ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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るいの傷を見たジョーの反応!朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は第11週と、第12週の予告を観た感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の、2022年1月15日に第12週の予告が流れました。

第11週の感想と、予告を受けて第12週の予想などをあれこれ考えています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『カムカムエヴリバディ』

朝の連続テレビ小説は2021年11月1日から『カムカムエヴリバディ』が始まっています。

 

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」オリジナル・サウンドトラック 劇伴コレクション Vol.1

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

 

公式webサイトとTwitterの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

1925年(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で、女の子が生まれた。
名前を安子(上白石萌音)という。あんこの甘い香りに包まれたあたたかい家庭に育った安子は、ずっと家族との幸せが続くことを願った。やがて戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に舞い降りる。
けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

紹介内容テキストはなかなかのネタバレ感がありますので、バレが嫌な方は読まない方が良いかもしれません。

 

第11週「1962-1963」

2022年1月10日月曜日から『カムカムエヴリバディ』は第11週「1962-1963」が放送されています。

 

 

るい(深津絵里)は、錠一郎(オダギリジョー)が演奏する”On the Sunny Side of the Street”のを聞いて、母・安子(上白石萌音)との幼いころの記憶を取り戻した。
忘れようとしていた過去をとりもどして、前を向いて生きていこうと決めたるいは、錠一郎との関係を深めていく。
そんな時、関西一のジャズトランペッターを決めるコンテストが開かれることになった。メジャーになるチャンスと喜ぶトミー(早乙女太一)であったが、錠一郎が出るつもりがないのを知って激怒。錠一郎との関係を深めたいベリー(市川実日子)とと協力してダブルデートを計画するが…

 

録画データの番組概要には上記引用部のように書かれています。

 

(49)「1962-1963」

 

超幸せな一週間

第11週は本作始まって以来、個人的に超幸せな一週間になりました。

第10週もよかったですけど、まさか第11週で前週を上回ってくるとは。

おそるべし、カムカム。

11週のラストで、「るい」と錠一郎はハグ、そして画面には映されませんでしたけどキスをしました。

そのときのドキドキとワクワクったらなかったです。

直後に放送される『NHKあさイチ』の朝ドラ受けトークでも、「鈴木奈穂子」アナウンサーが両手で顔を押さえて嬉しそうにしていましたね。

私も観ていてドキドキしました。

 

二人の接点

第11週は「るい」とジョーこと錠一郎が関係を深めていく一週間でした。

月曜日に放送された48話からしてとてもよかったです。

 

「るい」は母への想いをおそらく人生で初めて他人に打ち明けました。

その時点で既に「るい」にとって特別な人になっていますよね、錠一郎は。

 

錠一郎も錠一郎で、自分が子どもの頃に岡山の進駐軍の居留地内のクリスマスパーティに紛れ込んで、プロのシンガーではないおじさんの歌を聴いたことがあると話しています。

細かいところまでは覚えていないようでしたが。

そのおじさんは「定一」さんでしたっけ、「世良公則」さん演じる彼のことのはずです。

安子たちがしばしば通っていたカフェの店主さんですね。

やはり錠一郎はあの頃に岡山にいたのです。

 

お母さんに合いたいんやな

錠一郎は執着の強くない、飄々としていた人です。

ホットドッグを食べるたびにケチャップをシャツに落としている、粗忽な人(るい談)です。

が、しばしば洞察の鋭さを見せていて、それは48話の「るい」の母親との思い出話でも発揮されています。

話を聞き終えた錠一郎は「サッチモちゃんはお母さんと会いたいんやな」と言いました。

錠一郎の言葉を受けて、「何を言っているんですか!」「人の話を聞いていますか?」「どうしてこんな人に話してしまったんだろう」などと「るい」はまくし立てていました。

 

しかし錠一郎のその感想は正しいものだったことでしょう。

「るい」は自身でも気づいていない、あるいは気づかないようにしている心の内を、錠一郎はしっかと見透かしています。

母を憎いと感じることは好きの裏返しであると、視聴者の多くは気づけていますけど、一度話を聞いただけでそこまでわかる錠一郎は素晴らしいです。

 

ベリーとトミーを好きになる一週間

第11週は「ベリー」と「トミー」を好きになる一週間でもありました。

ベリーは錠一郎の熱烈なファン、つまり「るい」のライバル。

ライバル視しているのはベリーだけですけど。

トミーは錠一郎のジャズトランペッターとしてのライバル。

 

 

ベリーは当然「るい」を敵視します。

ベリーは錠一郎を何とかデートに誘おうとあれこれと誘いをかけているものの、錠一郎はなびかず。

なのに何も欲しない素振りを見せる「るい」へは、錠一郎は気にかけます。

それが気に食わないベリーです。

ですが、コンテストに出場して何とか東京で成功してもらいたいベリーは、錠一郎のことを諦めるのですね。

錠一郎のことが本当に好きだから。

好きな人には成功してもらいたい、幸せになってもらいたい、その一心で。

なんていい子なのでしょう。

「るい」の額の傷を見てしまったときも、それが不可抗力と言えども「ごめん」と謝れる人でもあります。

なんていい子なのでしょう。

ベリーは今後、「るい」の良き理解者、あるいは親友となって手助けをしてくれる人になると私は確信しています。

 

 

トミーもいい人です。

キザなところがあれですけど、彼もまた「るい」と錠一郎のために滅私の行いをできる人でした。

錠一郎にコンテストへ出場する気がないと知ったときは、自分が見下されたと思い激怒していました。

でもその理由が錠一郎の過去とつながっていることを知ると、そんなことに捕らわれるなんて馬鹿げていると、何とか錠一郎をコンテストに出場させようと苦心するのですよね。

「るい」やベリーを巻き込んで。

いい人。

 

「近藤芳正」さん演じるジャズ喫茶「Night and Day」のオーナー「木暮」さんも、錠一郎やベリー、トミー、「るい」のことを気にかけてくれるいい人です。

と言いますか、いい人しかいませんね、二人の周りには。

 

傷問題

少し触れていますけど、「るい」は錠一郎からプロポーズを受けます。

付き合ってもいないと思うのですが、そういう段階を飛び越えて好きなのでしょうね。

 

 

「るい」は幼い頃に負った額の傷が、人生の大きな足かせになっています。

雉真の家から治療費を出してもらって傷を目立たなくすることもできたはずなのに、雉真家もそれを申し出ていたのに、「るい」それを拒みました。

雉真との縁を残したくなかったのですね。

というか全ての柵から解放され、生きていきたかったのでしょう。

過去を振り切って、高校を出た後は自分独りで生きていくと、母・安子と決別したあのときから心に決めていたようです。

しかし、過去を断ち切るために残したその傷が、独りになった「るい」を苦しめています。

 

錠一郎からプロポーズを受けたのに答えを出さず、会うことも拒んでいた「るい」。

錠一郎もジャズに身が入らず、このままではコンテストに優勝することができない。

危機感を覚えたベリーは、「るい」の働く「竹村クリーニング店」へ赴き、「るい」に直接問いただします。

「るい」が答えられずにいると、彼女が前髪で隠している額を押さえている手を、ベリーは力を入れて引っ張ります。

テレビ画面には映りませんでしたが、ベリーには「るい」の額の傷が見えたようです。

ベリーはすべてを察して「ごめん」と誤りつつも、返事はしてあげて欲しいと言いました。

 

 

ベリーの言葉を聞いて「るい」は意を決したのでしょう。

コンテスト用の衣装を、錠一郎と一緒に選びました。

錠一郎にとっては衣装を選ぶどころではなく、プロポーズの返事と、それ以前にどうして自分を避けるのかを聞こうとします。

「るい」は意を決したはずなのに、やはりトラウマの根が深いのか、はっきりと言い出せず、あれこれとはぐらかそうとします。

弁護士の卵は、片桐でしたっけ、彼のように錠一郎から引かれたらショックが大きすぎますものね。

私が「るい」なら立ち直れない。

 

が、とうとう観念して、自ら額にかかる前髪を持ち上げて縦に入った傷痕を見せるのです。

洋服屋の試着室の中で、鏡越しに。

 

錠一郎は初めて傷を見ました。

ベリーのように、そこで全てを察したのでしょう。

錠一郎は、傷ごと包み込むような優しい眼差しで「るい」を見つめます、鏡越しに。

前髪を上げている「るい」の手を解いてやり、自分の方を向かせて、髪型を優しく直してやり、そして抱き寄せるのでした。

う〜ん、名シーン。

 

わかる

私は「るい」のこの気持ちが少しわかるのですよね。

時代的な価値観の違いと性別の違いがあるので、完全にわかるとは申しません。

たぶん、少しわかります。

 

と言いますのも、私も幼少期に頭部に怪我を負って、今現在も「裂傷痕」がはっきりと残っているからです。

裂傷痕というか縫合の痕ですか。

しかも大きさはちょうど「るい」の怪我と同じくらいです。

場所は違いますけど。

 

なので私は「るい」に親近感を覚えています。

時代や性別こそ違えど。

「るい」は錠一郎に額を見せることができたとき、相手にそれを無言で受け入れてもらえたとき、自分が認められたかのように嬉しかったです。

 

土曜日は総集編

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の2022年1月15日土曜日は第11週「1962-1963」の総集編が放送されました。

 

予告編

総集編が終わり、放送枠の最後の最後には翌週の予告編が少しだけ放送されます。

これは毎週のことですね。

2022年1月15日の放送では第12週の予告編が流れました。

 

 

Twitterの公式アカウントにも予告編がアップロードされていました。

 

結婚するの?

第11週の最後のキスは、「るい」が錠一郎のプロポーズを受けたことになるでしょう。

予告では「竹村のクリーニング店」の平助さんと和子さんに、錠一郎が「お嬢さんを僕にください」的な挨拶をするみたいですね。

おじさんとおばさんはそれを断ったみたいですけど、あれは他のシーンとつなげて視聴者にミスリードを誘うものかもしれません。

しかし、予告では錠一郎だけ東京へ行き、「るい」が大阪に残っている感もありました。

詳しいことは放送を観てみないことにはわかりません。

 

ただ予告を注意深く聴いていると、おそらく錠一郎と思いますけど、最後に誰か男性の声で「るい」と読んでいるように聞こえます。

そこから二人は結婚をするのだろうと想像されます。

 

るいにライバル出現?

それと「るい」にライバルが出現しそうです。

ベリーも「あれは絶っっっ対、ジョーを狙っとるで」などと言っていましたね。

ライバルになりそうな人を演じているのは「佐々木希」さんですか。

 

まぁでもここまでのことを考えて、錠一郎が他の女性になびくなんて考えられませんけど、二人の間は強固でしょう。

 

別れる可能性がある

しかしです。

しかし、「るい」と錠一郎がくっつくタイミングが早すぎると思うのですよね。

実質2022年に入ってから始まった「るい編」ですから、開始から2週間ほどしか経っていません。

2月いっぱい、あるいは3月の初旬までドラマは「るい編」に枠を割くと思われることから、今後、大きな波乱が待っていることが予想されます。

それも一つや二つではないだろうと。

 

dysdis.hatenablog.com

 

以前も書いたのですが、錠一郎がアメリカへ行くとなったとき、「るい」は一緒に行こうとするでしょうか。

自然な流れとして、錠一郎がジャズトランペッターとして東京でも成功したら、次の段階はジャズの本場アメリカを目指すことになるはずです。

本人もそれを夢見ていますし。

 

しかしアメリカへ行くとなると安子との再会の可能性が高まります。

「るい」は安子と会いたいと錠一郎は見抜いていますけど、「るい」は自分の思いを素直に受け入れるかは別問題として残っています。

 

また、錠一郎がアメリカへ行くことなったときに、その条件として妻と別れることが含まれていたら、「るい」はどうするのでしょうか。

そんな条件が提示される出来事なんてそうそうないと思いますけど。

でも、佐々木希さん演じる人物が業界で強い権力を握っていて、強権を発動する可能性はなくはなさそうです。

政略結婚的なことを要求する可能性。

 

仮にそうなったとき「るい」は、ベリーが今週したように、彼の成功のために自らは身を引くことを選ぶ気がします。

さてどうなるか。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の2022年1月15日放送の第11週の感想と第12週予告編についてを書いた記事でした。

 

 

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