『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『スペースコブラ』が放送されています。
tvkでは2023年5月7日から放送開始されています。
2023年12月31日は第31話「あばよ!おれのコブラ」の放送でした。
31話が最終話です。
視聴した感想を書いています。
目次
アニメ『スペースコブラ』
テレビアニメ『スペースコブラ』についてです。
劇場作品『SPACE ADVENTURE コブラ』 公開後に放送されたTVアニメ第1作。1982年10月7日から1983年5月19日までフジテレビ系で全31話が放送された。現在のところ、フジテレビで放送された最後の東京ムービー単独製作アニメである[注 2]。
『コブラ (アニメ) 』のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
今回のtvkで放送されるものが引用部のシリーズかは不明です。
それっぽいかなと引用いたしました。
あらすじ
『スペースコブラ』のあらすじについて。
寺沢武一の大人気コミックをベースに、壮大なストーリーをハードボイルド・タッチで描かれたスペースアドベンチャー
しがないサラリーマンのジョンソンは、ある休日、退屈しのぎに自分の深層意識を刺激し望む夢を見せてくれるというトリップムービーを見に出かける。おおぜいの美女に囲まれる超豪華な夢を注文するが、そこで見たのは、左腕にサイコガンを持つ不死身の男・宇宙海賊コブラが大暴れする夢だった。しかし、それは夢ではなくみずから封印した過去の記憶。彼こそ、不死身の宇宙海賊コブラだったのだ! 声の出演 野沢那智 榊原良子 高島雅羅 藤田淑子 加藤精三 小林清志 内海賢二 ほか
tvkの番組表には上記引用部のように書かれています。
tvkで再放送が始まる
tvk(テレビ神奈川)で2022年5月から再放送が始まりました。
再放送の放送日時や本作の思い出については、上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
第31話「あばよ!おれのコブラ」
2023年12月31日は第31話「あばよ!おれのコブラ」が放送されました。
コブラとドグは豪華列車でバカンス。そこでコブラはドミニクそっくりの女、エルラド教会首長ミラールと出会う。一方ドグは、死んだはずのサラマンダーに殺されてしまう。パットもパンプキンもサラマンダーに殺されたコブラは、手がかりを求め、エルラド教会本部へ向かう。
番組の録画データには上記引用部のように書かれていました。
感想
第31話「あばよ!おれのコブラ」を視聴した感想です。
最終回
最終回でした。
1話からコブラを追う組織「盗賊ギルド」の総司令でしたか、「サラマンダー」との最終決戦でした。
また、サラマンダーに数されたと思われたドミニクもあれでしたし、バラバラに破壊されたアーマロイド・レディも元通りになってめでたしめでたしという。
っていうか、「あばよ!おれのコブラ」って誰目線なのでしょう?
あばよというのはコブラのセリフっぽいですし、でもおれのコブラと続きますからね。
視聴者一人ひとりの目線のセリフということでしょうか。
ちょうどいい長さ
31話という物語の長さも、当時は1年やそれ以上の作品も多い中にあっては短すぎるかも知れません。
個人的には中だるみも強く感じないくらいのちょうどよさでした。
TOKYO MXでは『仮面ライダー アマゾン』が同時期に再放送の最終回を迎えていて、こちらは24話で終わりました。
24話も、私にはちょうどいい長さでした。
ただこれは、単純に今の私にとってちょうどいいというだけで、子ども時代の私がちょうどいいと感じられたかとなると話が別になりそうではあります。
気持ちいい終わり方
俺たちの戦いはこれからだ、というか俺たちの旅はこれからも続くぜという終わり方でした。
原作はアニメより長く続いているみたいですけど、アニメ版はこれはこれで切りのいい終わり方だったのではないかなと思いました。
サラマンダー討伐のために集められた仲間たちは、最終回に都合よく全員数されてしまいました。
それもサラマンダーが生きていた、やっつけたのに? という恐怖を煽る装置に使われて。
でも、コブラとレディは気楽な宇宙海賊稼業でしたから、彼らに生き残られてもそれはそれで、ということにはなりそうですなので仕方ないのでしょう。
サラマンダーの正体はあるある?
サラマンダーとの決着が着くとともに、奴の正体も明かされていました。
今となっては「あるある」な正体に感じられました。
当時としては珍しい設定だったのでしょうか。
しかし、例えば『銀河鉄道999』にも似た設定の敵はいた気がしますので、特別珍しいものではなかったのではないかと思っています。
あるあるだからといって肩透かしを食らったこともないです。
先ほど書いたように、スッキリとした終わり方になっていたこともあり、むしろよかったと思っています。
レディの正体は?
1話の感想にも書いているのですが、コブラのパートナーであるアーマロイド・レディの正体が気になり続けていました。
アニメ版の中でそれを描かれるかと期待しつつ観ていました。
しかし残念ながらというかやはりというか、結局最後の最後まで、レディの正体は明かされなかったようです。
私が見落としているのかもしれないので、間違えていたら申し訳ありません。
これは記事を書いた後にでもWikipediaなどで調べてしまおうと思っています。
一番好きなエピソード
アニメ版『スペースコブラ』を観終えて、一番好きなエピソードを挙げてみましょう。
それは11話「砂の惑星ザドス」と12話「恐るべし最終兵器」です。
この2話が1つのつながったエピソードになっています。
惑星ザドスに着いたコブラたちを、スノウ・ゴリラの宇宙船が攻撃してくる。なんとドミニクの耳たぶに発信機が仕込まれていたのだ。船はタートル号で撃ち落としたが、戦車ブラックシープが生き残り、攻撃してくる。しかもその隊にサンドラが、最終兵器のあるピラミッドへ走った。
王家の墓の番人を倒し、コブラを出し抜いて、最終兵器を手に入れたサンドラ。眼を持つ卵形をしたその物体は、コブラの持つ宝刀を見て、刀に変化し、さらにサンドラも巨大化。最終兵器とは進化する兵器だった!!
上記引用部のような内容でした。
盗賊ギルドに所属する組織でしたっけ「スノウ・ゴリラ」という海賊の長サンドラが、ピラミッド的なものの中に眠る「最終兵器」を手にして巨大化する。
特撮ものではないのに特撮もののようなことが起こって、それがスケールの大きさを感じさせて好きでしたね。
手に入れた最終兵器をどうしたか、そのときのコブラの行動も「らしく」ていいですし。
全話観るのは時間的に無理だから少しだけ観たいという方いらしたら、私はこの2話をオススメします。
あくまで私が面白く感じられただけで、皆さんが観て面白く感じられない可能性もあるでしょうけど。
その場合は申し訳ないです。
楽しかった
コブラ、楽しかったです。
こういうハードボイルド系の漫画って、個人的には人生であまり触れてこなかったこともあり、新鮮でした。
絵も、女性の造形が美しかったですし、宇宙船などメカニックデザインも美しかったです。
メカデザインは『スター・ウォーズ』の影響が色濃く出ていた感。
原作を読みたくなっています。
Wikipediaによると全18巻ですか。
そこまで多くないですね。
ただ、掲載誌が何度か変わっているみたいですから、把握が大変そうですし、古本で探すのも難しそう。
古本で買う前提で書いていますが。
週刊少年ジャンプ連載分だけでもいいかも。
おわりに
ということでtvkでアニメ『スペースコブラ』の第31話「あばよ!おれのコブラ」を視聴した感想を書いた記事でした。
↓Amazonでも本作を見られるみたいです。
気になる方はぜひ。