フェラーリ所属のスペイン人「カルロス・サインツ」は、2026年にアウディとなるキックザウバーへ移籍するか、あるいはメルセデスなどへ移籍するかの決断を迫られています。
目次
- ヒュルケンベルグのキックザウバー移籍
- カルロス・サインツ
- メルセデスの姿勢
- フェルスタッペン
- レッドブルの可能性はなくなった?
- アウディは決断を迫る
- サインツSr.は
- 感想
- F1はDAZNで!
- おわりに
ヒュルケンベルグのキックザウバー移籍
「ハース」所属のドイツ人ドライバー「ニコ・ヒュルケンベルグ」は、2025年に「ステーク・キックザウバー」に移籍することが公式発表されました。
キックザウバーは2026年からは、「アウディ」のワークスとなる予定のチームです。
カルロス・サインツ
キックザウバーで、ヒュルケンベルグのチームメイトとなるドライバーは誰か。
この最有力候補が、現在フェラーリに所属する「カルロス・サインツ」です。
フェラーリは2025年に「シャルル・ルクレール」と「ルイス・ハミルトン」のラインナップを既に発表しています。
サインツはハミルトンにはじき出されました。
サインツへはキックザウバーやレッドブル、メルセデスが獲得交渉に乗り出していると噂されています。
メルセデスの姿勢
F1-Insider.comによると、サインツの交渉相手の1つであるメルセデスのチーム代表「トト・ヴォルフ」は、サインツに対して「1つのオプション」を提示しているそうです。
それは「2025年の単年契約のみ」。
1年契約にする理由は2つ。
1つは、レッドブルの「マックス・フェルスタッペン」がレッドブルに別れを告げる決断が遅れた場合。
1つは、「キミ・アントネッリ」が早ければ2026年にメルセデスへ移籍する準備が整った場合に、(メルセデス的に)柔軟な姿勢を維持したい。
フェルスタッペン
フェルスタッペンは現状レッドブルには背を向けていませんが、最近のチームの状況は彼と彼の陣営を満足させていません。
ニューウェイが離脱したこと、レッドブルの「野党」であるオーストリアの人間である、レッドブル本社のCEO「オリバー・ミンツラフ」さえもマイアミで「与党(タイ、ホーナー陣営)」に屈したこと。
そんなフェルスタッペンの動向を、サインツは見守っています。
つまり、サインツはフェルスタッペンのメルセデス移籍を警戒していて、フェルスタッペンが最終的にキャンセルすることを待ってから決断したいと考えています。
つまり単年だけメルセデスに乗るか、それともアウディに複数年乗るかを。
レッドブルの可能性はなくなった?
一方で、サインツはレッドブルのことを考える必要がなくなりました。
チャンピオンチームは依然としてメキシコ人「セルジオ・ペレス」をフェルスタッペンのチームメイトとして迎えることを計画しているからです。
扉は閉じられた。
アウディは決断を迫る
サインツにはもはや時間はあまり残されていません。
遅くとも5月24日から開催される「モナコGP」までの回答を求めています。
回答次第でアウディは代替候補を探すことになります。
噂ではアルピーヌの2人「エステバン・オコン」と「ピエール・ガスリー」がプランBにリストアップされています。
サインツがメルセデスを選択した場合は、フェルスタッペンかアントネッリが来る2026年には、彼は扉が閉ざされたアウディとは契約を結べないかもしれません。
サインツSr.は
カルロス・サインツの父、カルロス・サインツSr.はこう言いました。
現時点では多くの憶測が飛び交っているが、報告することは何もない、と。
感想
以上、誤役御免です。
感想です。
これは難しい決断ですね。
アウディはワークス参戦ですし、メーカーとしても、他カテゴリーでのレース経験的にも力があることは周知のとおりです。
しかしF1でいきなり優勝争いをできるかというと不確定な要素が多すぎます。
個人的にはトップグループに入ることですら、最低5年はかかるのと思っていますが。
サインツとしては相当なギャンブルになるはずです。
フェルスタッペンとしても、グランドエフェクトカー時代になってからのメルセデスのパフォーマンスに不満でしょうし、移籍するか残留かは難しい決断になっているでしょう。
それがサインツの決断の難しさにもつながっているようです。
メルセデスとしては、ジョージ・ラッセルが期待外れなので、あるいはラッセルを外してでもフェルスタッペンとサインツをコンビにすることを考えるかもしれません。
しかし、若い頃にトロロッソでフェルスタッペンとサインツはチームメイトで、バチバチにやり合っていました。
結果、サインツはレッドブルグループから出て行ってしまいました。
あれから時間が経ってお互い大人になっているので、メルセデスでのコンビ再結成もなくはないかなと個人的には考えています。
個人的には、現時点でのアントネッリの能力に懐疑的です。
彼をメルセデスの移籍劇に名を乗せること事態が時期尚早と思っています。
数年後どうなるかはわからないものの。
この記事で個人的に最も気になることは、サインツのことよりミンツラフがホーナーたちタイ側に屈したような情報が含まれていることです。
確か少し前にミンツラフはコメントしていて、メルセデスたちを牽制しホーナーを擁護するようなコメントをしていて、私も気になっていたのです。
どちら側なのか、鞍替えしたのか、はっきりしなかったので。
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おわりに
ということで、カルロス・サインツはアウディかメルセデスかの決断が迫っている報道の感想を書いた記事でした。