ディスディスブログ

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忘年会!2022年12月「傍年句会2022」に参加!結果をご報告いたします

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俳句同人「傍点」さんが「傍年句会2022会」を開催していました。

傍年句会に初参加しました。

私の投稿句や結果をご紹介します。

 

目次

 

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俳句好き

俳句が好きです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

テレビ番組の『NHK俳句』や『プレバト!!』はほぼ欠かさず観ています。

ここ数年は視聴だけでなく作句もしています。

 

俳句同人『傍点』を知る

俳句同人『傍点』を知りました。

 

俳句は入門できる (朝日新書)

この記事作成現在、ブログの記事にしていないのですが、少し前に『俳句は入門できる』という、芥川賞作家である「長嶋有」さんの書籍を購入しました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

長嶋さんは2019年までの2年間ですか、『NHK俳句』の選者を務めていらしゃいました。

そのことを当ブログにも書いていますね、上にリンクを貼った記事がそれです。

長嶋さんの著作を読んだことがなかったので興味があり買ってみました。

 

本の中で、長嶋さんご自身が立ち上げた俳句同人『傍点』が存在することを知ります。

 

twitter.com

 

著作にTwitterでの活動などが書かれていたことから、検索をかけたところ『傍点』のTwitterアカウントを見つけました。

上に貼ったリンクが『傍点』のTwitterアカウント「@bouten_haiku」です。

 

likethisshop.jp

 

傍点の同人誌の創刊号が発売されていました。

 

傍点 第二回傍議院議員選挙句会

その傍点さんが2022年夏に開催されていた「傍点 第二回傍議院議員選挙句会」に参加しました。

2022年7月10日に行われる第26回参議院議員通常選挙にあわせて、ネット上で句会をしようということみたいです。

簡単に言うと「投票を『吟行』する」のですね。

 

dysdis.hatenablog.com

dysdis.hatenablog.com

 

参加しようとしていることと、参加した結果は以前当ブログに書いています。

上にリンクを貼った記事がそれ。

 

傍年句会2022

2022年12月末、その傍点さんが「傍年句会2022」を開催していました。

記事作成現在、既に結果が出ています。

 

句会ルール

「傍年句会2022」の句会ルールです。

 

 

句会のルールと日程は上記のようになっています。

 

2句出しで、1句は季節を問わず今年の印象的な出来事を詠んだ句、もう1句は当季雑詠。

当季は冬、暮の季語を用いるとよさそうです。

 

参加した

句会に参加しました。

 

 

参加資格は特になかったはずです。

使用されている句会システム「ねたあとに」はTwitterとの連携が必要になります。

Twitterのアカウントを持っていることが条件くらいでしょうか。

 

締め切り2時間前!

しかし、私は「傍年句会2022」が開催されていることに、投句締め切りの2時間弱前に気が付きました。

2022年12月30日の21時00分が締め切りで、私は19時過ぎに気が付きました。

 

そこから慌てて2句を作りました。

短い時間に提出できるレベル(と自分で思える)句を2句も作る経験は、これまでなかったものでした。

なかなかに刺激的でしたが何とかなるものですね。

 

投句

投句しました。

先ほど書いたように、今回は2句出しです。

1句は季節を問わず今年の印象的な出来事を詠んだ句、もう1句は当季雑詠。

 

 

こちらが一覧です。

全38句ですから参加者は19名ですか。

年末だと何かと忙しいですし。

 

選評

選評。

 

21時00分から22時00分までの1時間で選句。

22時00分から23時00分までに選評です。

選評は時間外でも書けますけど、時間外ですと作者名がわかってしまうので、句会の選評として厳密にはという感じです。

 

どちらも時間が短く、私が普段参加しているネット句会より瞬発力が求められます。

いつもとは異なる「力」が求められる感じがあり、これはこれで刺激的で楽しいです。

 

俳号は「D」

私の俳号は「D」です。

最初に『傍点』さんの句会に参加して以来同じ俳号を使用しています。

『傍点』さんの句会システムはTwitterアカウントと連携して行っていることから、Twitterアカウント名の「頭文字」を使いました。

要するに当ブログの管理人名「dysdis(ディスディス)」の「D」です。

 

結果

結果も出ています。

 

 

という結果でした。

Togetterでも結果がわかります。

 

上位には入れませんでした。

 

皆さんもいかが?

この記事をご覧になって、投句したいと思った方はぜひ参加してください。

傍年句会2022は既に終わっていますから次回の句会に。

 

感想

「傍年句会2022」の感想です。

 

楽しかった

実は12月に入ってからネット句会はあまり参加していませんでした。

ネット句会は来年から再開しようと思っていたところに、「傍年句会2022」の情報を知り、急いで参加しています。

急遽でしたけど、その慌ただしさも師走らしくて、楽しめました。

ありがとうございます。

 

自分に合っている

『傍点』さんの句会は今回で2回目です。

今回特に思ったことは、『傍点』さんの句会は自分の性に合っているということ。

 

これは場合によりけりなのですが、句会に関して私はせっかちな性格なようで、すぐに結果を知りたいです。

他の句会では投句から数週間待たないと結果が出ません。

その間選句や選評はあるものの。

待っている時間が楽しみより、もどかしい想いの方が強いのですよね。

なので『傍点』さんのように投句開始から結果が出るまで数時間しかない句会の方が、私の性には合っているように感じています。

上に書きましたように、瞬発力が必要な場面もあって、そのときはハラハラしますけど。

 

自句

自句をご紹介しましょう。

2句ですね。

 

流星は昨夜の流星なぞるかな

 

私の、今年印象的な出来事の句です。

句にある「昨夜」は「よべ」と読みます。

意味は同じです。

 

流れ星を二日連続で見たので、そのことです。

今思うとあれは本当に流れ星だったのか、確信を持てないのですが。

 

こちらは並選を3名様からいただきました。

3点。

 

なんとなく値引きパン買う小晦日

 

もう一句。

こちらは当季雑詠の句。

 

季語の小晦日は「こつごもり」を読みます。

12月30日のことですね。

晦日は各月の最終日のこと、大晦日は最後の月の最終日のこと。

大晦日に対しての小晦日ということで12月30日ということみたいです。

 

この句は昨日2022年12月30日の実景です。

何となく気忙しく、午後に外に出ました。

自分の中にもっと「年末感」が欲しかったのか、特に用事もなく外出し、スーパーに入りました。

特に買いたいものはなかったのですが。

手ぶらで店を出るのもどうかと何か買おうとしていたところ、値引きシールの貼られたクリームパンに目が行き、それを買いました。

それだけの句です。

 

それだけの句ではありますけど、ある「狙い」をもって作っています。

それは、年末に誰もが感じているであろう押し迫った感覚、カウントダウン感と、賞味期限が迫っている感覚はどこか通じるものがある気がすることです。

1月1日になった瞬間に、つい今まで過ごしていた大晦日がどこか古ぼけたものに感じられる、あの感覚が食料品の賞味期限とどこか通じるのではという。

 

私の狙いに気が付かれた方がお一人いらっしゃって、しかもその方は特選もくださいました。

嬉しかったです。

 

こちらは6点でした。

2句合計9点ですね。

 

点数は集まらず

点数は全体の中位くらいではないでしょうか。

定位置感。

 

でも点数は近頃気にしていないですね。

最近毎回のように書いていますが、点数はあまり意味がない気がしています。

というのも、参加者の皆さんの俳句の力も価値観も人それぞれだからです。

俳句を詠む力と読む力は少し違うところにあると感じられることもあるでしょう。

 

例えば今回上位に入った句の中でも、私は選を採らなかった句は多くあります。

私にとってそれらよりもっとよい句が他にあると判断したということです。

でもそれは周りの方々の読む力がないからか、はたまた私の読む力がないからか。

それも判断する人の力や価値観によって変わってくるでしょう。

ですから、点数の多い少ないはあまり意味がないと感じています。

ただし点が全く入らなかった句、これは共通の理由があるかもしれません。

 

それはさておき、個人的にはこの2句を短時間で作れたことは少し自信になりました。

値引きパンの句の出来は自分の中ではかなりよかったです。

今年詠んだ句の中でも上位に入れてよいくらい。

狙いがお一人に通じたことも嬉しかったです。

ありがとうございます。

 

流星の句も悪くない感覚です。

流星の句をファンシーと評価された方がいて、ああそういう風に受け取る方もおられるのだなと感じました。

それがわかっただけでも参加した意味があった気がします。

 

おわりに

ということで、俳句同人『傍点』さんの「傍年句会2022」に参加したことと結果をお伝えした記事でした。

 

 

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