「足湯句会・雪割草句会」というネット句会に参加させていただいています。
1つの句会につき月イチ、それを2つ、月2ペースでインターネット上で開催されている句会です。
「第43回足湯句会」に参加させていただきました。
記事作成現在、句会は絶賛開催中です。
前回参加した句会の結果も併せてご紹介します。
目次
俳句好き
俳句が好きです。
テレビ番組の『プレバト!!』はほぼ欠かさず観ています。
2023年度からは『NHK俳句』も再び観るようになりました。
ここ1,2年は視聴だけでなく作句もしています。
ネット句会『足湯句会・雪割草句会』
2022年9月、ネット句会『足湯句会・雪割草句会』さんの存在を知りました。
きっかけはいつものとおり、Twitterのホーム画面右にある「おすすめツイート」欄におすすめされていたことです。
どうやら、ここ半年ほどですか、参加させてもらっている「ほしくず研究会」によく参加している方が主催をされている句会のようで、それでオススメされていたのでしょう。
第43回足湯句会
2023年7月は「第43回足湯句会」が開催されます。
と言いますか記事作成現在開催されています。
句会ルール
「足湯句会」の句会ルールです。
足湯句会・雪割草句会のご案内です。
— 足湯句会・雪割草句会 お知らせ用 (@ashiyu_info) 2021年4月1日
足湯句会は雑詠、毎回参加者を9名募集します。(管理人を入れて定員10名)
雪割草句会は兼題あり、雪割草句会は新潟のネット句会メンバー(固定)4~5名+ゲスト枠5~6名を募集となります。#足湯句会 #雪割草句会 pic.twitter.com/JuIZhqiRXt
句会のルールは上記ツイートにあるとおりです。
足湯句会は10名の定員。
当季雑詠1句提出。
選句は特選1句のみ。
選評は提出された句全てに書く。
こんな感じでしょうか。
【第43回足湯句会 スケジュール等予告】
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
夏雲システム使用の句会です。
在住地・所属を問わずお申込みいただけます。
結社へのお誘いではありません。
詳細はトップの固定スレッドをご覧ください。
(続く)#足湯句会
定員は管理者を含め10名。
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
先着順です。
参加受付 7月15日(土)20時~
投句締切 7月25日(火)22時45分
選句締切 8月 5日(土)22時45分
当季雑詠 1人1句出し
(続く)#足湯句会
◆ 投句が間に合わなかった場合は自動的に参加キャンセルとなります。選句のみの参加はできません。
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
◆ 選句選評の〆切も自動で行われます。やむを得ぬご事情で間に合わない時は、落ち着かれてから談話室に評を書き込んでいただくかたちになります。書き込み期限はありません。
(続く)#足湯句会
参加ご希望の方は、受付期間になりましたら以下のいずれかの方法でお申込みください。初参加の方は登録する俳号もお書き添えください。
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
・当アカウントへDM(推奨)
・管理者へメールかLINEで連絡
・メールフォーム(ツイートの続き参照)で申込
(続く)#足湯句会
フライングは無効ですが、うっかりフライングされてもペナルティはありませんのでご安心を。
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
受付期間にメールフォームを利用される方はこちらをブックマークしてどうぞ。
お名前欄にはご希望の登録名(俳号)を記入してください。
よろしくお願いします🙇https://t.co/UX8UWPj61O#足湯句会
(画像添付するの忘れてたので追記で載せます😅)#足湯句会 pic.twitter.com/jkIzKWGKmE
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月12日
日程や兼題は上記ツイートのとおりです。
句会に参加するためには、句会が開催される毎に足湯句会・雪割草句会のTwitterアカウント「@ashiyu_info」にDMを送って登録してもらう必要があるようです。
お申込みありがとうございました、満席になりました!
— 足湯句会・雪割草句会 (@ashiyu_info) 2023年7月15日
順次お返事してまいります🙇
今回お申込みをお受けできなかった方、せっかくお声掛けいただいたのに申し訳ありません💦
今回ご一緒できなかった方も、また次回、ご都合がよろしければ足湯につかりにいらしてください🙏✨#足湯句会
参加者数に制限があるため、悠長に構えていると締め切られてしまいます。
参加した
句会に参加しています。
記事作成現在、句会の真っ最です。
投句した
記事作成現在、投句期間です。
足湯句会は当季雑詠の1句を提出します。
季語は当季ですから晩夏か三夏の季語を用いることになりそうです。
時期的に立秋が近いことで初秋や三秋辺りも許容される可能性はあるかも。
私は既に投句を終えています。
と言っても投句期間はまだあるので、もっとよい句ができれば差し替える可能性はあります。
選評期間
なので選句期間はまだですね。
特選1句を選び、選評は全ての句に必要です。
自句のコメントは任意。
俳号は「D」
私の俳号は「D」です。
『傍点』さんの句会に参加して以来同じ俳号を使用しています。
『傍点』さんの句会システムはTwitterアカウントと連携して行っていることから、Twitterアカウント名の「頭文字」を使いました。
要するに当ブログの管理人名「dysdis(ディスディス)」の「D」です。
結果はまだ
結果もまだ出ていません。
皆さんもいかが?
この記事をご覧になって、投句したいと思った方はぜひ参加してください。
第43回は既に募集を終えていますから第44回以降の句会に。
毎月1日から始まる、同じ方が主催されている「雪割草句会」の方が早く開催されるので、そちらの方がよいかもしれません。
「第27回雪割草句会」の結果
前回参加させていただいたのは「第27回雪割草句会」でした。
結果
特選は、お一人からいただきました。
ありがとうございます。
他の方からの評を拝見しても概ね好評でした。
が、個人的には「わからないけどわかる」「わからないけど面白い」的なところを狙いたいので、ちょっと反応が良すぎてしまったかもしれません。
季語は「サーフィン」
私が句会に使った季語は「サーフィン」でした。
今回のお題は「サンダル」です。
ですが、今回の句会ルール的にサンダルを季語として使わず、つまり他の季語を用いてよいとのことでしたので、サンダルとサーフィンを使って作りました。
私は海が好きで定期的に行っています。
今回の句は実景でした。
砂浜に荷物があるのに人がいないときは、その先の海にいるサーファーさんの荷物であることが多いので、そのことを詠んでみました。
先ほど書いたように、概ね好評だったと思います。
お一人から、意味がわからない的なことを言われたので、ちょっと私の表現が足りていなかったのかなとは思います。
指摘された箇所を推敲してみましたが、あれ以上細かく書くと説明や報告になってしまう危険が高く、17音では諦めることも大事になってくるので、いじることは難しそうでした。
なので今の私の力量ではあれで精一杯です。
試したいこと
今回は試したいことがあってそれを試しました。
前回書いたことと同じで「動詞を2つ以上使った句を作る」ことです。
動詞は増えれば増えるほど叙述に寄る、叙述に寄るということは説明的になるということ。
逆を言えば、説明的な句を避けるためには叙述より描写に寄せること、描写に寄せるためには動詞を減らすこと、ということです。
そのことを身に染み込ませようと、あえて動詞を2つ以上使った句を作っています。
もちろん動詞を2つ以上使っても叙述にならないように工夫はします。
前回も特選をお二人、今回もお一人からいただけているので、その試みはある程度成功しているのでしょう。
前回は複合動詞を混ぜていたので厳密には動詞を3つ使っていましたが。
この1ヶ月ほどあれこれ動詞2つ以上の句を作ってみた結果、わかったことは動詞を増やすことが絶対的な悪ではない、結局は使い方次第、アイデア次第、句材次第かなとわかってきました。
それでもやはり動詞は極力少なくした方が、読者の読解の余地は多くなりがちで、つまり読み解く楽しみが増す傾向は強くなりそうです。
先ほども書きましたように、私は「わからないけどわかる」「わからないけど面白い」句を目指しているので、やはり動詞を少なくしたいなと感じています。
詠みより読み
今年2023年の俳句の目標として「詠みより読みに力を入れる」ことがあります。
理由はシンプル、読みの力が詠み以上に足りていないと感じられるからです。
今回の句会でも自分の読みが足りていないと思うことがあり、まだまだと痛感しています。
俳句、特に句会では詠みと同様、読みも重視されます。
言い換えれば、参加者は選評の力も試されています。
なので、詠みと同様、読みの上手い人は一目置かれる傾向があるように感じています。
というか私は一目置きます。
この人やるなと。
他の人にできない読解ができる、しかも読解に説得力がある。
そして書き方に敬意があるとめっちゃかっこいいです。
句会が盛り上がるようなユーモアがある人もかっこいいですよね。
私もそういう人間になりたいと思います。
逆のことも当然言えます。
言えますし、鋭い読解できていたとしても、書き方がなぁということもあります。
私も書き方がなぁと思われているかもしれませんけど。
結局は「句会では『人』が見られている」のだということでしょうか。
真摯に向き合わないといけませんね。
おわりに
ということで、俳句ネット句会『足湯句会・雪割草句会』さんの「第43回足湯句会」に参加していることと、前回の句会の結果と感想を書いた記事でした。