F1の2023年シーズン、2023年9月22日からは第17戦「日本GP」が始まりました。
アルファタウリの「角田裕毅」は、初日に行われたFP1では5位、FP2では18位と評価の難しい結果になっています。
角田やアルファタウリに関する、日本GP初日と日本GPまでの簡単な感想を書いています。
目次
2023年F1ラインナップ
2023年シーズンのF1のドライバーラインナップについてです。
以下、敬称略で失礼します。
Our 2023 driver line-up is complete! #F1 pic.twitter.com/0qbcJnzCIm
— Formula 1 (@F1) 2022年11月21日
- チーム (PU) :ドライバー1、ドライバー2
- レッドブル(ホンダRBPT):マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス
- メルセデス(メルセデス):ジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトン
- フェラーリ(フェラーリ):シャルル・ルクレール、カルロス・サインツJr.
- アルピーヌ(ルノー):エステバン・オコン、ピエール・ガスリー
- マクラーレン(メルセデス):ランド・ノリス、オスカー ピアストリ
- アルファロメオ(フェラーリ):バルテリ・ボッタス、周冠宇
- アストンマーチン(メルセデス):ランス・ストロール、フェルナンド・アロンソ
- ハース(フェラーリ):ケビン・マグヌッセン、ニコ・ヒュルケンベルグ
- アルファタウリ(ホンダRBPT):角田裕毅、ニック・デ・フリースダニエル・リカルド(リアム・ローソン)
- ウイリアムズ(メルセデス):アレクサンダー・アルボン 、ローガン サージェント
色を変えたドライバーが新加入です。
オレンジが他のチームからの移籍、青がアンダーカテゴリーからのステップアップ、紫がF1復帰組。
見ていない
私はF1が好きです。
好きですが観られていません。
理由はシンプルに貧乏だからです。
なので基本はネットニュースのテキスト情報を頼りにしています。
これから書くことは、ネットニュースを見ただけの、レースを観ていない人間が書くいい加減なものです。
ニック・デ・フリース
2023年7月11日、アルファタウリは同月21日から開催されるF1第12戦ハンガリーGPから、ニック・デ・フリースを起用しないことを発表しました。
解雇ですね。
ダニエル・リカルド
デ・フリーズの代わりにハンガリーGP以降アルファタウリのマシンに乗るのは「ダニエル・リカルド」です。
言わずもがな元レッドブルのドライバーですね。
リアム・ローソン
ところが、そのリカルドが第14戦「オランダGP」で左手を骨折しました。
リカルドの代役はリザーブ登録されていた「リアム・ローソン」です。
ローソンはニュージーランド出身の記事作成現在21歳、2022年はカーリンからF2選手権を戦っていて、シリーズランキング3位、2023年は日本のスーパーフォーミュラに参戦し記事作成現在は3勝してシリーズ2位ですか。
ローソンが角田を脅かす
そのローソンは今、とてもよい流れにあります。
リカルドには悪いですけどリカルドが欠場したこと、デビューのオランダGPでは難しい状況で完走をしたことで自身をつけたことと周囲から評価されたこと、イタリアGPでは11位、シンガポールGPでは9位と着実に結果を残しています。
シンガポールからでしたか、アルファタウリによるマシンのアップデートが機能していることも、ローソンが自らを内外にアピールするために、とてもよいステップになっていることでしょう。
シンプルな速さでは角田に分があると私は思います。
しかし、角田は色々な要因で結果を残せない中、リザルト的にはローソンの方が安定した結果を残せている現状です。
日本GP初日
そして迎えた日本GP。
2023年9月22日はその初日で、フリープラクティス (FP) 1と2が行われました。
結果はFP1角田が5位、ローソンが9位。
FP2角田が18位、ローソンが15位。
FPで順位を比べても仕方ないですけど1勝1敗です。
FP2は2人とも苦戦していました。
FP2はFP1からセッティングを変更したみたいです。
2日目はイニシャルセットに戻してFP3に臨むのか、あるいはFP2からさらに変更するのか、FP3と予選の2人のタイムに注目です。
アルファタウリの来季のラインナップ
記事作成現在、アルファタウリは2024年シーズンのドライバーラインナップを発表していません。
少し前まで、角田は今シーズンは一貫したドライブを見せていて、24年シーズンもアルファタウリのシートを得るのは確実を見られていました。
少なくとも私がネットニュースを見ている限り、報道からはそういう雰囲気を感じ取れていました。
ところが、ここ数戦角田には不運が続き、さらにローソンが思いの外よい結果を残せていることがあり、不透明になりつつあります。
角田は来シーズン、リザーブドライバーになるという報道も近ごろ見かけました。
ペレスの不調?
レッドブルはセルジオ・ペレスが相変わらず不調です。
不調なのか実力なのか衰えなのか。
なので現在、レッドブルの1つを含めた3つのシートを、ペレスと角田、リカルド、ローソンで争っている状況と見てよいのでしょう。
ペレスはレッドブルの育成出身ではないことから、レッドブルのシートを守れなければ、レッドブルグループを去ることを意味すると思います。
つまりペレスがアルファタウリに乗ることはないはず。
フォードとホンダ
今はレッドブルが発表のタイミングを図っているだけで、契約そのものは既に決まっている可能性も大いにあるでしょう。
決まっているならさっさと発表すればよいのにと思いますが。
ローソンがウィリアムズに移籍する噂も出ていたことから、レッドブルはウィリアムズと調整をしているところかもしれません。
あるいはペレスとの契約問題がこじれているのかもしれません。
ペレスが弾かれるなら、レッドブルのセカンドは誰にするのか。
2026年からレッドブルはフォードとの契約に変わるため、ホンダのドライバーでもある角田を乗せたくないというレッドブルの思惑も絡んでいるでしょうか。
近い将来のライバルに情報を与えるよりリカルドとローソンがいいだろうという。
フェルスタッペンの動向
フェルスタッペンが26年に移籍をするかもしれません。
移籍するとしたら理由はフォードでしょう。
またはそこで引退を決断するかもしれません。
過去に何度かF1に長くいない主旨の発言をしていた記憶があるので。
それらの可能性があるなら、レッドブルとしては育成に資金を投じている角田を手放さずキープしておいた方が得策ではないかと考えている可能性。
そういう複雑な事情が絡んでいそうだなと想像しています。
おわりに
ということで、F1の2023年第17戦日本GP初日を見た感想と2024年シーズンの契約問題をあれこれ考えた記事でした。