ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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最終回!アニメ『銀河鉄道999』113話青春の幻影・さらば999(後編)を視聴。原作との違いを中心に感想を書きました

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2020年7月5日より『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『銀河鉄道999』が放送されています。

2022年9月25日の放送は第113話「青春の幻影・さらば999(後編)」でした。

この113話が最終回でした。

とうとうこのときが来ました。

 

目次

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『銀河鉄道999』

『銀河鉄道999』についてです。

 

『銀河鉄道999』(ぎんがてつどうスリーナイン、Galaxy Express 999)は、松本零士作のSF漫画、およびそれを原作としたテレビアニメ番組、アニメ映画である。

 

- 銀河鉄道999 - Wikipedia

 

銀河鉄道999のWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

アニメ『銀河鉄道999』

アニメ版『銀河鉄道999』についてです。

 

銀河鉄道999

フジテレビ系列で、1978年9月14日 - 1981年3月26日に全113話 + テレビスペシャル3話が放送され、翌1982年に総集編が放送された[注 1]。東映動画製作。文化庁推薦作品。

 

- 銀河鉄道999 (アニメ) - Wikipedia

 

銀河鉄道999 (アニメ) のWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

tvk『銀河鉄道999』再放送

2020年7月5日より『tvk(テレビ神奈川)』にて、アニメ版『銀河鉄道999』の再放送が始まりました。

 

www.tvk-yokohama.com

 

放送日は毎週日曜日、放送時間は23:00から23:30です。

 

dysdis.hatenablog.com

 

放送が開始されるときにも当ブログで記事にしています。

 

dysdis.hatenablog.com

dysdis.hatenablog.com

dysdis.hatenablog.com

dysdis.hatenablog.com

 

アニメ10話「トレーダー分岐点(後編)」と16話「螢の街」、48話「永久戦斗実験室(後編)」、60-61話「大四畳半惑星の幻想」、96話「フライング・クロ 前編」、111話「惑星こうもり」の感想も書いています。

 

第113話「青春の幻影・さらば999(後編)」

2022年9月25日、tvkでは第113話「青春の幻影・さらば999(後編)」が放送されました。

最終回です。

 

第112話 青春の幻影 さらば999 前編

第113話 青春の幻影 さらば999 後編

 

あらすじ

113話のあらすじです。

 

機械の身体を拒絶した鉄郎は、プロメシュームによって999もろともブラックホールに葬られようとしていた。そしてメーテルもまた、父・バンに協力したせいで反逆者の烙印を押されて投獄されてしまう。

脱獄し、999の窮地を救うメーテル。メーテルと合流した鉄郎h,父のペンダントに仕込まれたエネルギーカプセルがプロメシュームを滅ぼす手段だと聞かされ…!!

 

録画データの番組説明に上記引用部のように書かれています。

 

感想

感想です。

 

最終話

最終話を迎えました。

tvkの再放送始まってから2年ほどですか、長かったような短かったような、いや長かったですね。

「惑星こうもり」の感想記事に書いたと思いますが、スリーナインは中盤以降の「中だるみ」感が強かったです。

しかし完走を果たした今、ようやく終わったことへの安堵と、終わってしまったことへの寂しさを同時に覚えます。

 

昔のアニメは、近ごろのアニメ作品のように1〜2クールで終わるものは少なく、年単位で放送されるものがほとんどでした。

先ほど中だるみと書きましたけど、昔のアニメはそういったものを含めて楽しむものだったなぁと、今回スリーナインを観て改めて懐かしく思いました。

スリーナインを通して視聴したのは今回が初めてでしたが、それでも共通した「昔のアニメの香り」をしかと感じられ、懐かしかったのです。

 

アニメの内容は原作と同じか

アニメ版スリーナイン最終話の内容は、原作漫画の最終話と同じだったか。

「肝」の部分は同じだったと思います。

 

dysdis.hatenablog.com

 

例えば、鉄郎が機械化人間になるのか生身のままでいるのか、その最終的な選択は同じでした。

決断を下した後、プロメシュームはどうなったか、鉄郎とメーテルはどうしたか、これらもほぼ同じでした。

 

その他、違う部分は多くありました。

細部はほとんど違うと言って差し支えないレベルですね。

 

話が違った理由は、原作とアニメとでは終着駅前から話が違いますから、「惑星こうもり」までの話との整合性を設けるためということがあるでしょう。

あえて原作と違うことを描いて、当時の原作ファンの人にもアニメを観てもらおうとする製作サイドの思惑も、違いに大きく関係しているかもしれません。

アニメは最終話を前後編の2週分に分けていたこともあって、30*2分の尺にきちんと収めるためにあれこれと回り道を設ける必要があった、これもありそうです。

 

具体的な違いを書きますと、例えば、原作ではメーテルは即座に「最後の行動」を実行に移していましたけど、アニメでは行動に移すまでの葛藤を入れていました。

原作ではメーテルが✗へ投げ入れた例のアイテムは、アニメではメーテルが自力では投げ入れられませんでした。

アニメでは一貫してメーテルのプロメシュームへの未練や執着が、原作よりも強く感じられました。

 

鉄郎も、原作では機械の身体になることを一旦は受け入れましたけど、アニメでは帝国に暮らす機械人間たちの生き様を目の当たりにして機械人間になることを拒否する姿勢を示していました。

アニメでは機械化を拒否する態度をとった鉄郎が、プロメシュームの怒りを買って999ごとブラックホール送りにされましたが、原作にそのようなシーンはありません。

鉄郎がメーテルに裏切られたと感じる描写も、アニメでは入れています。

 

ラスボスである「プロメシューム」は、デザインが大きく異なりました。

原作では彼女のビジュアルは○部だけで、○ー○○と表裏一体の姿をしていましたが、アニメでは少なくとも外見は人間の姿をしています。

 

原作ではメーテルが投げ入れた、アニメでは鉄郎が撃ち落とした、例のアイテムが落ちた先にある「炉」のようなものと思いますが、あの中に何が入っていたか。

これは原作にははっきりと描かれていましたけど、アニメでは明確な描写はなかったと思います。

 

等々、違いは多く見られました。

ここまで挙げなかった、機械化人間を含めた登場人物も全然違いますし。

 

覚え違えをしていたり間違った解釈をしたりしていたら申し訳ありません。

 

第113話 青春の幻影 さらば999 後編

 

原作とアニメのどっちが面白かったか

原作とアニメの最終回の、どちらが面白かったか。

 

dysdis.hatenablog.com

 

私は先日漫画の最終回も読みました。

どちらがよかったかと聞かれれば原作の方がよかったです。

でも、アニメでも肝心なところ、つまり鉄郎の選んだ道は同じだったので、大きな違和感を覚えず観ることができました。

アニメは原作のパラレルと捉えることにして。

 

ただ、原作最終コマのあの鉄郎から伝わってくる、絶対的な「虚無感」みたいなものはアニメからは感じられませんでした。

読後・視聴後の余韻は原作の方が圧倒的に残りますね。

アニメは終わりを劇的に演出したがっている、視聴者を感動させようと演出する意図がありありと伝わってきます。

それが駄目ということではなく、原作とは描写の方向性が異なる印象を持ちました。

 

来週からは何が放送される?

2年余続いたアニメ『銀河鉄道999』の再放送が終わりました。

次週から同じ時間に何が放送されるか、こちらが気になりますよね。

私も気になったので最終話の画面を注視していたところ、最終盤にテロップが出ました。

 

らんま1/2 (1) (少年サンデーコミックススペシャル)

 

次週よりこの時間は「らんま1/2」をお送りします

 

上記引用部のテキストが画面下に表示されました。

 

らんまはこれまでも、日曜の夜にtvkで再放送されていました。

何時台でしたっけ、21時台だったでしょうか。

それが23時00分にスライド、お引越しすることで対処するみたいです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

番組表を確認したところ、今までらんまが放送されていた時間帯は『北斗の拳』を1話多く、一週に2話分放送するようでした。

少なくとも来週は、ですけど。

 

おわりに

ということでアニメ『銀河鉄道999』の113話「青春の幻影・さらば999(後編)」を視聴し、最終回を迎えた感慨などを書いた記事でした。

 

本作アニメはAmazonでも観られるみたいです。

こちらもぜひ。

 

 

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