ディスディスブログ

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直言は認める認めない?朝ドラ『虎に翼』5週「朝雨は女の腕まくり?」23話を視聴した感想です

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NHK連続テレビ小説『虎に翼』は2024年4月1日から始まりました。

2024年4月29日からは第5週「朝雨は女の腕まくり?」が放送されています。

2024年5月1日水曜日、虎に翼23話を視聴した感想を書いています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

朝ドラ『虎に翼』

朝の連続テレビ小説は2024年4月1日から『虎に翼』が始まっています。

 

www.nhk.jp

 

公式webサイトです。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

連続テレビ小説「虎に翼」。主演は伊藤沙莉。日本史上初めて法曹の世界に飛び込んだ、一人の女性の実話に基づくオリジナルストーリー。困難な時代に立ち向かい、道なき道を切り開いてきた法曹たちの情熱あふれる姿を描く。

 

【作】吉田恵里香
【音楽】森優太
【主題歌】「さよーならまたいつか!」米津玄師
【語り】尾野真千子
【キャスト】伊藤沙莉 / 石田ゆり子 岡部たかし 仲野太賀 森田望智 上川周作
/ 土居志央梨 桜井ユキ 平岩 紙 ハ・ヨンス 岩田剛典 戸塚純貴
/ 松山ケンイチ 小林 薫

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。

 

NHKプラス

 

5週「朝雨は女の腕まくり?」

2024年4月29日月曜日から朝ドラ『虎に翼』は第5週「朝雨は女の腕まくり?」が放送されています。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

『虎に翼』の公式Xアカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています。

 

相関図

相関図です。

 

 

こちらも公式Xより。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

虎に翼23話の感想

朝ドラ『虎に翼』23話の感想です。

 

嘘の証言

第4週から昭和10年(1935年)になりました。

21話からはその10月。

 

ヒロイン「猪爪寅子」は「名律大学」の法学部、いわゆる「本科」の1年生。

男装をしている「山田よね」、華族のお嬢様で女子の憧れの的「桜川涼子」、寅子の一歳年上で夫子のいる「大庭梅子」、朝鮮からの留学生「崔香淑」も一緒。

先輩の、リーダー的存在の「久保田聡子」と打たれ弱い「中山千春」の2人も先に本科へと進学しています。

本科で合流した「花岡悟」や「轟太一」、「小橋浩之」といった男子学生、少なくとも花岡と轟からは認められています。

 

現在は寅子の父・直言たち16名が贈賄の容疑で逮捕された「共亜事件」の渦中。

逮捕から4ヶ月後、直言は予審で罪を認めて家に戻ってきています。

予審の調書に書かれた直言の証言と、母・はるが結婚後30年毎日つけている日記の直言の行動が一致していない箇所が多くあることに気がついた寅子。

直言にそのことを追及し、直言は検察の取り調べに耐えかねて嘘の証言をしたことを認めましたが、それが上司からの指示であるから証言を覆さないと言います。

直言の弁護を引き受けてくれた穂高にそれを報告。

すると、穂高は他の被告たちの弁護人らを集めて、裁判で被告全員の無罪を主張すると言います。

ここまでが火曜日。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

無罪主張の頼みの綱

無罪を主張する頼みの綱は、寅子が見出した「調書内容の誤り」です。

事実とは異なる調書から導き出された裁定などは信頼に足りないということでしょう。

 

裁判で裁判官にそれを認めさせるためには、はるが記した日記の内容が事実であるという証拠を提示する必要があるはず。

穂高たちはどうするのか。

 

帝都新聞

寅子は『帝都新聞』の記者を見かけます。

記者「竹中」に、調書の内容に誤りがあることを記事にして欲しいと嘆願します。

 

竹中は、寅子が女子部法科に進学したときに、女性が弁護士になろうとすることを揶揄する記事にしたり、法廷劇での騒動を面白おかしく記事にしたりした、あの記者。

 

寅子たち猪爪家は、世間からの風当たりが強いです。

記事にして事がより大きくなって、これで敗訴したら大変なことになりそう。

それでもあえて自ら事を大きくして、相手の逃げ道を塞ぐつもりなのでしょう。

そのくらいの覚悟をもって臨まないと勝てない、難しい裁判であるとも言えそうです。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

忠告を受ける

話を聞いた竹中は、寅子に「忠告」をします。

危険なマネはするなと。

危険とは身に危険が及ぶ、ということです。

 

政府や官僚を相手に裁判をするということはどういうことかと。

2024年の今だも、そういうことは全くない訳ではないのかもしれません(私たちに伝わっていないだけで)し、昭和初期ともなれば尚さらなのでしょう。

 

竹中は取り合ってくれませんでした。

が、その話を聞いていた、他の新聞社の記者でしょうか、その人が記事にしていました。

 

寅子が花岡が

竹中の忠告のとおり、その後、寅子や花岡たちに、怪しい男の手が及びます。

 

寅子たちは襲われましたが、竹中が現れ、助けてくれました。

そしてこれ以上動くとタヒぬぞと、改めて警告を受けました。

 

話を聞いた穂高たち弁護士たちからも、動かないよう忠告を受けます。

自分だけならまだしも、いやよくないですが、家族だけでなく、梅子たち仲間にも手が及びかねないと言われると、さすがに動けなくなりますね。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

公判

公判が始まりました。

 

直言は顔色が優れません。

ただでさえ緊張するでしょうに、その上何やら検察官の「日和田」の存在が、直言をより不安定にさせている様子。

 

どうやら直言は逮捕拘束中に、日和田から取り調べを受け続けている際に、彼の圧迫するような執拗な詰問に対して、重い精神的な負担を覚えてしまったようです。

それが彼の扇子の音とリンクしていて、扇子の音を聞くと拘束時のことがフラッシュバックして、という。

 

直言は罪を認めるのか?

直言が裁判で、罪を認めるかどうか。

それは明日24話で明らかになりそうです。

 

しかし、23話の終盤に、直言が発言をする前に、寅子を一瞥、向き直るときに「ごめんな、寅」と一言漏らしています。

 

この「ごめん」がどちらなのか。

上に書いたような、寅子に危ない想いをさせたことを謝って、これ以上寅子に辛い想いをさせたくないから、罪を認めないのか。

危ない想いをさせてしまって申し訳ないが、それでも家族には犠牲になってもらい、上司や組織を守るために罪を認めるのか。

このどちらにも受け取れる23話の終わり方でした。

 

どっちでしょうね。

『あさイチ』でも、博多華丸さんと、大吉さん&鈴木奈穂子アナとで意見が分かれていましたが。

私としてもやはり、罪を認めないで欲しいです。

でも精神的に参ってしまっている直言が強い気持ちでいられるかと思うと、認めてしまう可能性も大いにあるだろうと思います。

ん〜、明日が待ち遠しい。

観たいような観たくないような、ですが。

 

第5週「朝雨は女の腕まくり?」 (21)

 

見逃し配信あります

朝ドラ『虎に翼』は見逃し配信があります。

 

 

 

AmazonからでもNHKオンデマンドの契約が可能で、同「Fire TV」では『NHK+』を視聴できます。

 

NHK+だけでなくTVerやU-NEXT、DAZNも。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『虎に翼』の第5週水曜日分を視聴した感想を書いた記事でした。