レッドブルF1からの離脱を発表した「エイドリアン・ニューウェイ」のガーデニング休暇短縮交渉について、Sky Sportsの「テッド・クラヴィッツ」が疑問を抱いているようです。
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ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えて良いでしょう。
テッド・クラヴィッツの疑念
ニューウェイはレッドブルと2025年シーズン終了までの契約を結んでいたとされています。
それが離脱を発表したときには、契約は2025年第1四半期後、3月いっぱいへと短縮されています。
それ以降はF1からは退き、レッドブル「RB17」ハイパーカーに集中するため「ガーデニング休暇」期間に入ります。
しかし、ニューウェイは2025年半ばまでにはフリーエージェントとなり、彼が希望すれば、2026年の新レギュレーションに先立って他チームに加わることが可能になります。
Sky Sports F1のレポーター「テッド・クラヴィッツ」は、なぜニューウェイは早期放出交渉の必要性を感じたのか、そこに疑問を呈しているようです。
ソースはPLANETF1。
以下、誤役御免。
ガーデニング休暇短縮
クラヴィッツは言います。
しかし奇妙なことは、彼が2025年末までの契約を結んでいたことだ。
しかも、その後2026年末までの1年間のF1での業務禁止条項とガーデニング休暇を理由とする条項までついていた。
だから、もし彼がただ引退して休暇を過ごしたり、(ニューウェイが発言していた)散歩したりセーリングに出かけたりするだけなら、ガーデニング休暇期間がどうなろうと気にしなかっただろう。彼にとって何の違いもないことなのに。
しかし明らかに、彼はそれ(契約期間)を交渉で短縮させた。彼はマネージャーであるエディ・ジョーダンの助けをもらってそれを行った。
ジョーダンがどうやってレッドブルの首脳陣に対しガーデニング休暇条項の早期解放交渉を成功させたのか、私にはわからない。
しかし彼はそれを実現させた。すべて彼の功績だ。よくやった! EJにはまだ交渉スキルがある。
他チームへ移籍するためか?
ニューウェイがガーデニング休暇短縮を求めた理由を、クラヴィッツはこう考えています。
これでエイドリアンは、2025年4月にレッドブルを去るその日からほぼ、他の誰か、別のF1チーム、あるいは希望する他の誰かのために働くことができる。
よくやった、エイドリアン。何が起こるか見てみよう。
これは誰もが抱いている大きな疑問だ。
彼の退団によって彼ら(レッドブル)がどれだけ傷つくかではなく、明らかに彼らが彼の退団によって傷つくだろう。
しかし、それならなぜレッドブルは彼を簡単に手放したのだろうか。
ということでした。
感想
感想です。
これは私も疑問を感じています。
以前、どこかの記事にも書いているかと思います。
クラヴィッツが言うように、休みたいのならガーデニング休暇を短縮する理由がないのですよね。
そのためのガーデニング休暇でもあるので。
しかし短縮させた、これは2026年の新レギュレーション施行に合わせたマシンデザインをしたいから、と捉えるのがごく自然と感じます。
現状、フェラーリへの移籍が一番濃い線です。
元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも先日そのような発言をしていました。
具体的な内容を伝える報道も、フェラーリが最も多いと感じます。
アストンマーチンやメルセデス、マクラーレン、アウディ、ウィリアムズも候補に挙がってはいますけど、フェラーリの報道数に比べると明らかに少ないです。
個人的な願いはアストンマーチンです。
しかし、ニューウェイがローレンス・ストロールをあまり信頼していないのでは、というニュアンスの報道が先日ありました。
まぁ確かにニューウェイとローレンスは性が合わないだろうなと思います。
しかし、ニューウェイの地元イギリスが本拠地のチームであること、業務に関して自由を与えられるであろうと予想されることから、可能性がないことはないと(願望込み込みで)思っています。
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おわりに
ということで、エイドリアン・ニューウェイがガーデニング休暇を短縮させた理由についてテッド・クラヴィッツが疑問を感じている報道についての記事でした。