ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

フルポン村上さんの発想!『プレバト!!』2023年11月30日放送の俳句「万国旗」回を観た感想です

スポンサーリンク

『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年11月30日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「万国旗」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

スポンサーリンク

MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年11月9日の放送でも扱われました。

 

 

今回のお題は「万国旗」です。

万国旗は季語ではないでしょう

別途季語を用意して17音を作る必要があります。

 

この回は「」さんが出演していました。

平場の順位戦はありませんでした。

 

レギュラー陣では特待生3級「森迫永依」、名人7段「森口瑤子」さんと永世名人フルーツポンチ「村上健志」さんが出演していました。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

5位がさん(、点)、4位がさん(、点)、3位がさん(、点)、2位がさん(、点)、1位がさん(、点)でした。

今回ありませんでした。

 

特待生昇格試験

森迫永依さんの「特待生昇格試験」です。

森迫さんは試験を迎えて特待生3級。

 

句は、万国旗の影が落ちているのですが、それが小春の影のように見えたという句でしたっけ?

 

季語は「小春」。

読みは「こはる」。


結果は「1ランク昇格!」。

一言は「よく勉強してますね」。

 

名人10段を目指す試験

森口瑤子さんの「名人10段を目指す試験」です。

試験を迎えて森口さんは「名人7段」でした。

 

句は、万国旗が冬虹の欠片になったようだと詠まれていました。

 

季語は「冬虹」。

読みは「ふゆにじ」。

 

結果は「現状維持!」。

先生からの一言は「ちょっとぼんやりしている」。

 

永世名人、句集完成への道!

フルポン村上さんの「永世名人、句集完成への道!」です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

50句まで残り17句。

 

句は、鵠が万国旗を隠し持つ(マジシャンの)手のようだということを詠まれていました。

 

季語は「鵠」。

読みは「くぐい」。

白鳥のことです。

 

結果は「ボツ!」。

一言は「ちょっと逃げた?」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は位のさんです。

ありませんでした。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

森迫永依

森迫さん。

地面の万国旗の形の影が小春のように暖かくなるイメージのようです。

万国旗の影を落とすのではなく、小春の影としたところが工夫であるのだと受け取りました。

何より句の形がよくて、安定感のある句でした。

 

原句では「影を落としけり」となっていました。

「影」とするなら「落とす」という言葉はいらないのではという、村上さんから指摘がありました。

影は落ちているものだからということですね。

これを受けて夏井さんは、「影を落としている」光景が、今の世界情勢を表していると受け取れるから必要だというようなことを言っていました。

原文ママではありません。

 

森口瑤子

森口さん。

 

冬の虹がお好きだそうです。

色褪せている万国旗が多くあって、冬の虹に吸い込まれて褪せているのかなという句みたいです。

ぼんやりしているのは中七「かけらとなった」です。

冬の虹が、かけらになって、そして万国旗になった、この流れの「色彩のイメージ」を消化しきれない、何となく綺麗だけど、という夏井さんの鑑賞でした。

 

添削では冬虹に「溶ける」として、さらに万国旗の「残像」とつなげていました。

でも個人的にはこうするなら原句の方がよいですね。

残像は言い過ぎていて「臭い」ですよ。

 

現状維持でしたけど、夏井さんも村上さんも詩の部分は高く評価されていました。

 

村上健志

村上さん。

 

普通の手と、マジシャンが万国旗の隠し持つときの手は、美しさが違う気がする。

白鳥が羽ばたくときの様子が、手品の手と同じ美しさがあるという句のようです。

すごい発想ですよね、これは私には永遠に思いつけないなと思わされました。

夏井さんもその点は褒めていたかと思います。

 

鵠とした点が「逃げ」と夏井さんには感じられたようです。

素直に白鳥とすべきと。

万国旗の様々な色彩に対しての、白鳥の白という対比をしっかり見せた方がいいということだったかと思います。

 

ただこれも添削句が臭くて、原句の方がよかったかなと個人的には思います。

添削で「万国旗抱く」と「白鳥の羽撃(はたたき)」という語を使っていました。

これは臭いです、特に羽撃。

 

それに、村上さんが「鵠」としたのは、その前に「如く」があるからだろうと思えます。

語感を整えたという意味ですね。

色の対比にしても、読者が鵠が白鳥のことだとわかれば、当然イメージの上で色の対比もされるであろうと、村上さんは読者を信じた結果の選択と受け取れますし。

夏井さんの添削句は詩を劇的にしようとし過ぎていて、正直苦手です。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年11月30日放送の俳句コーナーのお題「万国旗」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

スポンサーリンク