『MBS（毎日放送）』で放送されている『プレバト！！』では、2024年2月8日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「焼肉」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト！！』
テレビ番組『プレバト！！』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか？あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
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俳句
『プレバト！！』の俳句カテゴリが2024年2月8日の放送でも扱われました。
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— 「プレバト!!」毎週木曜よる７時【公式】 (@prbt_official) 2024年2月5日
木曜、夜7時からはプレバト!!
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清水アナが次回のお題に挑戦！🔥
初歩的ミス…。😭#清水アナの俳句挑戦#プレバト #MBS #TBS pic.twitter.com/kQx69Mmwo3
今回のお題は「焼肉」です。
「焼肉」は季語ではないでしょう。
別途季語を用意して17音を作る必要があります。
この回は「渡辺満里奈」さんと「市川紗椰」さん、「棚橋弘至」さん、「笠原秀幸」さん、「和牛 水田信二」さんが出演していました。
レギュラー陣では永世名人「フルーツポンチ 村上健志」さんと特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。
焼肉は2021年2月11日の放送でも俳句で取り上げられていたようです。
ちょうど3年前ですか。
上にリンクを貼った記事がそのときの感想です。
清水アナの句の感想
放送前に、その回の俳句コーナーで扱われるお題を、アシスタントの清水アナが先んじて詠んでいらっしゃいます。
上に貼ったX (Twitter) のポストがそれ。
今回、夏井いつきさんの判定は「凡人」だったみたいです。
40点と言われていたので、ギリギリ凡人、ほぼ才能なしです。
指摘されているように「二月」と「受験生」季重なりです。
また、受験で不合格だった傷心の焼肉というのは創作臭が強く漂いますし、ありきたりすぎます。
今回だけでなく、清水アナの句は創作とネタがありきたりなことが多いです。
頭だけで作られた句が多いということ。
今回の凡人判定は温情でしょう。
アナウンサーさんはご多忙でしょうから、推敲の時間をなかなか取れないと思いますけど。
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順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
5位が棚橋さん（才能なし、25点）、4位が水田さん（凡人、40点）、3位が市川さん（凡人、45点）、2位が笠原さん（凡人、55点）、1位が渡辺さん（凡人、57点）でした。
永世名人、句集完成への道！
フルーツポンチ村上さんの「永世名人、句集完成への道！」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り17句。
句は、スッカラの窪みが浅いことと春の宵との取り合わせを詠まれていました。
季語は「春の宵」。
読みは「はるのよい」。
春、日が暮れて間もない時間帯のこと。
結果は「掲載決定！」。
一言は「これぞポンチ君の視点！」。
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特別永世名人「締めのお手本」
最後は特別永世名人である梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。
句は、春愁の一人焼肉持て余す 春の愁いの一人焼肉を持て余していることを詠まれていました。
季語は「春愁」。
読みは「しゅんしゅう」。
春の、そこはかとない愁い（うれい）のこと。
先生の査定は「ガッカリ…」。
一言は「説明臭い！」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は1位のさんです。
ありませんでした。
俳句コーナー初の才能ありがいない回だったみたいです。
いやむしろ今まで才能ありが必ずいた、という事実がおかしいと思いますけどね。
番組が始まってから10年ほどですか、その間必ず一人以上才能ありが居続けたってことですよ？
まずあり得ないです。
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レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
村上健志
村上さん。
よい句でしたね。
スッカラが浅いことは当たり前だと梅沢さんは指摘されていましたが、そこに気づけるかどうか、あえて言及する必要があるか、というところに作者の見出した詩があり、そこにこそ夏井さんの言う「ポンチくんらしさ」があるので。
春の宵はスッカラで掬われたスープの陰影がどこか艶っぽく見えてきそう。
さすが、村上さんならではの視点でした。
ちなみにスッカラとは平べったい韓国のスプーンだそう。
今回初めて知りました。
私は焼肉に行かないので、そういうことを全然知らないのですよね。
存在は知っていましたけど名前を知りませんでした。
梅沢富美男
梅沢さん。
原因と結果を詠んでしまったという夏井さんの評価でした。
私は因果を詠んだと読めたと同時に、春愁も一人焼肉も持て余すも、全て寂しさがあり、同じことを繰り返しているなと感じました。
一言で言えば「くどい」です。
こういうことがあったと状況や感想を書き連ねるのではなく、その起こったことの結果だけを描写した方が、かえって読者は叙情を感じるのではないかと。
おわりに
ということで、MBS『プレバト！！』の2024年2月8日放送の俳句コーナーのお題「焼肉」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。
