「エイドリアン・ニューウェイ」が退団するレッドブルF1からの離脱者は、彼が最後ではないと、マクラーレンの「ザク・ブラウン」が語っているようです。
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ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えて良いでしょう。
離脱者はニューウェイで終わらない
レッドブルからの離脱者は、ニューウェイでは終わらない。
マクラーレンのCEOザク・ブラウンがそう語っているようです。
ソースはBBC。
以下、誤役御免。
ザクブラウン語る
ザクはこう語ります。
そこで起こっていることはかなり不安定だ。飛び回っているレジュメを考えると、これが最後の離脱者ではないと思う。
また、クリスチャン・ホーナーによる女性従業員の不適切行為に関しても、ザク。
今年の初めから起こっていることを考慮すると、エイドリアンがとても誠実な人間であることをよく知っている私からすれば、離脱は驚きはないよ。
チームから寄せられるレジュメは増えている。
エイドリアンは史上最も成功したデザイナー。皆がエイドリアン・ニューウェイのような人の下で働きたいと思っている。
レッドブルは純粋な技術的な観点から彼がもたらしてくれるものを逃すだろうし、そうすればエイドリアンと一緒に得られるリーダーシップや興奮も逃すことになるだろう。
と語っているようです。
レッドブルは否定
レッドブルの広報は、ザクの離脱者に関するコメントを否定しています。
過去数ヶ月の間に、我々の技術指導チーム全員がレッドブル・レーシングとの長期契約を結んでいる。
よって、ザクが誰について言及しているのかはわからないが、重大な損失は予想されておらず、ザクの期待するドミノ効果も起こっていない。
離脱者とは誰か
ここで指摘されている離脱者や契約更新した人材とは誰か。
テクニカルディレクター「ピエール・ワシェ」。
空力責任者「エンリコ・バルボ」。
パフォーマンスエンジニアリング責任者「ベン・ウォーターハウス」。
トラックサイドエンジニアリング責任者「ポール・モナハン」。
マックス・フェルスタッペンのレースエンジニア「ジャンピエロ・ランビアーゼ」。
彼らが含まれていると考えられます。
さらに彼は次のように付け加えました。「チームから寄せられる履歴書が増えています。エイドリアンは史上最も成功したデザイナーです。
「人々はエイドリアン・ニューウェイのような人の下で働きたいと思っています。彼らは純粋な技術的な観点から彼がもたらしてくれるものを逃すだろうし、そうすれば彼と一緒に仕事をすることで得られるリーダーシップや興奮も逃すことになるだろう。」
感想
感想です。
この世界に契約はあってはにようなものだと思います。
候補に挙がっている彼らの離脱も可能性はゼロではないでしょう。
ニューウェイの下で働きたいと思っていれば尚さら。
しかし、彼らはニューウェイのようにガーデニング休暇を大幅に短縮できるほど、チームに対して契約で優位には立てないでしょうから、いざ本当に離脱すれば、より多くのガーデニング休暇が充てられるだろうとも考えられます。
ただ、彼らの年齢を考えればニューウェイよりはF1での時間は長いでしょうから、ガーデニング休暇のリスクを背負ってでも、ということはなくはないかもしれません。
一方で、ニューウェイが離脱した後、とりわけ2026年のPUの新レギュレーション施行以降も、レッドブルが速さを見せ続ければ、それはワシェたちの功績となります。
つまり名を上げるチャンスでもあると思うので、彼らがニューウェイの離脱をどう捉えているかを見極めるのは見ものです。
当然契約更新時にサラリーも上げられているでしょうから、かえってモチベーションが高まっているのかもしれないですね、
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おわりに
ということで、レッドブルの離脱者はエイドリアン・ニューウェイが最後ではない、というザク・ブラウンのコメントについてあれこれと書いた記事でした。