ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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村山輝星ちゃん上手い!『プレバト!!』2023年12月7日放送の俳句「お弁当」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年12月7日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「お弁当」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年12月7日の放送でも扱われました。

 

 

今回のお題は「お弁当」です。

お弁当は季語ではないでしょう

別途季語を用意して17音を作る必要があります。

 

鈴木梨央さんと住田萌乃さん

この回は「尾上右近」さんと「鈴木梨央」さん、「住田萌乃」さん、「小林星蘭」さん、「村山輝星」さんが出演していました。

 

レギュラー陣では特待生5級「こがけん」さん、永世名人「千原ジュニア」さんが出演していました。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

5位が小林さん(才能なし、20点)、4位が住田さん(凡人、65点)、3位が右近さん(凡人、67点)、2位が鈴木さん(才能あり、70点)、1位が村山さん(才能あり、72点)でした。

 

特待生昇格試験

こがけんさんの「特待生昇格試験」です。

こがけんさんは試験を迎えて特待生5級。

 

句は、吊足場、これは高所の建設現場の足場のことみたいです、そこで弁当を運ぶ人の息が白いことを詠まれていました。

 

季語は「白息」。

読みは「しらいき」。

息白しの傍題でしょうか。


結果は「1ランク昇格!」。

一言は「どんな人の息か伝わっている」。

 

永世名人、句集完成への道!

千原ジュニアさんの「永世名人、句集完成への道!」です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

50句まで残り22句。

 

句は、セット裏で犯人役と刑事役の俳優さんが(差し入れか何かの)鯛焼を選んでいる様子を詠まれていました。

 

季語は「鯛焼」。

読みは「たいやき」。

 

結果は「掲載決定!」。

一言は「語順の勝利」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の村山さんです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

Eテレ『えいごであそぼ』に出演していた「キラリちゃん」ですね。

私はキラリちゃんが出演していた頃の『えいごであそぼ』を観ていたので、他の番組に出演しているところを観るといつも身内のように応援しています。

今回ももちろんそう。

 

句は、席替えが窓際になって嬉しい気持ちと、新しく近くの席になったクラスメイトへの挨拶に、お弁当に入っていた蜜柑を一房ずつお裾分けしたという内容でした。

夏井さんもジュニアさんたちも褒めていましたけど、本当、よくできた句でした。

破綻なく作られていましたし、俳句は初出演でしたよね、それで句またがりにも挑戦して成功させていましたし、学生らしさも出ていましたし、素晴らしい。

誰とは言いませんが、近ごろ持て囃されているあの人よりキラリちゃんに番組にもっと出演してもらいたいな、と私は思っています。

 

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レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

こがけん

こがけんさん。

 

こがけんさんは、原句上五「白息や」で切ってしまうことが、私にはちょっと違和感として伝わりました。

自分でもよくわからないのですけど、おそらく「や」には場面転換の意味合いもあるので、息が白い人と現場で弁当を運ぶ人が違う人物感が、「や」によって出てしまっているからだと思います。

 

また、原句「弁当運ぶ吊現場」だとまるで弁当を運ぶのが吊現場かのようにも読めてしまうことも、違和感になっています。

いえ、「運ぶ」と「吊現場」の間に軽い切れがあるのはわかるのです。

ただ、口語の「運ぶ」は「終止連体同形」のため、字面から吊現場が弁当を運んでいるように読めてしまうという意味で書いています。

その小さな切れも、三段切れのように読める点で引っかかりになっています。

 

ではどう直せば句がより良くなるかというと、動かすことは難しいのでこのままでよいとは思うのですが、違和感は残ってしまう感じです。

私が作るなら、上五の「や」が強すぎるので「息白し」に留めるくらい。

 

千原ジュニア

ジュニアさん。

 

dysdis.hatenablog.com

 

よい句とは思います。

ただ、句を読んだ瞬間、少し前にフジ◯ンさんが作った句に発想が酷似していると感じました。

確か「ショッカー役の俳優さんたちがこぞって夜食を摂っている」という内容の句でした。

この句は、観ているであろうフジモンさんに対するジュニアさんならではのエールなのか、あるいは嫌味なのか、句からは感じ取りにくいです。

しかし、ジュニアさんがフジ◯ンさんのショッカー句を大きく意識したものであろうことは間違いない、と個人的には思っています。

パクリではないと感じられるので、だからどうということはなく、ただそう思っただけの話ですけど。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年12月7日放送の俳句コーナーのお題「お弁当」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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