NHK連続テレビ小説『らんまん!』は2023年4月3日から始まりました。
2023年9月18日からは第25週「ムラサキカタバミ」が放送されています。
らんまん25週を視聴した感想を書いています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
朝ドラ『らんまん』
朝の連続テレビ小説は2023年4月3日から『らんまん』が始まっています。
https://twitter.com/asadora_nhk
https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/
公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!
春らんまんの明治の世を舞台に、植物学者・槙野万太郎の大冒険をお届けします!!連続テレビ小説108作目『らんまん』は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。
その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときをお届けします。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ ―
そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)と
その妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
第25週「ムラサキカタバミ」
2023年9月18日月曜日から朝ドラ『らんまん』は第25週「ムラサキカタバミ」が放送されています。
📖「らんまん」物語のあらすじ
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月14日
第25週のあらすじを公開!
1枚目の写真をタップすると、あらすじが読めます📝
⚠️ネタバレ注意⚠️の内容となっていますが、
一足先にらんまんの世界をチェックしたい方は、ぜひご覧ください!#朝ドラらんまん pic.twitter.com/IIomXG3TuP
第25週「#ムラサキカタバミ」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月15日
🌸────────🌸
次週予告をチェック!
らんまんはNHKプラスでも視聴できます!https://t.co/rkBbSfQwal#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波#安藤玉恵 #中村蒼 #田中哲司 #奥田瑛二 ほか pic.twitter.com/xKBl8WVAtz
『らんまん』の公式X(旧Twitter)アカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています。
今週はこんな感じ
今週はこんな感じです。
#らんまん虫めがね🔎
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月15日
「#ツチトリモチ」
四国、九州に分布している多年生の寄生直物です。
根茎をすりつぶして鳥モチを作るから、「ツチトリモチ」と名付けられたそう🐦#朝ドラらんまん pic.twitter.com/j16Uwbnbd4
大学を辞めると言い出した万太郎に対してため息をつく4人…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月17日
と思いきや、
家庭のことは心配しないでとたくましい子どもたち。
そんな彼らを見て、万太郎と寿恵子はほほえみました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波#遠藤さくら #松岡広大 #木村風太 #横山芽生 pic.twitter.com/W8ZXu2OCQ5
「あんた、差配人、継いでくれないかね?」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月18日
驚く千歳でしたが、りんの意思を尊重し継ぐことに。
「万さんのおかげで、とんでもないことだらけだったね。うちに住んでくれて、ありがとね」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #安藤玉恵 #濱田龍臣#遠藤さくら #松岡広大 #木村風太 #横山芽生 pic.twitter.com/qMZJLDWxBz
万太郎は、徳永に辞表を提出しました。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月18日
「この雪の 消残る時に いざ行かな」
「……山橘の 実の照るも見む」
教授室を出る最後、万太郎は深く頭を下げました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #田中哲司#万葉集 pic.twitter.com/H9aPkh5c5S
万太郎とすれ違いで、これから工科大学に着任するという佑一郎。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月18日
大学内の派閥の間で競うのではなく、一人の技術者としてありたい、とまっすぐに言いました。
昔から似ている二人。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #中村蒼 pic.twitter.com/lNRiCIl114
「のう佑一郎くん。わしらは、別の道を行くけんど…目指す場所は、同じじゃろうか?」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月19日
「ああ。わしも、そう思いよった。わしらは、あの仁淀川からずっと並んで走りゆうきのう」
万太郎と佑一郎は、同じ場所を目指す同志として、別々の道へと歩き出しました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #中村蒼 pic.twitter.com/r88bYUkoLJ
「私が…虎鉄にいのお嫁さんになりたいのに?」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月19日
千歳と虎鉄が結婚!
千歳の晴れ姿を見た万太郎。
今まで健やかに育ってくれたことへの感謝を伝えました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #濱田龍臣#遠藤さくら #松岡広大 #木村風太 #横山芽生 pic.twitter.com/FkZjfOB1gw
おはようございます
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月19日
千歳と虎鉄の間に子どもが生まれ、万太郎はおじいちゃんになりました。
孫の虎太郎に丁寧に標本の作り方を教えます。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #森優理斗 pic.twitter.com/bf03fU0uoX
倒壊した長屋を見て、ぼう然と立ち尽くす万太郎たち。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月20日
いつ崩れてもおかしくない中、万太郎は標本を救い出すため、がれきの山へ向かいます。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/901F7dfZwZ
大畑印刷所では火の手が迫る中、虎鉄と大畑たちが避難を始めていました。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月20日
しかし、逃げてきた大畑の足が止まり…
「神田の火事は、俺たちが何度も何度も食い止めてきた。火を消せぇっ!町の人を助けろ!守れ!」#朝ドラらんまん#奥田瑛二 #濱田龍臣 pic.twitter.com/Hwu0JUkhVZ
渋谷にある寿恵子の店に避難した槙野家。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月20日
その4日後、百喜と大喜も無事、万太郎たちのもとへ戻ってくることができました。
安どで百喜と大喜を強く抱きしめた万太郎。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波#松岡広大 #木村風太 pic.twitter.com/Nc381CoalY
市内は倒壊や火災…まるで戦場のようだと話す百喜と大喜。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月20日
それでも長屋に戻ろうとする万太郎…。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #遠藤さくら#本田望結 #松岡広大 #木村風太 pic.twitter.com/0dUg8XYFnJ
「40年間、二人で頑張ってきたんです」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月21日
「私も、いつじゃち、同じ気持ちですから」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/Yg0dMP8sEK
長屋に戻ってきた万太郎の前には、虎鉄の姿が。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月21日
「先生…!」
懸命に消火活動を行っていた虎鉄。
「よう頑張った…頑張った…!」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #濱田龍臣 pic.twitter.com/9aHULa0gv7
#らんまん虫めがね🔎
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月21日
万太郎が長屋で発見した #ムラサキカタバミ 。
株が一つでも残っていれば、すぐに子株を増やせると言います。
来年も、また同じ場所に花を咲かせられますように。#朝ドラらんまん pic.twitter.com/3y70tAFWC9
「好きです。あなたが。心から」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年9月22日
「わしの心を照らすがは、いつでも寿恵ちゃんだけじゃ」
どんなに時間が経っても、どんなことがあっても、変わらない二人。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/kgXQqX8qqi
こういう第25週でした。
感想
感想です。
結婚
25週は、千歳と虎徹が結婚をしました。
もうそんな歳でしたか。
千歳は園子が2歳を迎えることなく夭逝しましたので、万太郎と寿恵子の感慨もひとしおでしょう。
私の感慨もひとしお。
相手が虎徹というのも、家族に安心感を与えたはずですよね。
つまり相手の人柄やら何やらを詮索する必要がないですから。
東京大学を
万太郎が東京大学の助手の立場を捨てました。
先週、ドラマの中心になっていた南方熊楠の神社の合祀反対運動の流れで、万太郎も彼に近い考えを持っていることを貫いたことになります。
熊楠のいる熊野へも調査に行っていましたが、熊楠とは直接会うことはなかったと言っていました。
そのとき万太郎はまだ東大に籍を置いていて、万太郎が勝手をしてしまうと、徳永教授を始めとする植物学教室の人たちだけでなく東大そのものにも大きな迷惑がかかります。
南方と会わなかったのはそれを避けてのことだとドラマでは言及されていたでしょうか。
このことが史実かどうかは知りません。
万太郎は合祀反対の立場を貫くため、東大を辞めることにしたようです。
家族も皆が辞めることに賛同していました。
万太郎が仕事を辞めるということは金銭的に絶対に厳しくなるのに、一切不満は出ていなかったですね。
寿恵子だけでなく子どもたちも、万太郎の作業の意義をしっかり理解しているようで、両親は頼もしい限りだったことでしょう。
『高知新聞』さんのwebページに牧野富太郎と熊楠の関係が少し書かれていました。
あまり良好な関係とは言えない感じだったのでしょうか、そういうニュアンスを感じ取れます。
関東大震災
とうとう来てしまいました、「関東大震災」が。
近代を扱う朝ドラでは、戦争と震災は避けることのできないエピソードです。
しかしこの最終盤に襲われるとは意外でした。
おんぼろ長屋、つまりは築年数を重ねた木造建築に住んでいる万太郎にとっては、家屋の倒壊も大きな痛手ですけど、最も避けるべきは火災です。
おんぼろ長屋でなくても当時の東京はそのほとんどが木造建築でしょうけど。
震災の直後に東京の至る所で火の手があがっていて、大変なことになりました。
いつ倒壊するかわからない家に入り、家族総出で標本や原稿など長年かけて蓄積された植物学に関する貴重な資料を持ち出そうとしていました。
それでも多くの資料は焼失してしまっています。
落胆する万太郎たち、でもこればかりは仕方がないと思います。
再生
そんな焼け落ちた十徳長屋にも「ムラサキカタバミ」が咲いていました。
焼け野原にも咲いている、そんな草花の力強さに勇気づけられる万太郎。
再生の道が25週の終盤に描かれました。
長屋は倒壊、渋谷の「やまもも」を手放し、その売却したお金で練馬でしたっけ、そちらへ引っ越すことになりました。
渋谷も当時は田舎という話でしたけど、練馬は渋谷以上に何もない場所でした。
ただ、万太郎と標本を守るために、寿恵子が望んで手に入れた土地です。
広い、落ち着いた場所。
最終週はどうなる?
最終週はどうなるのでしょうね、また時代が進むことは間違いないでしょう。
実は個人的に予想している最終回がありまして、それは万太郎の「寿恵子との別れ」で終わるのではないかということです。
確か牧野富太郎は長生きしていて、つまり奥様に先立たれていたと記憶しているので、その様子を描くのではないかなと。
明るく終わるのでしょうけど、辛さや悲しさも引きずる最終回になりそうな予感です。
現代思想2023年9月臨時増刊号 総特集◎関東大震災100年
おわりに
ということで、朝ドラ『らんまん』の第25週を視聴した感想を書いた記事でした。