『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年7月20日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「夕立」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年7月20日の放送でも扱われました。
今回のお題は「夕立」です。
夕立は夏の季語だったはず。
この回は「」さんが出演していました。
平場の順位戦がありませんでした。
レギュラー陣では名人8段Kis-My-Ft2「千賀健永」さんとと、名人6段「森口瑤子」さん、永世名人「千原ジュニア」さんが出演していました。
順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
4位がさん(才能なし、点)、3位がさん(凡人、点)、2位がさん(才能あり、点)、1位がさん(才能あり、点)でした。
今回ありませんでした。
名人10段を目指す試験
千賀健永さんと森口瑤子さんの「名人10段を目指す試験」です。
試験を迎えて千賀さんは「名人8段」、森口さんは「名人6段」でした。
森口瑤子さん
まずは森口さん。
句は、路線バスに乗り込んできた人が口々に夕立のことを話していたことを詠まれていました。
季語は「夕立」。
読みは「ゆうだち」。
結果は「現状維持!!」。
先生からの一言は「」言っていなかったと思います。
千賀健永さん
次に千賀さん。
句は、夕立が過ぎた港(の本屋や雑貨屋)で海に関する詩集を買ったことが詠まれていました。
季語は「驟雨」。
読みは「しゅうう」。
結果は「1ランク昇格!」。
一言は「確実に腕を上げている!」。
永世名人、句集完成への道!
千原ジュニアさんの「永世名人、句集完成への道!」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り25句。
句は、夕立の降る中750cc(ナナハン)に乗っていて、まるで自分が飛魚のように感じられたことが詠まれていました。
季語は「夕立」。
読みは「ゆうだち」。
「大夕立」でしたか。
結果は「ボツ!」。
一言は「選択ミス!」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は1位のさんです。
今回ありませんでした。
レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
森口さん。
ジュニアさんが指摘されていましたが、バスの車内のことか車外のことかがわかりにくいということで、これは先生も指摘していました。
車内のことを詠まれたようなので、添削もそれに沿ったものになっていました。
私は、よいシーンを描かれていると思いましたが、やはり中七がもたついているなという印象はありました。
整理しきれていないような、ちょっと歪さを覚えたと言いますか。
個人的には口語調の句を作る方が文語よりずっと難しいと思っていて、森口さんは口語俳句ですよね。
今回その難しさが出た句だなと思いながら観ていました。
千賀さん。
すごくよい句でしたね。
それと、千賀さんはカッコいいことをやると滑ることが多いけど今回は上手くいっている、ということを先生が仰っていました。
今回は本当、作者のやってやった感や下心みたいなものが上手くカバーされているように見えます。
また、最後に港の語を持ってきたことも効果的でしたね。
ジュニアさん。
原句は「の如(ごと)」と直喩を使っていましたけど、今回は隠喩の方がよかったようです。
直喩は句に「作者」が残ってしまうけど、隠喩はそれが残りにくい、と先生は仰っていたでしょうか。
これは覚えておいた方がよい情報で、個人的に大いに勉強になりました。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2023年7月20日放送の俳句コーナーのお題「夕立」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。