ディスディスブログ

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鈴子だった!朝ドラ『ブギウギ』第4週「ワテ、香川に行くで」の感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『ブギウギ』は2023年10月2日から始まりました。

2023年10月23日からは第4週「ワテ、香川に行くで」が放送されています。

ブギウギ4週を視聴した感想を書いています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『ブギウギ』

朝の連続テレビ小説は2023年10月2日から『ブギウギ』が始まっています。

 

連続テレビ小説 ブギウギ Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

www.nhk.jp

朝ドラ「ブギウギ」公式 (@asadora_bk_nhk) / X

https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

 

公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

10月2日からの連続テレビ小説『ブギウギ』。ヒロインは趣里。「東京ブギウギ」で知られる歌手 笠置シヅ子さんがモデル。戦後を明るく照らしたスターの物語。

 

【キャスト】趣里 水上恒司/草彅剛 蒼井優 菊地凛子 小雪 水川あさみ 柳葉敏郎ほか
【主題歌】「ハッピー☆ブギ」中納良恵 さかいゆう 趣里
【脚本】足立紳 櫻井剛
【音楽】服部隆之
【語り】高瀬耕造(NHK大阪放送局アナウンサー)

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。

 

第4週「ワテ、香川に行くで」

2023年10月23日月曜日から朝ドラ『ブギウギ』は第4週「ワテ、香川に行くで」が放送されています。

 

第4週「ワテ、香川に行くで」 (16)

 

 

『ブギウギ』の公式Xアカウント (@asadora_bk_nhk) では予告動画がアップされています。

 

第4週「ワテ、香川に行くで」 (16)

 

今週はこんな感じ

今週はこんな感じです。

 

 

こういう第4週でした。

 

第4週「ワテ、香川に行くで」 (16)

 

感想

感想です。

 

桃色争議

桃色争議」が週前半の目玉でした。

史実として存在する騒動というか事件というか出来事だったようです。

 

ネタバレを含みますから、バレを知りたくない方は下に貼ったWikipediaのリンクを踏まないことを強く推奨いたします。

 

ja.wikipedia.org

 

桃色争議(ももいろ そうぎ)は、1933年(昭和8年)、松竹少女歌劇部(後の松竹歌劇団)・松竹楽劇部(後のOSK日本歌劇団)で発生した労働争議をいう。

 

桃色争議のWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

大和と橘が辞める必要はあったのか?

観ていて違和感というか疑問がありました。

蒼井優さん演じる大和が、梅丸を辞める必要があったのかという点です。

翼和希さん演じる橘も大和と一緒に辞めましたが、橘はもっと辞める意味がない気がしています。

 

大和たちが『梅丸少女歌劇団 (USK) 』の会社に迷惑をかけた、お客様に迷惑をかけた、それはわかります。

会社的にとっては大損害だったことでしょう。

 

しかし、そもそも大和たちにストライキを起こさせたのは、会社からの一方的な劇団員の大幅な賃金削減と一部の解雇通告でしたよね。

それに対して起こしたストライキを受けて、会社が大和たちの条件を受け入れたということは、賃金削減と解雇通告が行き過ぎていたことを認めたとも受け取れます。

それなのに大和が辞めることが理解できないのです。

 

鈴子が言っていましたけど、ストライキが起こるまで大和と橘があっての梅丸でした。

少なくとも大和と橘のどちらかは生き残る道を探らなければ、それこそ会社の損害になりますし、お客様への裏切りにもなるのではと思ってしまいます。

 

橘はストライキに参加していなかったのですから、少なくとも彼女が辞める理由はないように感じられます。

橘は大和のことを好きだからという、争議とは無関係のことを理由にするのなら、それは会社や客、他のメンバーへの侮辱とすら思うのですが。

 

橘だけでなく大和だって、梅丸で生き残る道もあったように思うのですけどね。

すぐに復帰することを快く思わない人もいるでしょうから、例えば一定期間の謹慎処分とか降格処分とか減給処分とか演出側に回すとか、いくつか手立てはあったのではないでしょうか。

 

あくまで作中の様子から想像するだけですが、大和たちは弁護士をたてることができていないみたいでしたので、まともな交渉はほぼできていなかったのでしょうね。

イエスかノーか、みたいな極端なやり取りしかなかったのではと。

いや、ドラマの演出に不要と判断されただけで、史実では大和たちにも弁護士がいたのかもしれませんけど。

 

また、当時の社会全体の価値観も影響していた気もします。

男尊女卑の傾向は現代より強くあったはずですから。

男だけでなく女にも、その意識が強くあったのだろうということですね。

 

メタ的に言えば、争議がというか大和のモデルであろう人(飛鳥明子?)が辞めたことが、シヅ子等の世代が劇団内で台頭する「きっかけ」にもなっていたようです。

史実どおりの脚本にせざるを得ない事情もあったのでしょう。

でも個人的にはいまいち納得のしにくいて展開、結末でした。

やりようはもっとあったのではないかと、どうしても思ってしまいます。

 

第4週「ワテ、香川に行くで」 (16)

 

その後劇団はどうなった?

2023年10月26日の放送分から、桃色争議から1年ほど経っています。

時代は昭和9年とあったでしょうか。

 

9年というと日中戦争開戦がそう遠くないところに来ています。

確か12年ですから3年ほどしかない。

 

それはさておき、争議から1年ということは、梅丸から大和と橘が去ってから1年経ったことをも意味しています。

劇団はその後どうなったのでしょうか。

鈴子やリリーたちの様子から、うまく行っているものと想像しますけど、この1年に相当な苦労があったことは想像に難くないです。

客の信用を取り戻すのは大変なはずですからね。

 

脚本的に言えば、『ブギウギ』はあくまでも鈴子の物語をメインに据えているので、劇団のことを事細かに描く時間的余裕がないのでしょう。

それは重々承知していても、やはり知りたいところではあります。

今後描かれるかもしれませんけど。

 

本当の姉弟ではない問題

2023年10月26日から、鈴子の幼少期からある「疑問」が再燃しています。

疑問とは「鈴子と弟の六郎は実の姉弟ではないのでは」です。

 

まぁこれは間違いないことと思います。

ただそうだとして、問題は鈴子と六郎のどちらが梅吉とツヤの子で、どちらがそうでないのか、ということ。

あるいは2人ともそうではない可能性もなくはない。

本人たちとすれば、そこを明らかにしたいと考えるのはごく自然なことと思います。

 

六郎はあるときからずっと、鈴子のことを実の姉と思っていなかったみたいです。

幼少期に「アホのおっちゃん」からそう言われたときからずっと。

鈴子も鈴子で、小学校の頃に熱を出して寝込んでいたときに、アホのおっちゃんから聞いた六郎が自分にその話をしたこと、(聞いていないと油断していた)両親の(鈴子からしたら)不可解な会話を聞いたことを、引っ掛かりとして持ち続けていました。

それは気になりますよね。

 

2023年10月26日の段階では、鈴子は六郎が実子ではない可能性を考えています。

話の流れ的に本当は鈴子こそが実子ではないことは、視聴者にはバレバレなのですけど、鈴子本人はそんなことを微塵も思っていないようです。

それが滑稽でもあり悲しくもあり。

 

そして2023年10月27日、とうとう鈴子にも知らされていました。

まさか自分がという。

知った鈴子はどうなるどうするというところは5週です。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『ブギウギ』の第4週を視聴した感想を書いた記事でした。

 

 

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