『MBS（毎日放送）』で放送されている『プレバト！！』では、2023年9月21日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「お蕎麦屋さん」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト！！』
テレビ番組『プレバト！！』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか？あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句
『プレバト！！』の俳句カテゴリが2023年9月21日の放送でも扱われました。
今回のお題は「お蕎麦屋さん」です。
蕎麦だけでは季語にはならないでしょうか。
この回は「浅野ゆう子」さんと「酒井美紀」さん、Kis-My-Ft2「二階堂高嗣」さん、「ゆうちゃみ」さんが出演していました。
レギュラー陣では名人5段「皆藤愛子」さん、永世名人フルーツポンチ「村上健志」さんと特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。
順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
4位が二階堂さん（才能なし、65点）、3位が酒井さん（凡人、66点）、2位が浅野さん（凡人、67点）、1位がゆうちゃみさん（才能あり、71点）でした。
名人10段を目指す試験
皆藤愛子さんの「名人10段を目指す試験」です。
試験を迎えて皆藤さんは「名人5段」でした。
句は、初蕎麦を楽しんで待っている間の手持ち無沙汰で七味の蓋を差し直している様子を詠まれていました。
季語は「初蕎麦」。
読みは「はつそば」。
結果は「現状維持」。
先生からの一言は「もったいない」。
永世名人、句集完成への道！
フルポン村上さんの「永世名人、句集完成への道！」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り19句。
句は、藍色の蕎麦猪口の濃淡と季語「水の秋」との取り合わせを詠まれていました。
季語は「水の秋」。
読みは「みずのあき」。
結果は「掲載決定！」。
一言は「」はなかったかと。
特別永世名人「締めのお手本」
最後は特別永世名人である梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。
句は、梁の太い山の中の家で色の濃い走り蕎麦を食べている様子を詠まれていました。
季語は「走り蕎麦」。
読みは「はしりそば」。
先生の査定は「お見事！」。
一言は「普通だけどお見事」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は1位のゆうちゃみさんです。
駅のホームなどにある立ち食いそば屋で鴨南蛮を楽しみにしている様子でしたっけ。
いやもう本当にお上手ですね、私より全然上手い。
ゆうちゃみさんはこれまでも2回ですか、出演していずれもよい句を作っていらしたと記憶しています。
そして今回もですから、ここまで安定してよい句を作れるとなると、次の出来次第では特待生の可能性を取り沙汰されてよさそうに思います。
レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
皆藤さん。
俳句の韻律ならではのよさが出ていなかったという夏井さんのご判断でした。
確かに普通の文章のように読めてしまったことで、詩歌ならではの音の楽しみ方は削がれていたかなと思います。
ただ夏井さんは着眼点を褒めていましたし、評価どおり「もったいない」句だったように私にも感じられます。
村上さん。
村上さんは相変わらず上手ですね。
表面的な技術の上手さだけでなく、句における季語の比重、一つ一つの言葉の比重をしっかり見極めて、それぞれ配置していらっしゃいます。
繊細な作業で、見習いたいです。
梅沢さん。
夏井さんは解説で「普通に上手」と言っていました。
ただ一言では「普通だけどお見事」とありました。
前者は単に上手いと言いたいのでしょう、後者は発想は普通だけど技術が高いという意味でしょうか。
上の2つの言葉は微妙にニュアンスが異なるのでわかりにくかったです。
確かに発想そののものの意外性はなく、でも技術的には何ら問題はない句と私も思いますので、後者の意味合いで使われたのかなと思いました。
おわりに
ということで、MBS『プレバト！！』の2023年9月21日放送の俳句コーナーのお題「お蕎麦屋さん」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。
