レッドブルF1が、現在テクニカルディレクターの「ピエール・ワシェ」と、2028年いっぱいまで契約を更新したとの報道があります。
目次
ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えて良いでしょう。
ピエール・ワシェが契約更新か
現在、レッドブルでテクニカルディレクターを務めるフランス人「ピエール・ワシェ」が、レッドブルとの契約を更新したという報道が2024年5月6日ありました。
ワシェとレッドブルは2023年半ばにも契約を更新していましたが、この2月にアップグレードされた新契約にサインしたとのこと。
今回の新契約は2028年いっぱいまでと言われています。
ソースはRacingnews365。
以下、誤役御免。
他チームへのシグナル
このワシェの契約更新は、他チームへの明確なシグナルになっています。
ワシェへは、特にフェラーリが2023年に引き抜きに熱心だったようです。
(「特に」とあるので他にもあったのでしょう。)
しかし、この新契約によりワシェのマラネロへの流出は差し迫ったものではなくなりました。
ワシェにとって重要な時期
ニューウェイ辞任を受けて、ワシェは2026年から施工される新レギュレーションに基づいたマシンの開発責任を負うことになります。
近年、ワシェはレッドブルのトラック上での成功を支えた技術的な「頭脳」としての認識が高まっています。
しかし、ニューウェイの辞任により、ワシェはレッドブルF1プロジェクトにおいて、今までより大きな責任を負うことになり、キャリアの中で重要な時期を迎えることになります。
ということです。
感想
感想です。
他の報道では、4月30日にワシェだけでなく、空力責任者「エンリコ・バルボ」とも契約更新をしたとありました。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」が上級職員の確保に自信をのぞかせているコメントもありました。
ワシェやバルボだけでなく、パフォーマンスエンジニアリング責任者「ベン・ウォーターハウス」、トラックサイドエンジニアリング責任者「ポール・モナハン」辺りも含まれていそうです。
彼らも、契約期間延長だけでなく、サラリーなどの待遇改善も行われたものと私は捉えています。
確かに新規定に向けたマシン開発はワシェたちにとって大事なことです。
ただ2026年の新規定はPU側の要素が大きいので、シャーシ側に2022年のグランドエフェクトカー復活ほどドラスティックな変化は起こらないのではないでしょうか。
いやわかりませんけど。
その意味でワシェにとっては多少「気楽」かもしれません。
むしろRBPTがどれだけのエンジンを造ってくるのか、そちらの責任者の方が大変な想いをしていそう。
エンジンの作業進捗がよくないからニューウェイが出ていくのかもしれないという。
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おわりに
ということで、レッドブルがピエール・ワシェと2028年まで契約更新をしたとの報道について書いた記事でした。