『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『機動戦士Ζガンダム』が放送されています。
放送開始は2021年2月21日からだったようです。
2022年1月9日の放送で「キュベレイ」が初登場しました。
相変わらず惚れ惚れするフォルムです。
目次
アニメ『機動戦士Ζガンダム』
テレビアニメ『機動戦士Ζガンダム』についてです。
『機動戦士Ζガンダム』(きどうせんしゼータガンダム、MOBILE SUIT Ζ GUNDAM)は、日本サンライズが制作した『ガンダムシリーズ』のテレビアニメ。
名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系列で1985年(昭和60年)3月2日から1986年(昭和61年)2月22日まで、土曜 17時30分 - 18時00分の時間帯にて全50話が放送された。物語は1979年 - 1980年に放送された『機動戦士ガンダム』の続編にあたるが、設定はその劇場映画版3部作から連なるものとなっている。
『機動戦士Ζガンダム』のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
あらすじ
『機動戦士Ζガンダム』のあらすじについて。
宇宙世紀0087年、シャア・アズナブルはクワトロと名前を変え、反地球連邦組織エゥーゴに参加していた。
潜入したコロニー「グリーン・ノア」で、彼はティターンズが開発した黒いガンダムを目撃する。一方、カミーユは憲兵からの尋問中に起きたガンダム墜落の混乱に乗じて脱走する。ガンダムMk-Ⅱ奪取をたくらみ、再度コロニーに潜入するシャア。その戦闘のさなか、カミーユはガンダムMk-Ⅱに乗り込み、操縦を見事にこなしてしまう。それを目撃したブライトは、カミーユにアムロの再来を感じるのだった・・・。
「『機動戦士Ζガンダム』公式サイト」さんの「STORY」ページには上記引用部の用に書かれています。
「ファーストガンダム」などと言われる『機動戦士ガンダム』7年後の世界を描いている物語がZガンダムになります。
ファーストガンダムが『1年戦争』を描き、Ζは『グリプス戦役』を描いています。
『機動戦士Ζガンダム』の思い出
Ζの思い出です。
こちらはtvkでの再放送が始まったときに当ブログで記事にしています。
上にリンクを貼った記事にあれこれ書いています。
tvk『機動戦士Ζガンダム』再放送
先日まで、神奈川ローカル『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『機動戦士ガンダム』が再放送されていました。
再放送に関しては上にリンクを貼った記事に書いています。
放送日は?
tvkで再放送されるアニメ『機動戦士Ζガンダム』の放送日についてです。
2021年2月21日日曜日の23:30から放送がスタートします。
放送日は毎週日曜日。
放送時間は23:30から24:00です。
43話「ハマーンの嘲笑」
tvkの再放送では2022年1月9日に43話「ハマーンの嘲笑」が放送されました。
43話を簡単に書きますと、「クワトロ・バジーナ」がネオ・ジオン軍の「ハマーン・カーン」、あるいは「ミネバ・ザビ」に頭を下げる回です。
「キャスバル・レム・ダイクン」がザビ家に頭を下げる、キャスバルにとっていかに屈辱的な行いであることか。
待っていた!
私はこの「ハマーンの嘲笑」の放送を待っていました。
理由は冒頭で書いているように「キュベレイ」です。
この回が初登場なのですよね、キュベレイの。
美しい
子どもの頃に初めてキュベレイを見たとき、私は「美しい」と感じました。
モビルスーツを見て美しいと感じたことが、それまで一度もなかったものですから、そう感じた自分自身にも驚きましたね。
カッコイイは何度も思ってきました。
流れるようなデザイン。
胸部など部分部分は複雑な構造をしていそうですけど、全体的にはミニマル。
美しいのだけれど禍々しい、禍々しいのだけれど美しい。
白いカラーリングなのに、邪悪さに溢れている。
一見して敵方の機体とわかる、白いのに、白といえば正義なのに。
顔や、指・足先が尖っているからでしょうか。
そういう感覚を覚えた子どもの頃の記憶です。
さすがに当時はミニマルとは思っていないですが、それに相当する感覚を覚えたということですね。
機体デザインもカラーリングも、搭乗する「ハマーン・カーン」にピッタリです。
これほどまでに搭乗者とイメージの合致するモビルスーツ、もっと言えばメカデザインはなかなかないのではと思えるほど。
43話では、キュベレイはファンネルを使っていません。
なので後にファンネルを使ったシーンを見て思ったことですけど、『機動戦士ガンダム』に登場したMA「エルメス」のMS版なのだろうと、妙に納得できましたね。
肩のアーマー部などの丸みが特にエルメスに似て見えて、エルメスを発展させればなるほどキュベレイになるかもしれないと。
エルメスのファンネルは「ビット」と呼ばれていましたっけ。
実際に設定上もエルメスの発展型として開発されたもののようでした。
これは私にとってずいぶん後になって知った事実。
機体デザインについては、全体的に見て明らかに思想の異なる人のデザインと思います。
物語上の話ではなく、キュベレイのメカニックデザインを担当された人の話です。
「永野護」さんでしたっけ。
永野さんは自分の色を出しつつも、エルメスのデザインは「大河原邦男」さんでしょうか、彼の意思を最大限尊重しているように感じられます。
ファーストからΖまでは7年の年月が開いていたかと思いますけど、設定的に時間のつながりのある物語ですから、世界観を壊さない点でも優れたデザインと思います。
7年の間にサイコミュが小型軽量化され、モビルスーツに搭載できるようになり、複雑な機体操作とファンネルの遠隔操作を同時に行えるようになったと想像できる。
これはハマーンの高いニュータイプ能力と、高度な機体操作技術があって初めて実現できることでもあるのでしょう。
「エルピー・プル」などが出てくるまではハマーンのワンオフ機のような扱いでしたから。
そういえば「近藤和久」さんが描いたΖの漫画がありました。
全3巻ですのでZのダイジェスト版のような内容でした。
帳尻を合わせるように設定をところどころ変えていて。
その物語ではキュベレイは出てこなかったと思います。
ハマーンは出てきます。
漫画が手元にあるので確認したところ「ゲー・ドライ (G-DREI) 」でした。
キュベレイとは似て非なるモビルスーツ、いや、可変モビルスーツor可変モビルアーマーでしょうか。
作中、蓮の花が閉じたような形態にもなっていたので。
それがハマーンの搭乗機だったはず。
この作品には「グリフィン」という、「ケンプファー」に似た機体も出てくるのですよね。
好きな機体でした。
マラサイとバーザムの間にあるような。
ラスボスだ!
この43話のキュベレイ初登場シーンを観て、本放送当時の私はこれが「Zにおける『ジオング』になるのだろう」と感じました。
ラスボスだと。
どうしてそう思ったのかは明白です。
敵方の一モビルスーツなのに、他には例のないレベルで放送の尺を取っていたからです。
これ見よがしに機体の全体像を描写していました。
陰影など機体への描き込みが、他のシーンより細かく感じられます。
映像の時間の割きよう、作画への力の入れよう、これはただ事ではないと子どもながらに思ったものです。
しかし実際はΖの、というかカミーユの最後の敵はシロッコであり「ジ・O」であったと思います。
でも当初はハマーン&キュベレイをラスボスにする予定だったのではないのかなと今でも思っていますが。
途中でラスボスがシロッコ&ジ・Oに変えられたのではないかと。
シャアでもカミーユでもなく、ジュドーがハマーンの魂を解放したのでしたっけ。
ファーストやΖと違い、ZZはなかなか再放送してくれないので、もはや内容をほとんど忘れてしまっています。
本放送を1回観ただけですから、何十年前だという話。
やっぱりジ・Oが好き
キュベレイを観て美しいと思いました。
私が観てきたガンダムシリーズの全てのモビルスーツの中でも屈指の美しさと、今でも思います。
しかしΖで個人的に最も好きな機体はキュベレイではありません。
先ほども少し書いた、「パプテマス・シロッコ」が乗っていた「ジ・O」がΖの中では一番好きです。
シロッコっぽくないもっさりなデザインとは感じたので、ハマーン&キュベレイのような搭乗者とMSの親和性は感じられませんでしたが。
いや高機動機なのですけどね、ジ・Oは。
MG 1/100 PMX-003 ジ・O (機動戦士Zガンダム)
シロッコにはやはり「メッサーラ」でしょう。
こちらはピッタリな禍々しさ。
HGUC 1/144 PMX-000 メッサーラ (機動戦士Zガンダム)
ジ・Oとキュベレイほどではないですけど、エゥーゴの量産機「ネモ」もかなり好きです。
HGUC 1/144 MSA-003 ネモ (機動戦士Zガンダム)
「リック・ディアス」も相当に好き。
MG 1/100 RMS-099 リック・ディアス (クワトロ・バジーナカラー) (機動戦士Zガンダム)
「バイアラン」も好き。
HGUC 機動戦士Zガンダム バイアラン 1/144スケール 色分け済みプラモデル
おわりに
ということでtvkでアニメ『機動戦士Ζガンダム』の43話「ハマーンの嘲笑」が放送され、キュベレイが初登場したことを書いた記事でした。