レッドブルF1のスポーツディレクター「ジョナサン・ウィートリー」が、チームと自身の将来について検討を進めている報道があります。
目次
ニューウェイのレッドブル離脱
2024年5月1日、「レッドブルF1」が、チームの最高技術責任者である「エイドリアン・ニューウェイ」の、チーム離脱を発表しました。
離脱の時期は2025年の第1四半期で、とのこと。
2025年3月いっぱいと捉えて良いでしょう。
人員整理
ニューウェイの離脱前後から、レッドブルは人員の整理をしています。
これ以上の人員流出を恐れての、特に上級職員の契約更新です。
テクニカルディレクター「ピエール・ワシェ」や空力責任者「エンリコ・バルボ」、パフォーマンスエンジニアリング責任者「ベン・ウォーターハウス」たちです。
SDウィートリーは不透明
そんな中、スポーティングディレクターである「ジョナサン・ウィートリー」は、その将来が不透明です。
ウィートリーが自身の将来について検討していると報道されています。
ウィートリーはベネトンやルノーのメカニックを経験し、2006年からレッドブルに加入しています。
その後出世をして現在はスポーティングディレクターの役職に就いています。
彼の指揮下で、レッドブルは優れたピットストップパフォーマンスを見せており、他チームのベンチマークとなっています。
ソースはPlanetF1。
以下、誤役御免。
野心
ウィートリーは現在、レッドブルと契約交渉中と言われています。
言い換えると、まだ契約を更新していません。
ウィートリーには野心があると言われているようです。
レッドブル内でスポーティングディレクターより上位の職を探っている。
つまりは「クリスチャン・ホーナー」の替わりにチームの代表になるという野心です。
2024年に入ってからレッドブルは、ホーナーへは女性従業員への不適切問題で揺れています。
ホーナーがレッドブル株主連中の信頼を維持できなかったり、あるいは疑惑に関する内部調査で解任を正当化する証拠が発見されたりした場合、ウィートリーが彼の替わりに代表に就任するのではと言われています。
他チームの代表
しかし、現在のところホーナーは株主の信頼を得ていると判断され、ウィートリーは他の2チームと協議を行ったと報じられています。
2チームとはアルピーヌとザウバー(後のアウディ)と言われています。
アルピーヌの「ブルーノ・ファミン」はエンジン部門の責任者です。
2023年7月のチーム要職の相次ぐ退陣により、暫定チーム代表に就任しており、兼任状態が続いています。
ザウバーには、厳密に言えば、チームボスとなる存在がいません。
「アレッサンドロ・アルニ・ブラビ」が「チーム代表」、「アンドレアス・ザイドル」がCEOに任命されています。
ウィートリーはガラスの(見えない)天井にぶつかっています。
レッドブルのランク内でこれ以上昇進することができない。
そのため彼が望んでいるより高いレベルの経営陣に到達するには、レッドブルを離れる必要があります。
ホーナーは否定的
ウィートリーの将来の不確実性について、ホーナーがコメントしています。
つまり誰にでも(ドライバーやチームの上級職?)噂はあるんだよ。
個人間の契約や契約条件については公に話すものじゃないんだ。
とマイアミGP後に語っています。
感想
感想です。
この報道は事実かそれに近いもののように受け取れます。
ウィートリーに関しては以前から同様の噂がちらほらありましたし。
現在のレッドブルの内乱は、ウィートリーたちにとってはチャンスですから。
そしてトップ後退は私個人の願望でもあります。
また他チームへの移籍の噂が、レッドブルとの交渉でサラリーアップなどの効果をもたらすかもしれません。
あるいはホーナーとの権力争いに敗れて干されてしまうかもしれませんが。
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おわりに
ということで、レッドブルのジョナサン・ウィートリーがチーム自身の将来を検討しているとの報道について書いた記事でした。