ディスディスブログ

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花岡の本性!朝ドラ『虎に翼』4週「屈み女に反り男?」18話を視聴した感想です

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NHK連続テレビ小説『虎に翼』は2024年4月1日から始まりました。

2024年4月22日からは第4週「屈み女に反り男?」が放送されています。

2024年4月24日水曜日、虎に翼18話を視聴した感想を書いています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

朝ドラ『虎に翼』

朝の連続テレビ小説は2024年4月1日から『虎に翼』が始まっています。

 

www.nhk.jp

 

公式webサイトです。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。

 

【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
【主題歌】「さよーならまたいつか!」米津玄師
【語り】尾野真千子
【キャスト】伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作
/ 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴
/ 松山ケンイチ 小林 薫

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。

 

NHKプラス

 

4週「屈み女に反り男?」

2024年4月22日月曜日から朝ドラ『虎に翼』は第4週「屈み女に反り男?」が放送されています。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

『虎に翼』の公式Xアカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています。

 

相関図

相関図です。

 

 

こちらも公式Xより。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

虎に翼18話の感想

朝ドラ『虎に翼』18話の感想です。

 

ハイキング

第4週から昭和10年(1935年)になりました。

 

ヒロイン「猪爪寅子」は「名律大学」の女子部法科を卒業して、明律大学法学部、いわゆる「本科」に進学しています。

男装をしている「山田よね」、華族のお嬢様で女子の憧れの的「桜川涼子」、寅子の一歳年上で夫子のいる「大庭梅子」、朝鮮からの留学生「崔香淑」も皆進学。

先輩の、リーダー的存在の「久保田聡子」と打たれ弱い「中山千春」の2人も先に本科へと進学しています。

 

この間に法改正により、女性が弁護士資格を取得できるようにもなっています。

 

本科では、「花岡悟」や「轟太一」、「小橋浩之」といった男子学生と、表向き仲良くなっています。

梅子の家庭の事情が明らかになりつつ。

また、寅子たちファイブウィッチズと男子生徒とで「ハイキング」に行くことになり、というところまでが火曜日。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

花岡はどっちだ?

「女ってのは優しくするとつけ上がるんだ、立場をわきまえさせないと」

 

花岡はこう言っていました。

が、靴ずれをした自分を介助してくれ、どういう人か測りかねている寅子。

 

光三郎

ハイキングには、梅子が8歳の三男坊を連れてきました。

名を「光三郎」といいます。

子のうち光三郎だけが、まだ梅子から離れていないのでしょう。

家で孤立しているであろう梅子の唯一の拠り所なのかも。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

小橋のやろう

ハイキングでは今のところ楽しそう。

しかし、小橋のやろうが言いやがりました。

それと坊主頭のあいつが。

 

徹男は女遊びをしいる(妾がいる)と。

徹男とは梅子の夫です。

 

信じられない

小橋のその発言は光三郎がいる前でのことでした、信じられません。

寅子も信じられないという表情で、光三郎を抱き、小橋たちの言葉を制します。

 

小橋たちの言ったことが喩え事実だとしたって、言っていいことと悪いことがありますし、言う場所、言うタイミング、言う相手を選ぶべきですよねぇ。

そういうことが許容されてしまう価値観が、昭和初期にはまだ普通にあったということなのでしょうけど。

いや今もありますか、人にもよるでしょうし。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

梅子の家庭環境

梅子の夫に妾がいる可能性は、月曜日と火曜日の様子から、私も感じていました。

梅子が見せた「スン顔」で。

あの夫婦は覚めきっているのだろうと。

 

そして、火曜日に見せた長男の、母・梅子に対する冷淡な反応。

上にも書きましたように、彼の態度から家庭内でも梅子はほぼ孤立しているものと思われます。

今唯一の拠り所は三男の光三郎なのでしょう。

次男もでしょうか。

そんな光三郎もいずれは長男のようになってしまうのか、その先の梅子を思うとという。

 

花岡が

花岡の本性がわかりました。

小橋や坊主頭もです。

 

寅子たちは「女性なのに」法律を学ぶ特別な人たちだから、彼女らを最大限尊重して特別扱いを「してやっている」。

 

そういう心持ちで、あの紳士的な振る舞いをしてきたようです。

女を端から見下していたということ。

 

女遊びをしていた大庭についても、仕事でも家庭でも大いに貢献している人だから、女遊びくらいの息抜きは必要だとか何とか言っていて、その「傲慢」さも寅子を不快にさせていて。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

花岡が!

ハイキング中、花岡が足を滑らせ、崖から落下しました。

崖というか小さな丘の頂上というか。

 

滑らせてというか、上に書いた「特別扱いを『してやっている』」ことで、寅子の言い合いになり、興奮した寅子に何度か突き飛ばされ、その都度彼は崖側へ追いやられていました。

寅子が直接な原因ではないですが、遠因ではありそうです。

 

花岡は病院に運ばれて治療中。

入院するほどではなさそうですが、詳しい症状は18話内では明らかにされず。

 

ちなみに花岡は母親を亡くしているようでした。

それも何か今後の物語に絡んでくるのでしょうか。

 

第4週「屈み女に反り男?」 (16)

 

梅子が学ぶ理由

病院の待合室で、自分の家庭環境が皆にバレてしまった梅子が、身の内話を始めました。

 

大学へは夫と「離婚」するために通っているそう。

離婚をして、そして子の「親権」が欲しいから。

 

当時の民法では、離婚して元夫の家を出たら、元妻に親権が渡されることはない。

それはわかっているけれど、やらなければいけない。

今は駄目でも、既に心が離れている長男は無理でもという。

 

そういう理由がありましたか。

よねと涼子の事情は第3週でわかりましたが、梅子と香淑はまだわからなかったです。

 

そんな自分を好きでいてくれている

長男を既に諦めてしまっている自分が嫌な女だと梅子は言います。

そんな妻としても母としてもうまくやれず、誰からも愛されない(と思っている)私を、寅子たちは好きでいてくれている。

だから家庭環境や学ぶ理由を寅子たちい言わないでいたようです。

 

彼女自身も昭和初期の価値観や柵に縛られているのですね。

 

もちろん寅子たちは、元々梅子を駄目な女などと思っていませんでしたし、家庭環境や学ぶ理由を知ったからといって評価や態度を変えるような人間ではありません。

 

見逃し配信あります

朝ドラ『虎に翼』は見逃し配信があります。

 

 

AmazonからでもNHKオンデマンドの契約が可能で、同「Fire TV」では『NHK+』を視聴できます。

 

NHK+だけでなくTVerやU-NEXT、DAZNも。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『虎に翼』の第4週水曜日分を視聴した感想を書いた記事でした。