レッドブルF1の「クリスチャン・ホーナー」が、第7戦「エミリア・ロマーニャGP」後に、「セルジオ・ペレス」に対して「マックス・フェルスタッペン」をサポートする必要があると警告しているようです。
目次
第7戦エミリア・ロマーニャGP
F1の2024年シーズン第7戦「エミリア・ロマーニャGP」が2024年5月17日から開催されました。
結果と感想は以前当ブログで記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
セルジオ・ペレス
レッドブルのメキシコ人ドライバー「セルジオ・ペレス」は、エミリア・ロマーニャGPを、予選11位からスタートし3つ順位を上げ8位で終えています。
ペレスは優勝したチームメイトのオランダ人「マックス・フェルスタッペン」に対して54秒差をつけられていました。
ホーナーが警告
レッドブルのチーム代表「クリスチャン・ホーナー」がレース後、ペレスがマックス・フェルスタッペンをサポートする「必要性」について、SkyF1にコメントしています。
予選後に事実上調子を崩してしまったのはチェコにとって残念だった。
我々は逆の戦略を実行した。彼は最終的に8位を獲得し、レース前の分析では理論上は7位が最高だった
2台のフェラーリと2台のマクラーレンが一緒にいるのと同様、マックスをサポートしてくれる彼が明らかに必要だ。
彼は今週末を除き、今年ずっと良いスタートを切れたと思うが、今回は異常だった。
彼はとてもとても力強かったし、彼のアプローチはよりリラックスして、マックスがやっている事にはあまり焦点を当てず、自分自身だけに集中していたし、彼はそれに応えてくれたと思う。
モナコへ向けて
2024年5月24日から第8戦モナコGPが始まります。
ペレスは毎年のようにヨーロッパラウンドで調子を落とす傾向にあり、イモラでそれを証明してしまっているようでもあります。
ホーナーがその点についても触れています。
些細なことだ。彼はモナコでは常にうまくいっているので、様子を見てみよう。
カレンダーは24レースある。彼は今年素晴らしいスタートを切った。
彼のアプローチは非常に強力だったが、今年はアプローチを少し変えている。
今日(エミリア・ロマーニャGP)の結果は昨日の予選で決まってしまった。
とのこと。
契約更新や移籍について
今年、ドライバーの移籍市場が活発な動きを見せています。
今季いっぱいでレッドブルとの契約が満了するペレスにとっても、不透明な時期に来ているのではという質問に対しても。
ドライバー市場全体はうまく機能しつつある。
我々は自分たちがどこにいるのか、どこに選択肢があるのかを正確に把握している。
適切なタイミングが来たら、我々は自分たちの将来について決定を下す。
チェコはいつもとても率直に接してくれるから、それが問題になるとは思っていない。
とのことです。
誤役御免。
感想
感想です。
信頼を見せているけど、交替について完全な否定もしていない感じです。
マクラーレンとフェラーリがレッドブルに迫ってきて、さらにVCARBの角田裕毅の評価が急上昇している現状、ペレスの尻に火がつく状態に入っていそうです。
昨季のような「スランプ」(私は衰えと思っていますが)が再びやって来ているのだとすると、他のドライバーにシートを奪われるかもしれません。
それがシーズン中にあるかはわからないものの。
ストリートサーキットが得意と言われているペレスですが、昨年はモナコでクラッシュをしていますし、Q1で敗退しています。
常にうまくいっている、というホーナーのコメントは正しいものではありません。
わかっていて、あえて言及を避けたものと思われます。
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おわりに
ということで、クリスチャン・ホーナーがセルジオ・ペレスに対してフェルスタッペンをサポートする必要性を忠告したとの報道について感想を書いた記事でした。