NHK連続テレビ小説『虎に翼』は2024年4月1日から始まりました。
2024年5月13日からは第7週「女の心は猫の目?」が放送されています。
2024年5月16日木曜日、虎に翼34話を視聴した感想を書いています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
朝ドラ『虎に翼』
朝の連続テレビ小説は2024年4月1日から『虎に翼』が始まっています。
公式webサイトです。
あらすじ
本作のあらすじです。
連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。
【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
【主題歌】「さよーならまたいつか!」米津玄師
【語り】尾野真千子
【キャスト】伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作
/ 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴
/ 松山ケンイチ 小林 薫
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
7週「女の心は猫の目?」
2024年5月13日月曜日から朝ドラ『虎に翼』は第7週「女の心は猫の目?」が放送されています。
••✼🐯 #トラつば次週予告 🪽✼••
— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) 2024年5月10日
第7週の予告動画を公開📌
🔻あらすじはこちら
http://#朝ドラ #虎に翼#伊藤沙莉 #岩田剛典 #土居志央梨#塚地武雅 #森田望智 #田中要次 pic.twitter.com/IJy618WPRr
『虎に翼』の公式Xアカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています。
虎に翼34話の感想
朝ドラ『虎に翼』34話の感想です。
昭和16年(1941年)
第7週水曜日から昭和16年(1941年)になりました。
太平洋◯争が始まる年ですよね、確か。
ヒロイン「猪爪寅子」は一浪の末、弁護士になりました。
猪爪家の居候である優三は弁護士を諦めています。
男装をしている「山田よね」は二浪中。
華族のお嬢様「桜川涼子」と、寅子の一歳年上で夫子のいる「大庭梅子」、朝鮮からの留学生「崔香淑」は弁護士にはならず・なれずにそれぞれの道を歩むことに。
先輩の2人、リーダー的存在の「久保田聡子」と打たれ弱い「中山千春」は弁護士になっています。
本科の男子生徒のうち「花岡悟」は寅子の1年先に、「轟太一」は寅子と同期で弁護士になりました。
花岡は裁判官になり、地元の佐賀へ赴任し、あちらで婚約者ができていました。
寅子は弁護士資格を正式に取得、本格的な弁護士の仕事ができるようになりました。
しかし、自分が独身女性だから依頼がないと知った寅子は、両親に見合い相手を探して欲しいと懇願していました。
というところまでが水曜日。
轟とよね
轟とよねは花岡(岩田剛典)を呼び出しています。
学生時代から寅子に思わせぶりなこと言っておいて・しておいて、寅子に何も言わずに婚約するとはどういうことかと。
花岡は、多くの人の夢や期待を背負っている寅子に弁護士を辞めて来てくれなんて言えるかと、主張していました。
彼の気持ちはわからないでもないです。
本当はあの食事をしたデートで、将来のことを寅子と話したかったのでしょう。
でも寅子はあのとき、花岡が話を切り出す前の雑談で、弁護士の仕事のことを話していた(と記憶しています)から、彼は言い出せなかった。
あんなに懸命に弁護士になろうと頑張っている人に、夢を諦めてくれとは言えなかったというのは、わかる気がします。
轟やよねが怒る気持ちももちろんわかるのですが。
でも別れる・諦めるなら、あれ以上踏み込まない方がいいという判断もわからなくはないですねぇ。
花岡とは似合わない
個人的には、花岡は以前から当時の男尊女卑の価値観が根底に強くある人のイメージで、寅子とは上手く行かないんじゃないかと思っていました。
単純にこの二人は合わないなと。
そういう配役で、そういう演技をしているのですから、当たり前と言えば当たり前。
一方で優三とは感覚の合う様子が、これまでにもしばしば見られました。
優三が尻に敷かれることは目に見えていますが。
でも優三はそれを苦にしないだろうとも思えますし、寅子と似合っています。
物語的にもそうなるのでしょう(この文章を書いている時点でその話になっていませんが)。
ただ、優三に大きな懸案があるとすれば太平洋◯争ですよ。
弁護士や裁判官なら令状は来にくい、あるいは来ないでしょうけど、工員として働く人間にはという。
優三は今、寅子の父の直言の工場で住み込みで働いています。
身体が悪い設定もないですよね、プレッシャーに弱くすぐにお腹を下すくらいで。
見つからない
娘から見合い相手を探して欲しいと頭を下げられた母のはるは、相手探しに奔走しています。
しかし寅子の相手はなかなか見つかりません。
それはそうですよね、何せ寅子は弁護士を辞めるつもりがないのですから。
昭和16年は、女性は結婚をしたら仕事を辞めて家を守りなさいという価値観が、令和6年現在よりずっと支配的だったはずです。
年齢だって当時の価値観からしたら、27歳の年齢は当時大人も大人な訳で。
寅子もそれを重々承知の上で探してもらうよう頼んではみたものの、一向に見つからない現実を目の当たりにして、さすがに落胆します。
仕事もまともにできず、結婚をすれば社会的に認められ仕事が入ってくる(という推測)、だから結婚をしたい、でも相手が見つからない、見つからなければ仕事もできないままの無限ループ。
これは袋小路です。
優三
そんな中で、ある人物が猪爪家を訪れました。
居候をしていた優三です。
やっぱり優三ですよねぇ。
この手があったか
優三は下痢になりつつ、寅子に言います。
優三は寅子に「見合い」相手は僕じゃ駄目かなと言います。
優三も独身の肩身が狭い想いをしていて、社会的地位がほしい。
その点、寅子と同じだと。
寅子も「その手があったか」と提案を受け入れ両者は握手。
戦略的結婚
戦略的な結婚をする。
『逃げるは恥だが役に立つ』のヒット以降、ドラマではこういう契約結婚的なネタが多くあるようですが、まさか朝ドラでもという。
そして、この類の作品は、初めこそ戦略的な結婚であっても、いつしか本当に好きになるという共通した展開があります。
『虎に翼』も同じでしょう。
というか、寅子は自覚していないだけで、これまでも自分の素を見せられる唯一の男性が優三でしたから、この流れは必然なのですけどね。
見逃し配信あります
朝ドラ『虎に翼』は見逃し配信があります。
AmazonからでもNHKオンデマンドの契約が可能で、同「Fire TV」では『NHK+』を視聴できます。
NHK+だけでなくTVerやU-NEXT、DAZNも。
おわりに
ということで、朝ドラ『虎に翼』の第7週木曜日分を視聴した感想を書いた記事でした。