F1のレッドブルのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」がチーム従業員に不適切な行為を働いた件。
2024年2月29日、レッドブル社は苦情を却下し、ホーナーが代表を続投することに落ち着いたかと思われました。
しかし、その後も色々と情報が飛び交っていて収まる気配は見られません。
近ごろは「ヨス・フェルスタッペン」まで物語に登場して、ホーナーを代表の座から降ろそうとする動きが出ています。
目次
ホーナーの不適切行為
2024年2月6日ですか、2月5日かもしれませんけど、レッドブルF1に関する大きなニュースがありました。
チーム代表「クリスチャン・ホーナー」が、チーム従業員に不適切な行為をしたとのことです。
この件は以前当ブログに書いています。
権力争いではないかなどあれこれ妄想を書いているだけですが。
調査の結果
日本時間2024年2月29日、28日かもしれませんが、本件の調査に乗り出していたレッドブル社がその結果を明らかにしました。
調査の結果、不適切行為に関する苦情を「却下」するとのことです。
証拠を見つけられなかったと。
これによりホーナーはレッドブルF1のチーム代表の座に留まることになりました。
だがしかし。
メールでばら撒き事件
しかし、バーレーンGPのフリープラクティス2の前に、F1関係者や報道陣に一斉にメールが配信されたようです。
その表題は「クリスチャン・ホーナー調査証拠」。
メールにはGoogle DriveへのURLが記されていて、そのリンク先のファイル、79枚もあったそうですが、そこにはホーナーと本社に訴えた女性と思われる人物との間にかわされた会話・やり取りのスクリーンショットや画像があったようです。
苦情が却下された直後に新たな証拠が提示される。
近ごろどこかで見たやり口ですよねぇ。
どの国でも同じようなことが考えられ、同じようなことが行われているのかも。
それは創作とは思えない、ホーナーと女性の生々しい会話の内容や画像だったそう。
私は内容を一切知りません。
やり取りが本物であるなら、誰が報道陣にメールを送ったのか。
その女性本人か、違う人物としても女性に相当近い立場にいないと、これらの情報を手に入れることはできないと想像されます。
ヨス・フェルスタッペンが言及
2024年3月4日の報道では、本件に対して「ヨス・フェルスタッペン」が言及したようです。
ヨスは言わずもがな、現王者マックス・フェルスタッペンの父親。
チームは引き裂かれる危険にさらされている。このままではまずい。爆発してしまう。彼は自分で問題を引き起こしておいて、被害者面をしている
ヨスは英国のタブロイド紙『Daily Mail』にこう語ったとのこと。
直接的な表現は避けているものの、ヨスはホーナーに対しチーム代表の座を降りろと言っているようですね。
マックスの◯◯◯◯◯移籍か?
仮にホーナーが代表の座に居座り続けたら、ヨス・フェルスタッペンはどうするのか。
一番に考えられることは「息子マックスの移籍」でしょう。
理由は、これが一番ホーナーにもレッドブルF1にもレッドブル本社にもフォードにもダメージがあるからです。
マックスほどのドライバーの移籍先はごくごく限られています。
具体的にはフェラーリかメルセデスです。
しかしフェラーリはルイス・ハミルトンが移籍を発表したばかりですし、シャルル・ルクレールも長期契約を交わしたばかりだったはず。
マックスのために、ハミルトンかルクレールのどちらかを移籍させるとしても、残されたドライバーがマックスとのコンビを拒否をするかもしれません。
理由は当然負けるかもしれないから、キャリアに傷がつくかもしれないから。
ハミルトンが抜けた穴をまだ埋めていないメルセデスへの移籍がより現実的な選択肢です。
ジョージ・ラッセルもマックスとのコンビを嫌がるかもしれませんが、彼に関してはマックスを拒否できるほどメルセデスで絶対的なエースになれていないように見えます。
メルセデスがテコ入れとしてマックスを引き入れる可能性は、フェラーリよりずっと高いのではと私は考えます。
むしろそれがヨスの狙いか?
等々考えますと、むしろそれこそがヨスの狙いかもしれないと思えてきますね。
何が言いたいかと言うと、マックスをメルセデスに移籍させる口実に、ホーナーの女性問題を利用しようということです。
理由は明白で、フェルスタッペン親子は、『フォード』に対して不安や不満を抱いている可能性が少なからずありそうだから。
2026年からレッドブルはホンダと袂を分かち、フォードを組むことになります。
ホンダは現在「レッドブルパワートレインズ (RBPT) 」に技術支援をしています。
26年からはフォードがPUの全てを造るのではありません。
RBPTがICE(内熱機関)の製造を、フォードは電気系をということだったと記憶しています。
(PUの全てを造るのではないにしても)フォードがいきなりF1に来て、25年までと同等レベルのパフォーマンスを見せられるか? いや出来まい、ということですね。
確かにRBPT+ホンダの現状から見れば、フォードの力は未知数ですから、心もとなく思うのも無理はないこと。
それこそホンダがPU時代に参戦してから数年間の惨状を、26年にフォードが繰り返す可能性だって十分あるのではと。
フェルスタッペン親子はレッドブルがフォードを手を組むことが決まってから、というかホンダがレッドブルから離れるとわかってからずっと、他チームへの移籍の機会を探っていたのかもしれません。
ちょうどいいところにハミルトンがメルセデスの席を空けてくれ、そしてホーナーがスキャンダルを起こしてくれました。
今や好機とフェルスタッペン親子は考えているのでは? ということを私は想像しています。
そもそもホーナーのスキャンダル自体が、とはさすがに考えすぎですかね。
これはあくまでも私の妄想です。
決して鵜呑みにはなさらぬよう。
F1はDAZNで
F1は『DAZN』で視聴できます。
Amazonの「Fire TV」で『DAZN』を視聴可能です。
DAZNだけでなく、TVerやU-NEXT、NHK+も。
おわりに
ということで、クリスチャン・ホーナーがレッドブルF1の代表から降りろと、ヨス・フェルスタッペンが遠回しに言っている件をあれこれ考えた記事でした。