『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年12月21日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「号外」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年12月21日の放送でも扱われました。
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— 「プレバト!!」毎週木曜よる7時【公式】 (@prbt_official) 2023年12月18日
木曜、夜7時からはプレバト!!
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清水アナが次回のお題に挑戦!🔥
前に才能アリを獲得しているので自信を持って!💪#清水アナの俳句挑戦#プレバト #MBS #TBS pic.twitter.com/dw34DhpT1s
今回のお題は「号外」です。
号外は季語ではないでしょう。
別途季語を用意して17音を作る必要があります。
この回は「長野智子」さんと「青山祐子」さん、「森香澄」さん、「松田和佳」さん、「枡田絵理奈」さんが出演していました。
レギュラー陣では特待生5級「的場浩司」さんと「千原ジュニア」さんが出演していました。
順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
5位が青山さん(才能なし、15点)、4位が森さん(才能なし、35点)、3位が枡田さん(凡人、50点)、2位が長野さん(凡人、67点)、1位が松田さん(才能あり、70点)でした。
特待生昇格試験
的場浩司さんの「特待生昇格試験」です。
的場さんは試験を迎えて特待生5級。
句は、昭和時代が終わったのに星は変わらずあることを詠まれていました。
季語は「凍星」。
読みは「いてぼし」。
結果は「1ランク昇格!」。
一言は「等身大の一句」。
永世名人、句集完成への道!
千原ジュニアさんの「永世名人、句集完成への道!」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り21句。
句は、十二月にチャンピオンが無傷であること、つまり試合に勝利したことの号外が出た様子を詠まれていました。
季語は「極月」。
読みは「ごくげつ」。
陰暦12月のこと。
結果は「掲載決定!」。
一言はなかったかと。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は位のさんです。
今回は気になった句がありませんでした。
あえて書くと、1位の句は慶応高校の夏の甲子園優勝のことを詠んだものなのに、冬の季語を用いている違和感があったくらいですね。
でも俳句はあくまで17音の勝負なので、句で慶応と言っていない以上、それはそれで問題ないかなと思います。
レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
的場浩司
的場さん。
無常観とご本人も夏井さんも言っていましたが、たしかにそれを感じられてよいと思います。
ただ、原句「そこ」がこの句にとって適切な指示代名詞かは、私にはちょっとわからなかったです。
「ここ」でも意味は通じるので、「そこ」でなけばいけない理由みたいなものは薄い印象を持ちます。
原句「今日も」も、今日でなく「今」でも音数は同じですので、今日でなければいけない理由や必然性みたいなものは弱いかもしれないです。
両方合わせても、原句「今日もそこにある」は「今もここにある」で通じそうで、何かもっとよい表現があったのではないかなと、表現の「緩さ」にもやっとするということですね。
でもよい句です。
千原ジュニア
ジュニアさん。
私には良さがわからない句でした。
単に、井上さんがボクシングでチャンピオンになったときの号外が出たとわかる、「報告」に見えたからです。
ボクシングと書かず、井上尚弥と書かずにそれを表現されたことは、さすがに永世名人の技術だなとは思うのですが。
上に書いたように内容そのものは報告ですので、句の広がりというか奥行きはないかなと思います。
あえて俳句でやることなのだろうかという。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2023年12月21日放送の俳句コーナーのお題「号外」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。