F1の2024年シーズン、2024年5月4日から第6戦「マイアミGP」が開催されています。
アメリカですね。
2024年5月5日日曜日に行われたスプリントレースにて、ハース所属の「ケビン・マグヌッセン」が計35秒ものペナルティを受ける暴挙を行っています。
マグヌッセンの暴挙に対してライバルチームの一つマクラーレンの代表やドライバーが意見を言っています。
目次
2024年F1ラインナップ
2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
- チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アストンマーチン(メルセデス):フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
- アルピーヌ(ルノー):ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
- ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
- キックザウバー(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
- ビザ・キャッシュアップ・RB(ホンダRBPT):ダニエル・リカルド、角田裕毅
- ハース(フェラーリ):ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。
ステークF1チーム・キック・ザウバー(キックザウバー)とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。
第6戦マイアミGP
F1の2024年シーズン第6戦「マイアミGP」が2024年5月4日から開催されています。
コースはアメリカ合衆国フロリダ州「マイアミ・インターナショナル・オートドローム」。
スプリント&予選
2024年5月5日はマイアミGPのスプリントと予選が行われました。
結果と感想は以前、当ブログに記事にしています。
上にリンクを貼った記事がそれ。
マグヌッセンの行為
スプリントレースで、ハース所属のデンマーク人「ケビン・マグヌッセン」のしでかした「行為」が話題になっています。
It's not *quite* the route through that chicane you're supposed to take... 😳#F1Sprint #MiamiGP pic.twitter.com/dIOReeVYmK
— Formula 1 (@F1) 2024年5月4日
And THROUGH GOES TSUNODA!
— Formula 1 (@F1) 2024年5月4日
Re-live all the highlights from the #F1Sprint in Miami 👇#F1 #MiamiGP
It all got a little spicy for the final points-paying spot 🌶️#F1Sprint #MiamiGP pic.twitter.com/3slN3cgt9S
— Formula 1 (@F1) 2024年5月4日
コース外を走ったことでアドバンテージを受けたとして、10秒加算ペナルティが計3回で30秒ペナルティ。
さらにトラックリミット違反もあり5秒が加算され、トータル35秒ペナルティと判定されています。
アンチレース、もはやレースでもモータースポーツでもありません。
マクラーレンがコメント
そんなケビン・マグヌッセンの行為に対して、ライバルチームの1つマクラーレンのチーム代表とドライバーがコメントをしています。
ソースはPLANETF1など。
以下、誤役御免。
アンドレア・ステラ
チーム代表「アンドレア・ステラ」。
私とって本件は比較的単純だよ。
他のライバルチームに損害を与えるという点で、意図的な行為があったというケースだからね。
この行為は一つのレース内で永遠に続き、またシーズンにわたって繰り返される。どうしてペナルティが累積されるのだろう?ペナルティは指数関数的にすべきだ。
(ペナルティは)5+5+5=15になる訳じゃない。5+5+5=、君は週末を家で団らんし、自らのスポーツマンシップを振り返ってから、計算し直す必要があるかもしれない。
そして、君がライバルチームに対して忠実で、公正で、スポーツマンらしくなったと我々が見えるならば、君はこのビジネスに留まり続けることができる。(そのくらい)全く容認できないことだ。
オスカー・ピアストリ
マクラーレンのドライバー「オスカー・ピアストリ」も意見しています。
レース後に彼のコメントを読んだんだけど、彼は全てのペナルティを受けた上でそれは「当然だ」と言っていた。
ペナルティを受けたドライバーが、自らに全ペナルティが課せられるのは当然だと主張しているのだと思うけど、それが彼らの選んだ手段なのだろう。このことは誰にとってもあまりよい前例にはならないよ。
ペナルティを受けて「まぁちょっと五分五分だった」とか「よく頑張った」とか言うことと、これだけ多くのペナルティを受けて『ああ、自分にはそのすべてに値する』と言うのは別のことだと思う。(自分の考えは?)かなり普通なことと思う。あり得ないよ。
これは非常に危険な前例になるし、もう少し厳しく取り締まる必要があると思う。
感想
感想です。
意図的なものと認めたということです。
これは今までと大きく異なる発言でしょう。
私もステラの言う通り、意図的な複数のペナルティはただ足すのではなく、掛け算など別の方法を採った方がいいと思います。
あるいはドライブスルーや黒旗など、レース中にレースに直接に干渉できるペナルティに。
もっと言えば、チームやチーム代表にも重いペナルティを課すべきと考えます。
チームがドライバーに仕向けた可能性が高いからです。
あれだけ意図的にチームぐるみで脱法行為をやられると、もはや加算は意味をなさなくなりますからね。
どうせ最下位なんだからと、やりたい放題になる。
ピアストリの意見もごく普通の感覚と思います。
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おわりに
ということで、F1の2024年第6戦マイアミGPスプリントでのケビン・マグヌッセンのペナルティに関するマクラーレンのコメントについてあれこれ書いた記事でした。