチームの「プロジェクト」内容でしょう。
ニューウェイはレッドブルの内部抗争が嫌になって離脱したがっている、と言われています。
であるなら、政治抗争がお家芸であるフェラーリにだって行きたくないでしょう。
メルセデスだって既に「ジェームス・アリソン」というテクニカルディレクターがいるため、アリソンが残るのなら内部での面倒な権力争いが待っているかもしれません。
私は、「マックス・フェルスタッペン」の動向次第ではないかなと思っています。
理由は、今、ニューウェイの哲学を最も理解して体現できているドライバーがフェルスタッペンだからです。
先ほどかいた「人」で選ぶのなら、という観点で。
フェルスタッペンがアストンマーチンへ行けばニューウェイもアストンマーチンへ、メルセデスへ行けばメルセデスへ、その可能性が高いのではないかと。
その意味で、「シャルル・ルクレール」のいるフェラーリへは、フェルスタッペンが行きにくいため、この3チームの中では可能性が最も低いと私は踏んでいます。
先ほど書いた「プロジェクト」面で言えば、アストンマーチンが最も野心的でしょう。
アストンマーチンはご存知のとおり、2026年からホンダと手を組みます。
レッドブルがホンダと組むことになったとき、ニューウェイがホンダPUのコンパクトさに感銘を受けた的な報道を読んだ記憶があります（記憶違いかも）。
自らのデザインを最も反映させられるPUメーカーはホンダであることも、現時点では間違いないことでしょう。
ローレンスほどの辣腕なら、ニューウェイに最大限の自由を与える気もします。
なので、お金が移籍に関係ないのなら尚さら、ニューウェイの目にはアストンマーチンは魅力的なチームに映っているのではないでしょうか。
さらにフェルスタッペンがアストンマーチンへ移籍するとなったら、もはや断る理由がないくらいでしょう。
ただ現時点でフェルスタッペンは、移籍するのであればメルセデスへ動く可能性が高そうです。
そのため先ほどフェルスタッペン次第ではないかなと書きました。
ただ、先ほどから「人」と書いていますが、私の読解違いがあるとすれば、ヒルもクルサードも「イギリス人」であることです。
「人」を気に入っているのではなく、「イギリス人」だから気に入っている可能性もあるのではないかと、以前から頭をよぎっています。
であるなら、ハミルトンのいるフェラーリへの移籍も十分あり得ると思います。
ベテランになったハミルトンに最後の花道をと。
ニューウェイは65歳ですから、自身の花道になるかもしれませんし。
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おわりに
ということで、エイドリアン・ニューウェイがアストンマーチンの巨額オファーを断った噂についてあれこれと書いた記事でした。
