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犬!アニメ『名探偵ホームズ』がTOKYO MXで再放送!感想です

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TOKYO MXにてアニメ『名探偵ホームズ』がTOKYO MXにて再放送されています。

初回放送は1984年の作品です。

宮崎駿さんや近藤喜文さんが参加されているため、ある意味で貴重。

 

子どもの頃に観ていた作品で、今回40年ぶりに視聴しました。

 

目次

 

アニメ『名探偵ホームズ』

アニメ『名探偵ホームズ』についてです。

 

劇場版 名探偵ホームズ [Blu-ray]

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コナン・ドイルの有名推理小説に一味加えてアニメ化。霧の都ロンドンのベーカー街にいるのは、パイプがトレードマークの、その名も高き名探偵ホームズ。助手のワトソンとともに、難解な事件を明晰な頭脳で推理・解決する。悪の天才科学者モリアーティ教授やスコットランドヤードのレストレード警部といった原作でもお馴染みのキャラも大活躍。推理劇の魅力にアクションやコメディの要素も加わり、楽しく斬新な作品に仕上がっている。登場人物が全て犬に擬人化され、その表情もかなりユニーク。

 

TOKYO MXのwebページには上記引用部のように書かれています。

 

TOKYO MXで再放送

冒頭から書いていますように、『名探偵ホームズ』は東京ローカル『TOKYO MX』で再放送されています。

 

放送日

放送日についてです。

 

2024年4月9日から放送がスタートしています。

毎週火曜日の19時00分からです。

放送局は『TOKYO MX』の『MX1』、9チャンネル。

 

1話「彼がうわさの名探偵」

アニメ『名探偵ホームズ』の第1話は「彼がうわさの名探偵」です。

 

船に乗ろうとしたホームズは、乗客の中に、彼が道すがら見かけた不安げな表情の少女を見た。深刻な表情の父親と一緒だ。船は出港し、ホームズはワトソンと名乗る医師と話を始める。探偵という職業に興味しんしんのワトソン。やがて一隻の海賊船が近づいて来た。その海賊船は、あの少女の父親ジョージ卿と彼の宝石をねらっているのだった。ホームズは父娘と船を救う方法を思いつくが……。

 

録画データには上記引用部のように書かれていました。

 

感想

感想です。

 

当時観ていた

子どもの頃本作を観ていました。

初回放送が1984年11月6日だそうです。

ちょうど40年前ですか、遠い昔の話です。

 

1話から観ていたかは覚えていません。

ただ1話の流れを微かに覚えていたので観たのでしょう。

全話観たかも覚えていないですね。

 

好きだったのだと思う

子ども頃の私は本作を好きだったのだと思います。

思いますと書いたのは、覚えていないからです。

観たこと自体は覚えていても、それを面白いと思って観ていたかを。

 

なので、すごく好きでもなかったのだと想像します。

すごく好きなら、今でも好きだったなぁと思い出せると思うので。

 

宮崎駿さん

宮崎駿」さんが脚本などを担当されているのですね。

担当されたのは6話分ですか。

今回記事にする中で本作のことを調べて知りました。

 

子ども当時は宮崎さんが本作に参加しているなんて知りませんでした。

もっと言えば、アニメの監督やアニメーターの方の名前を一人として知りませんでした。

 

ただ1984年当時、宮崎駿さんは現在ほど世間的な評価を得ていなかった記憶です。

もちろん知っている人は知っていたでしょうけど、今のような老若男女が知っているほどの名声は得ていなったと思います。

 

となりのトトロ [DVD]

私の記憶では『となりのトトロ』で爆発的に知名度が広がった印象が強いです。

 

先ほど「今回記事にする中で本作のことを調べて知った」と書きました。

でもその前に今回再放送1話OPの映像を観て、これは「宮崎駿の手癖」だなと思ったのです。

特にキャラクターの「走り方」に。

当時の宮崎さんの描くキャラクターが走る様子って、結構独特と思うのです。

ホームズたちの走っている後ろ姿からそれを感じました。

 

で、調べたら宮崎さんの名前があったので「やっぱりそうか」と思った次第です。

 

近藤喜文さん

宮崎さんに気づいたとほぼ同時に、「近藤喜文」さんのお名前にも気づきました。

 

耳をすませば [DVD]

近藤喜文さんといえば、私にとっては『耳をすませば』です。

テレビで放送された『耳をすませば』で初めて近藤さんのお名前を知って、そしてそのとき既に故人ということも知り愕然とした思い出があります。

 

近藤さんは本作にも携わっておられたのですね。

享年47、若くして亡くなられています。

近藤さんの監督作品をもっともっと観たかったです。

 

天空の城ラピュタ

先ほどトトロで宮崎さんの知名度が爆発的に、と書いていますけど、あくまで私の記憶ではということで、事実かはわかりません。

私は初めて一人で観た映画が『天空の城ラピュタ』でした。

子どもだった私が一人で観たいと思えたのですから、ラピュタが上映された時点で相当な知名度があったのでしょう、実際には。

子どもの頃の記憶なんて曖昧なもので。

 

どうして唐突にラピュタの名前を出したか。

それは当時、ラピュタは他の映画との「抱き合わせ」で放映されていたのです。

ラピュタと併映されていた作品が本作『名探偵ホームズ』の劇場版でした。

 

なのでもしかしたらですけど、当時の私はホームズ観たさに映画館へ行き、そこで偶然ラピュタに出会い、ラピュタに心を奪われた可能性があります。

宮崎アニメというか全アニメ映画で一番好きな作品がラピュタなので。

 

第1話 消えた美人教授を追え!

ただ、先ほど記憶なんて曖昧なものと書いたとおり、このときラピュタと併映されていた作品は『宇宙船サジタリウス』だと、今まで思いこんでいました。

しかしWikipediaの情報には併映は『名探偵ホームズ』と書かれていて、これにも驚きました。

映画館によってはサジタリウスだった可能性があるのかもしれませんが、いや、ないか。

 

ダ・カーポ

今回再放送を観て、初めて知ったことは他にもありました。

 

ダ・カーポ40周年記念 ダ・カーポ ザ・ベスト

本作OP『空からこぼれたSTORY』・ED『テームズ河のDANCE』の歌がいずれも『ダ・カーポ』だったことです。

フォークデュオの。

 

今回40年ぶりに曲を聴いたのですが全く覚えていませんでした。

今聴くとシックないい曲と思うのですが、当時の私には大人過ぎたのでしょう。

 

いい曲と思いつつも、特にOPはもう少しキャッチーさがあってもよかったのでは、と感じます。

 

ダ・カーポというと主に70年代に活躍されていた印象です。

しかし、その情報も後年知ったもので、幼かった当時はダ・カーポの存在自体、認識できていなかったことでしょう。

 

1話の感想

1話「彼がうわさの名探偵」を40年ぶりに視聴した、正直な感想。

それは「あまり面白くない」でした。

決してつまらない訳でもないのですが、全体的に「地味」で、曲と同じくキャッチーさが足りていない感じがします。

 

本作は登場人物(?)が全て「犬」です。

なのに直立二足歩行をして、服を着、人語を操ります。

首輪はしていませんし、電柱におしっこをしたり、道端にう◯ちをしたりはしません。

イギリスはロンドン(?)で、社会的な生活をしています。

ただ人間ではなく犬なのです。

 

そしてホームズやワトソンなど『シャーロック・ホームズ』の名前を採用していますけど、内容は原作とは全く異なるオリジナルストーリーです。

簡単に言うと『タイムボカン』のドロンジョ一味のように、ごく少人数の「悪の組織」的なキャラたちがいて、悪事を働く彼らをやっつける内容。

 

1話段階ではまだそのドロンジョ的な敵キャラは登場しませんでした。

だから余計に地味に感じられたのかもしれません。

 

どうしてホームズやワトソンなどの設定を採用したのか、どうして犬なのかの「必然性」を見いだせません。

見いだせれば楽しく観られるかというとそうではないので、わからなくてもいいと言えばいいのですが、疑問符は解消されないまま観続けることになるでしょう。

1985年公開のアニメ映画『銀河鉄道の夜』では、ジョバンニやカンパネルラたちキャラクターの多くが「猫」でしたから、その頃のアニメ業界では動物の「擬人化」が流行っていたのかもしれません。

 

2話サブタイトルが「悪の天才モリアーティ教授」です。

モリアーティ教授が先ほど書いたドロンジョ的な存在だったかと思います。

モリアーティ教授が登場してからが本番だとすれば、まだ面白くないと判断するのは早計だったかも。

 

おわりに

ということでアニメ『名探偵ホームズ』がTOKYO MXで再放送されていることと1話の感想を書いた記事でした。