ディスディスブログ

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【F1】レッドブルの女性従業員がFIAに正式な申し立て!スライエム会長は動くか?【2024】

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F1のレッドブルチームのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」の女性従業員に対する不適切行為について新たな展開があったようです。

女性従業員がFIAに訴えたとの情報がありました。

問題を大きくしようとしているようですね。

 

目次

 

ホーナーの不適切行為

2024年2月6日ですか、2月5日かもしれませんけど、レッドブルF1に関する大きなニュースがありました。

 

2024 F1全チーム&マシン完全ガイド auto sport 特別編集

 

dysdis.hatenablog.com

 

チーム代表「クリスチャン・ホーナー」が、チーム従業員に不適切な行為をしたとのことです。

この件は以前当ブログに書いています。

権力争いではないかなどあれこれ妄想を書いているだけですが。

 

DAZN

 

調査の結果

日本時間2024年2月29日、28日かもしれませんが、本件の調査に乗り出していたレッドブル社がその結果を明らかにしました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

調査の結果、不適切行為に関する苦情を「却下」するとのことです。

証拠を見つけられなかったと。

これによりホーナーはレッドブルF1のチーム代表の座に留まることになりました。

だがしかし。

 

メールでばら撒き事件

しかし、バーレーンGPのフリープラクティス2の前に、F1関係者や報道陣に一斉にメールが配信されたようです。

その表題は「クリスチャン・ホーナー調査証拠」。

 

dysdis.hatenablog.com

 

メールにはGoogle DriveへのURLが記されていて、そのリンク先のファイル、79枚もあったそうですが、そこにはホーナーと本社に訴えた女性と思われる人物との間にかわされた会話・やり取りのスクリーンショットや画像があったようです。

それは創作とは思えない、ホーナーと女性の生々しい会話の内容や画像だったそう。

私は内容を一切知りません。

 

やり取りが本物であるなら、誰が報道陣にメールを送ったのか。

その女性本人か、違う人物としても女性に相当近い立場にいないと、これらの情報を手に入れることはできないと想像されます。

 

DAZN

 

女性従業員の停職処分

2024年3月8日でしたか、7日かもしれませんが、レッドブル本社に不適切行為を訴えたとされる女性従業員が、この問題についての本社の調査結果を受けて停職処分を受けています。

 

ヘルムート・マルコがチームを離脱か?

その翌日でしょうか、冒頭に書いたようにレッドブルチームの顧問「ヘルムート・マルコ」が、ホーナーに関する(?)「機密情報漏洩」の嫌疑がかけられました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

マルコに対して、レッドブルから停職処分、もっと踏み込んで懲戒処分が下される可能性もあるとのこと。

 

DAZN

 

マルコとミンツラフの会談

その後、レッドブル社のスポーツ部門のCEO「オリバー・ミンツラフ」がサウジアラビアに来ており、マルコと会談の場を設けたようです。

マルコがジェッダを離脱した訳ではないということでしょうか、この辺よくわかりません。

 

その会談を経て、ミンツラフの口からマルコがチームに留まることが発表されました。

 

DAZN

 

女性従業員が退職?

また、停職処分を受けていた、ホーナーとのことを内部告発した女性従業員は、その後退職したようです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

海外の報道によれば、『レッドブル・レーシング』が70万ユーロ、『レッドブルGmbH』がさらに30万ユーロ、計100万ユーロの退職金を支払ったとのこと。

 

女性がFIAへ申し立て

2024年3月17日(あるいは16日かも)の情報では、女性(元?)従業員が、『FIA( 国際自動車連盟)』の倫理委員会に申し立てを起こしたとBBCが報じたようです。

以前、当ブログで書いたようにやはり女性側が動きましたね。

 

また一部の情報では、女性は2月2日にも申し立てをしていたようです。

その際に「レッドブルが問題を隠蔽しようとするのではないかとの懸念」も伝えたと。

しかし、FIA会長の「モハメド・ビン・スライエム」はFIAは正式な申立を受理していないから、現時点では調査を行う予定はないと、取材に対して返答したとかしないとか。

さらに、女性は3月6日にも2回目の申し立てをしたようです。

そのときに最初の告訴状に言及した上で、(調査をしないなら)その後メディアに通報するだろうと警告もしたと。

 

つまり、過去2回申し立てをしたにもかかわらず、いずれもFIAが動かなかったため、今回3回目の正式な申し立てを行うと同時に、FIAが過去2度に渡って調査をしなかったことも同時にメディアに情報を流した、ということです。

※BBCの記事から訳しています。誤訳している可能性は大いにあるので、鵜呑みにはしないでください。

 

会長がスライエムであること

今回ご紹介しているFIAが動かないこと。

これは会長がスライエムであることが、問題を複雑にしている可能性があると私は思っています。

 

スライエムは国籍が「アラブ首長国連邦」です。

UAEですね。

 

スライエムがUAEの社会の常識で、このホーナーと女性従業員の問題を捉えている可能性がある、そんな気が私はしています。

欧米の感覚では捉えていないのでは、ということです。

 

今回FIAが女性従業員の申し立てを調査しなかったことは、そういう背景があるかもしれません。

価値観の齟齬、宗教的な価値観と言い換えてもいいかもしれませんが、そこが大きな障害になるのではと。

 

フォードとホンダ

レッドブルは過去に女性従業員からの苦情を却下しました。

これはホーナーを不問としたということですよね。

 

レッドブルはこの判断を貫くのか。

レッドブルF1だけでなく、レッドブル本社にとって、重要な判断になると思います。

不適切行為の内容がセクハラやパワハラだとすると、それを認めたような会社の判断は世間からよいイメージにはつながらないですからね。

特にアメリカはセクハラについて厳しい印象があり、2026年からレッドブルのパートナーとなる『フォード』はよい印象を持たないでしょう。

現にホーナーの不適切行為について、以前フォードがレッドブルの対応の遅さに不快感を示していましたし。

 

下手をするとパートナー契約の破棄を、フォードが考えないとも限りません。

既に裏では動いているかもしれません。

仮にフォードが契約を破棄したらレッドブルはどうするのか。

ホンダに泣きつこうとしても、ホンダとしてもフォードと同じ理由で、この問題をよしとはしないはずですし、アストンマーチンとの将来的な独占契約もありますから、レッドブルとのパートナー再結成はまず無理でしょう。

カスタマー契約すら難しいはず。

 

と考えると、レッドブルの女性従業員の申し立て却下の判断、言い換えるとホーナー支持の判断は悪手に見えて仕方ありません。

今からでもホーナーを切った方がいい気がしますけど、どうなるでしょうか。

 

トト・ヴォルフ

重要な人物は「トト・ヴォルフ」と私は考えています。

言わずもがなメルセデスAMG F1のチーム代表ですね。

トトがこの一連の騒動の裏側にいる可能性、これも考えた方がいいかもしれません。

 

トトが動いてるなら、その理由はレースではレッドブルを倒せないので、政治的に動いてレッドブルの内部崩壊を狙っているということでしょう。

 

マルコの停職騒動のとき、真っ先にトトがマルコ獲得に動きましたよね。

そういう報道があったと記憶しています。

あのときに怪しさを感じました。

レッドブルのお家騒動を誰が一番喜ぶかと考えると、この人でしょうからね。

 

同時期にフェルスタッペンのメルセデス移籍の噂も出ていました。

フェルスタッペンが動くならニューウェイも動くかもしれず、トトはもちろんニューウェイも欲しいはずです。

メルセデスの新車W15でも大苦戦していますし。

 

トトは政治的に動くのが得意なイメージです。

今回の裏に彼がいても何ら不思議はないなと。

 

レッドブル内部の権力争い

以前から書いているように、このホーナーとマルコの問題はレッドブルF1内とレッドブル本体の権力争いの顕在化です。

 

レッドブルは現在、陣営が二分していると言われています。

一方はフェルスタッペン親子とヘルムート・マルコとエイドリアン・ニューウェイ、レッドブルの大株主であるオーストリアのマテシッツ家、レッドブルスポーツ部門CEOミンツラフ。

もう一方はホーナーと、これまたレッドブルの大株主であるタイのユーウィッタヤー家(それとイギリスの資本家も?)。

ミンツラフは以前、マルコと犬猿の仲との噂もあったので、どちら側かちょっとわかりにくいです。

 

きっかけは「ディートリヒ・マテシッツ」のタヒ去でしょう。

カリスマがこの世を去ったことをきっかけに、レッドブル内での権力争いが活発になり、それが今F1でも顕在化しています。

 

おそらく、ホーナーが狙っているのはレッドブルF1をレッドブル本社から完全に切り離して、自らが完全掌握すること。

トト・ヴォルフとメルセデスの関係を目指しているのでしょう。

確かヴォルフはメルセデスのディレクター就任時にメルセデスF1チームの株式のおよそ30%を取得していた(その後1/3まで増やした)はず。

そんなホーナーの動きを阻止しようとしているのがオーストリア側です。

 

2023年秋でしたか、ヘルムート・マルコをチームから追い出そうとして、フェルスタッペンがマルコを支持して収まった騒動がありましたよね。

その前にあったポルシェによるレッドブルF1買収劇も、積極的に進めていたのがミンツラフたちで、ホーナーがそれを阻止したと私は見ています。

冒頭からお伝えしている情報は、この対立構造を通して見るとわかりやすいのではないかと思います。

 

DAZN

 

注意点

これらはあくまでもネット情報を元にしていて、公式に発表されていない情報も多くあります。

私個人の妄想が多くを占めていますし、誤訳の可能性もあります。

決して情報を鵜呑みにはしないようお願い致します。

 

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おわりに

ということで、レッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーの不適切行為問題について被害者と思われる女性がFIAに申し立てを行ったことを書いた記事でした。

 

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