ディスディスブログ

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【F1】第5戦中国GPでの角田裕毅に対するマグヌッセンとハース代表のコメント【2024】

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F1の2024年シーズン、4月19日から第5戦「中国GP」が開催されました。

 

2024年4月21日日曜日に行われた「決勝」レースで、ビザキャッシュアップRB所属の日本人「角田裕毅」は、共に他車に追突されたダメージにより走行不能に陥り、リタイアしています。

 

角田に追突した「ケビン・マグヌッセン」と、マグヌッセンの所属チームの代表の、レース後のコメントが怒りを通り越して笑えました。

 

目次

 

2024年F1ラインナップ

2024年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。

以下、敬称略で失礼します。

 

F1 (エフワン) 速報 2024 オフシーズン情報号 [雑誌] F1速報

  • チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
  • レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
  • メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
  • フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
  • マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
  • アストンマーチン(メルセデス):フェルナンド・アロンソ、ランス・ストロール
  • アルピーヌ(ルノー):ピエール・ガスリー、エステバン・オコン
  • ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
  • キックザウバー(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
  • ビザ・キャッシュアップ・RB(ホンダRBPT):ダニエル・リカルド、角田裕毅
  • ハース(フェラーリ):ニコ・ヒュルケンベルグ、ケビン・マグヌッセン

 

色を変えたドライバーが新加入です。

オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。

2024年シーズンのドライバーラインナップは2023年から変わりないようです。

ステークF1チーム・キック・ザウバー(キックザウバー)とビザ・キャッシュアップ・RBは、2023年までそれぞれアルファロメオとアルファタウリのチーム名で参加していました。

 

DAZN

 

第5戦中国GP

F1の2024年シーズン第5戦「中国GP」が2024年4月19日から開催されています。

 

決勝

2024年4月21日は中国GPの決勝が行われました。

 

dysdis.hatenablog.com

 

結果やその感想については、以前当ブログで記事にしています。

上にリンクを貼った記事がそれ。

あわせてご覧になってください。

 

DAZN

 

角田のもらい事故

中国GPでは、ビザキャッシュアップRB所属の角田が、他車に追突されてリタイアするという不運に見舞われました。

 

 

角田はセフティカー解除後、ターン6だったと思いますが、後方からハースの「ケビン・マグヌッセン」に当てられます。

角田は大外にいたので、イン側にいたマグヌッセンには十分すぎるほどスペースがありました。

接触により右リアと思いますが、タイヤがパンクし、27周目にリタイアしています。

 

マグヌッセンへは10秒ペナルティが課されています。

その後ペナルティポイント「2」が追加されました。

 

マグヌッセンのコメント

マグヌッセンのレース後のコメントです。

 

彼が非常にワイドに走ったように見えた。彼は飛び出していって、ボクはステアリングがロックするまで旋回し、それ以上のことはできなかった。

僕らはお互いに少し誤解があったと思う。これはレーシングインシデントだ。

 

誤役御免ですが、概ねこういうことを言っていたようですす。

 

動画は既に多数ネットにアップされています。

観ていない方はぜひ観ていただきたいです。

 

私が観る限りではマグヌッセンが角田に突っ込んでいます。

マグヌッセンには曲がる気がない、角田にぶつける気満々に私には見えます。

他の見え方があるのか、それはどのような見え方なのか、教えていただきたいくらい。

 

確かにマグヌッセンの言うとおり、角田の22号車はコーナーのアウト側を走ってはいました。

しかし、角田だけが特別アウト側にはらんでいたことはなく、トレイン状態で前車のルイス・ハミルトンに続いていただけです。

逆に、マグヌッセンだけがイン側を走って、角田のインにノーズをねじ込むように、曲がりきらず(曲がりきれず、ではなく!)22号車に突っ込んでいます。

というようにしか見えないですね、私には。

 

ハースのチーム代表のコメント

マグヌッセンのチーム代表のコメントもあります。

 

ケビン(マグヌッセン)へのペナルティが正当なものとは思わないし、レーシングインシデントだと思っている。

彼は角田をコースの外に追いやった訳ではない。ターン6のインに入ってエイペックスを走り、角田のラインはワイドだった。

スペースは残っていたのに、角田がアグレッシブに戻ってきたんだ。

確かに角田はコースオフしなかった。だから戻ってきたという言い方は間違っているかもしれない。

でもケビンが全ての責任を負わされるのは間違っていると思う。最低でも50対50だった。

 

などと言っているようです。

誤役御免。

 

事実無根

ハース代表の言葉は事実とは異なっているように、少なくとも私には見えます。

 

動画を観てもらえばおわかりのとおり、そして先ほども書きましたように、角田だけがワイドになっていた訳ではありません。

トレイン状態でしたから、角田の前を走る何台か車がほぼ同じラインを通っています。

むしろ逆にマグヌッセンだけがラインを外して、コーナーのイン側にいたのです。

 

それに事件の起こった場所は右コーナーですから、角田だけでなく、誰もが右方向へ曲がろうとします。

角田の曲がり方が急でないことも、動画を見れば明らかです。

その根拠は、ぶつけられたときも(右カーブで)角田の22号車の左側のタイヤが、コーナー外側の縁石にかかっているからです。

本当に角田が「アグレッシブに『戻ってきた』」のなら、22号車はコーナーの外から入って来るくらいしない限り、そのような状況にはなりません。

実際には、角田はコーナリングへのアプローチでも曲がっている最中も、コースを外れてはいないのです。

 

それにスペースをたくさん残したのは角田であって、マグヌッセンではありません。

どうしてかと言うと、角田が明確に前を走っていたから。

言い換えれば、マグヌッセンが角田の後方にいたからです。

 

レースの抜きつ抜かれつで、スペースを残すという表現は基本、抜かれる側が使う言葉です。

今回の場合は角田が使うべき言葉。

しかも、動画や写真を見ればわかる通り、ぶつかる瞬間でもマグヌッセンは明確に角田の前に出られてもいません。

角田の右リアへ右後方からマグヌッセンのフロントが当たっていますよね。

ですから、マグヌッセンが角田のためにスペースを残す残さないという発言は、そもそも筋違いも甚だしいのですよ。

マグヌッセンには十分すぎるスペースがあったのに、前を行く角田に突っ込んだのだから。

 

擁護が先に立つ

どうして彼からこのような発言が出てくるのか。

それはマグヌッセンを擁護することを「前提」にして言葉を探すから、でしょう。

だからこんな素人の私にでもすぐにバレる、デタラメな言葉がいくつも並ぶのだと思います。

 

チーム代表として、所属ドライバーを擁護するのは、仕事の一つなのでしょう。

しかし、自分のところのドライバーであればこそ、言動が間違っていることを間違っていると謝罪することだってチーム代表の立派な仕事ではないかと思いますけどね。

 

むしろ、このような無理な擁護をしなければならない「後ろめたさ」があるのかと、疑ってしまいかねない代表の発言です。

例えば自らがマグヌッセンに司令を出した手前、彼が悪いとは言えないとか?

例えばの話ですけどね。

 

私の記憶が正しければ、レースではハースの「ニコ・ヒュルケンベルグ」が角田と、ウィリアムズの「アレクサンダー・アルボン」とポイント圏を争っていました。

あのままレースが続けば、ヒュルケンと角田のバトルは高確率で起こっていたはず。

そして角田が潰れた(潰された)おかげもあって、ヒュルケンは10位入賞を果たしています。

ハースとしてはうまいこといった訳です。

全く怖くないですからね、下位に沈んだマグヌッセンへのペナルティなんて。

 

記事作成現在、マグヌッセンやハースのチーム代表の発言が正しいなどという論調の記事を、ヨーロッパのニュースサイトなどではまだ見ていません。

「ニコ・ロズベルグ」がマグヌッセンを非難するコメントを発している記事はありましたが。

 

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おわりに

ということで、F1の2024年第5戦中国GP決勝での角田裕毅に対するケビン・マグヌッセン等のコメントを読んだ感想を書いた記事でした。

 

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