TOKYO MXにて特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』が放送されています。
2023年8月11日は6話「人かインカ縄文字の謎!!」が放送されました。
6話までを視聴した感想や思ったことなどを書いています。
目次
特撮ドラマ『仮面ライダーアマゾン』
特撮アクションドラマ『仮面ライダーアマゾン』についてです。
古代インカ帝国の秘宝「ギギの腕輪」を狙う悪の組織「ゲドン」。
ゲドンを率いる十面鬼ゴルゴスは、自身が所有する「ガガの腕輪」に「ギギの腕輪」を合わせることで超エネルギーを手に入れようと目論んでいた。
アマゾンの奥地で育てられた日本人青年・アマゾン(山本大介)は、長老バゴーによる改造手術と共に「ギギの腕輪」を移植され、腕輪を守るべく日本へと送られる。
腕輪を狙って襲い来るゲドン、そして「ガランダー帝国」。友達の岡村まさひこや人々を守るため、アマゾンは「アマゾンライダー」となり牙をむく!
仮面ライダーポータルサイト『仮面ライダーWEB【公式】』には上記引用部のように書かれています。
初放送は1974〜75年だそうですから2023年現在から見ての49年前の作品ですか、ほぼ半世紀前ですね。
突然日本に現れた野生の青年・アマゾンは、彼を狙う悪の組織・十面鬼、そして獣人たちに対し、古代インカ帝国に伝わる秘密のエネルギーを秘めたギギの腕輪で仮面ライダーアマゾンに返信して戦いを挑む!
録画データには上記引用部のように書かれています。
TOKYO MX『仮面ライダーアマゾン』再放送
東京ローカル『TOKYO MX』では先日まで『仮面ライダーX』が再放送されていました。
Xの1話を視聴した感想以前当ブログの記事に書いています。
上にリンクを貼った記事がそれです。
最終回を視聴した感想を書いていません。
その理由は書かなかったということから想像してください。
2023年6月30日にXが最終回を迎え、翌週2023年7月7日からは『仮面ライダーアマゾン』の再放送が始まっています。
第1回の放送を視聴した感想は上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
放送日
放送日についてです。
放送は毎週金曜日19:00から30分間になります。
放送局は『TOKYO MX』、9チャンネル。
6話「インカ縄文字の謎!!」
『仮面ライダーアマゾン』第6話「インカ縄文字の謎!!」を観た感想です。
アマゾンは傷ついたモグラ獣人を助けた。だが、情けなんかいるかとヤセ我慢するモグラ獣人。そこへ出現する針の弾丸・ヤマアラシ。インカ縄文字の謎をめぐってアマゾンとの戦いが繰り広げられる。
Amazonには上記引用部のように書かれていました。
面白い
アマゾンを6話まで視聴した率直な感想は「面白い」です。
今まで観てきた仮面ライダーの中でも個人的には1,2を争うと言ってよいくらい。
『仮面ライダーV3』もライダーマンが出てからは面白く感じられました。
アマゾンはその頃と同じくらいに感じています。
先ほどリンクを貼った記事にも書いていますが、1話を観たときはそこまで面白さを感じていなかったのですよね。
でもその後続けて観ているうちに印象が大きく変わりました。
印象が変わった理由はおそらくこれから書くことでしょう。
異質
アマゾンは「異質」です。
これまでの仮面ライダーとは趣が異なります。
アマゾンが怖いのですよね、ヒーローっぽくないと言いますか。
変身前の青年「アマゾン」は育った環境から日本語をろくに話せませんし、現代社会に一切適合できていません。
歴代ライダーは自分が改造人間であるという共通の悲哀を持っていました。
しかし、アマゾン自身は自分が改造人間であることに対して、他のライダーのように自分は人間とは違うのだという悲哀を持っているようにはあまり描かれていないように受け取れます。
それよりも、アマゾンの生まれ育った環境の違いが現代(と言っても約半世紀前ですが)の日本社会、先進国との隔絶みたいものになっている点で、少し視点が異なるのですよね。
ライダーに変身をしてからも、いわゆるライダーキック的な華麗な技は今のところなく、敵の「獣人」を引っ掻いたり噛み付いたりして攻撃をします。
そこが私の目にはとても新鮮に移り、意欲作だなと感心している点です。
と同時に、子どもにはウケがよくないだろうとも容易に想像がつきます。
技らしい技がなくバトルが地味ですし、見た目もヒーロー然としていませんから。
Wikipediaを読んでいると後に路線変更がなされるみたいですので、まぁそうなるだろうなと得心できます。
個人的には路線変更などせずに突き進んでいただきたかったですが。
エ◯ァの元ネタか?
これは特に5話「地底からきた変なヤツ!!」での「モグラ獣人」のバトルで感じたことです。
先ほど少し触れたように、アマゾンライダーは獣人に対して引っ掻いたり噛み付いたりして攻撃します。
特に「噛みつき」をしているときに、「あれ、このシーンどこかで見たことがあるぞ?」と思ったのです。
そしてすぐにあるシーンに思い至りました。
それは『新世紀エヴァンゲリオン』です。
初号機が暴走をして使徒を食べるシーンがありましたよね、あのシーンに似ているなと思ったのです。
使徒のS2機関を自ら取り込んだのでしたっけ? 記憶が定かでないですが。
またそのときに「アマゾンライダーの造形ってエヴァにちょっと似ているかも」とも思いました。
特に頭部というか顎部というか。
エヴァの方がより生々しく描かれているものの。
誤解のないようにお願いしたいのですが、これは何も◯野さんがアマゾンをパクったとか何とかと言いたい訳ではありません。
でも彼が子どもの頃に観て影響を受けた可能性はあるだろうなとは感じています。
アマゾンが獣人に噛みついた様子を見て「食べている!!」と受け取ったお子さんは、当時少なからずいたかもしれませんし。
実際そう見えるように描いているかもしれません。
仮面ライダーが噛みつく、これはXライダーまでを観ていた子にとっては、観ていなくてもかもしれませんが、ショッキングな行動だったろうなと。
ヒーローが敵以上に野蛮な行為をしていると。
そしてそこに私は魅力を感じています。
おわりに
ということで『仮面ライダーアマゾン』6話「インカ縄文字の謎!!」を視聴した感想を書いた記事でした。
↓Amazonでも観られるみたいです。