俳句同人「傍点」さんが「傍年句会2022会」を開催していました。
参加させていただきました。
記事作成現在、結果が出ています。
目次
俳句好き
テレビ番組の『NHK俳句』や『プレバト!!』はほぼ欠かさず観ています。
ここ数年は視聴だけでなく作句もしています。
俳句同人『傍点』を知る
俳句同人『傍点』を知りました。
この記事作成現在、ブログの記事にしていないのですが、少し前に『俳句は入門できる』という、芥川賞作家である「長嶋有」さんの書籍を購入しました。
長嶋さんは2019年度に『NHK俳句』の選者を務めていらしゃいました。
そのことを当ブログにも書いていますね、上にリンクを貼った記事がそれです。
長嶋さんの著作を読んだことがなかったので興味があり買ってみました。
本の中で、長嶋さんご自身が立ち上げた俳句同人『傍点』が存在することを知ります。
著作にTwitterでの活動などが書かれていたことから、検索をかけたところ『傍点』のTwitterアカウントを見つけました。
上に貼ったリンクが『傍点』のTwitterアカウント「@bouten_haiku」です。
傍点の同人誌の創刊号が発売されていました。
傍点 第二回傍議院議員選挙句会
その傍点さんが2022年夏に開催されていた「傍点 第二回傍議院議員選挙句会」に参加しました。
2022年7月10日に行われる第26回参議院議員通常選挙にあわせて、ネット上で句会をしようということみたいです。
簡単に言うと「投票を『吟行』する」のですね。
参加しようとしていることと、参加した結果は以前当ブログに書いています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
傍年句会2022
2022年12月末、その傍点さんが「傍年句会2022」を開催していました。
句会の様子や私の投句、結果などは上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
傍点 桜句会2023
2023年3〜4月は「傍点 桜句会2023」が開催されていました。
参加したときのこと、句会ルールなどは以前当ブログで記事にしています。
あわせてご覧になってください。
結果発表
2023年4月9日、結果が出ました。
【傍点 桜句会2023】三席 16点
— 傍点 (@bouten_haiku) 2023年4月9日
Dこと、dysdis(ディスディス)さん @dysdis
桜散る狭き花壇を広げつつ 0点(特0 並0 )
花冷やモトオットなる棘ひとつ 1点(特0 並1 )
花の朝二度目の駅の馴れ馴れし 6点(特0 並6 )
ラーメンの油膜は淫ら遅日光 9点(特4 並5 )#傍点 #boutensakura_kukai
私は三席でした。
16点。
ありがとうございます。
感想
2023年4月「傍点 桜句会2023」の感想です。
楽しい
最初に出てくる感想は「楽しい」です。
皆さんが盛り上げようと積極的に関わることで、ネット句会では出にくいワイワイガヤガヤ感がよく出ています。
この傍点 桜句会2023をまとめた『togetter』をご覧いただければ伝わるでしょうか。
上にリンクを貼ったwebページがそれ。
この雰囲気は他のネット句会ではなかなかないかもしれません。
少なくとも私が知る限りでは他にないですね。
私ははっちゃけるタイプではないので控えめにしていますけど、皆さんが楽しそうにしている様子を見て、こちらも楽しくなっています。
皆さんお疲れ様でした!
— dysdis(ディスディス) (@dysdis) 2023年4月9日
はぁ〜楽しかった〜#boutensakura_kukai pic.twitter.com/MsVj3i9Fv4
傍点さんに参加しますと、そんな私でもついつい感想をTwitterに漏らしたくなります。
選評が楽しい
楽しいのはその句会の雰囲気だけではありません。
皆さんの「選評」が読むことが楽しいです。
先ほど私の結果を載せました。
でも何位か、その順番はあまり興味がありません。
句会としては順位付けで盛り上げていますけど、私はそこに傍点句会の楽しさを見出してはいないですね。
では何に楽しさを見出しているかといいますと「選評」です。
皆さんの、特に傍点さんの中心を担っていらっしゃるであろう方々の読解が鋭くて、しかもそれを文章にするのがとにかく上手です。
自分の読みと文章が稚拙すぎるのかもしれませんけど。
今回の私の句も、皆さんの選評によって魅力的になっていました。
特に上にある4句のうちラーメンの句は。
傍点句会の皆さんの鑑賞によって、ラーメン句が初めて完成した感すらあります。
実際のところ、私の作句時の意図とは異なる解釈も多くありました。
でも正解なんてないですからね。
あるとしたらそれは読者それぞれの中にあります。
俳句の鑑賞は作者の意図を言い当てることではない、それを今回改めて感じました。
好意的・建設的な鑑賞
私のラーメン句でそうだったように、より良く引き立てようと皆さんが好意的に建設的に鑑賞をしていらっしゃいます。
それこそが傍点句会の一番の魅力ではないでしょうか。
私も傍点の主要メンバーさんのような鑑賞をしたいです。
句会に参加するということは、自分も句会を作っているのだという意識を持てということでもあるでしょう。
その意識を傍点さんではより強く持てます。
句会の中には俳句を始めたばかりの方も、句会に慣れていない方もいらっしゃるかもしれません。
傍点さんのような好意的な建設的な鑑賞で、そういう方々の背中を押す、そういう意味合いも句会にはあるのではないかと思います。
そういうやり方が必ずしも成長を促すかはわかりません。
でも厳しく接することだって必ずしも成長を促すとは限らないでしょう。
それなら皆が気持ちよく句会を終えられるよう、それぞれがちょっとずつ歩み寄れたら素敵ではないかなと思うわけです。
その意識が傍点の主要メンバーさんには備わっているのでしょう。
冒頭にも書いたように、そここそが傍点の一番の魅力になっているかもしれません。
皆さんもいかが?
この記事をご覧になって、投句したいと思った方はぜひ参加してください。
傍点 桜句会2023は既に終わっていますから次回の句会に。
本日4/9より【傍点 傍一地方選挙句会】が開催です。
— 傍点 (@bouten_haiku) 2023年4月9日
4月9日(日)・23日(日)の統一地方選挙に各自が行って投票。それを元に句作、句会を行います。
投句日は4/23(日)となっております。#傍点 #boutensakura_kukai
【傍点 傍一地方選挙句会】 は、傍点同人に限らず「投票した方ならどなたでも(期日前投票でも可)」参加できます。
— 傍点 (@bouten_haiku) 2023年4月9日
詳しい日程等は、投句システム「ねたあとに 」でご確認ください。https://t.co/avsQ93lYFb
どうぞよろしくお願いいたします!#傍点 #boutensakura_kukai
傍点さんでは「傍点 傍一地方選挙句会」が開催されています。
記事作成現在、投句を受付中です。
興味を持たれた方はぜひご参加ください。
私も参加する予定です。
というか投句を済ませています。
おわりに
ということで、俳句同人『傍点』さんの「傍点 桜句会2023」の結果をお伝えした記事でした。