NHK連続テレビ小説『らんまん!』は2023年4月3日から始まりました。
2023年7月3日からは第14週「ホウライシダ」が放送されています。
らんまん14週を視聴した感想を書いています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
朝ドラ『らんまん』
朝の連続テレビ小説は2023年4月3日から『らんまん』が始まっています。
https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/
公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!
春らんまんの明治の世を舞台に、植物学者・槙野万太郎の大冒険をお届けします!!連続テレビ小説108作目『らんまん』は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。
その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときをお届けします。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ ―
そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)と
その妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
第14週「ホウライシダ」
2023年7月3日月曜日から朝ドラ『らんまん』は第14週「ホウライシダ」が放送されています。
📖「らんまん」物語のあらすじ
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年6月29日
第14週のあらすじを公開!
1枚目の写真をタップすると、あらすじが読めます📝
⚠️ネタバレ注意⚠️の内容となっていますが、
一足先にらんまんの世界をチェックしたい方は、ぜひご覧ください!#朝ドラらんまん pic.twitter.com/SdiCTBfTSx
❀✿ らんまん 相関図✿❀
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月2日
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明日の第14週からは、万太郎と寿恵子の夫婦生活がはじまります!
改めて相関図をご紹介します📖#朝ドラらんまん #神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/ntx0dqhsgf
『らんまん』の公式Twitterアカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています
今週はこんな感じ
今週はこんな感じです。
長屋のみんなでテテコテコテコテコ♪#朝ドラらんまん #ステテコ踊り#神木隆之介 #浜辺美波 #大東駿介 #成海璃子#池田鉄洋 #安藤玉恵 #住田隆 #山脇辰哉#山谷花純 #山本花帆 #鈴木凛子 #渋谷そらじ pic.twitter.com/aSl8lrJwSc
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月2日
「大それた…望みながか…?」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月2日
「――わしじゃち…渡しとうない。わしが名付け親になって、おまんのこと世界に知らせたい」
標本をいとおしそうに見つめて、万太郎はつぶやきました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 pic.twitter.com/qqQNShtT9N
万太郎が土佐で採取した植物を見せようとした瞬間、田邊に制止され…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月3日
「今夜、これを持ってうちに来なさい」
その場にいた全員が、田邊の申し出に衝撃を受けます。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜 #前原滉 #前原瑞樹#井上想良 #犬飼直紀 #田中哲司 #要潤 pic.twitter.com/S653M4X75f
自分の手では発表できないと言われてしまった万太郎。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月3日
田邊教授にどうしたらよいかと尋ねるも、大学に通うか留学しなさいと言われてしまいます。
「――学歴がすべてゆうことで」
「ああ」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #要潤 pic.twitter.com/SLAje2bQNI
田邊専属の #プラントハンター になることを断った万太郎。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月4日
「何の身分もない、何の保証もない、小学校も出とらん虫けらが何を言っても無駄だ!お前は私にすがるしかない!」
万太郎は、教授の目をしっかり見つめ
「――わしが、やりますき」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #要潤 pic.twitter.com/8HFt1LswRU
万太郎からの手紙を手にしながら周りを見渡す人物。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月5日
長屋に入ってきたのは、名教館でともに学んだ友・広瀬佑一郎でした。
なぜここに…?#朝ドラらんまん#中村蒼 pic.twitter.com/KaDW0q36Dn
アメリカに留学するという佑一郎。#仁淀川 から #ミシシッピ川 へ。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月5日
佑一郎も金色の道を進むべく、前を向いていました。
そんな佑一郎に触発される万太郎。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #中村蒼 pic.twitter.com/8Mza1PIJpA
「万太郎には教授がすべてじゃないじゃろう?訪ねていく先があるゆうことも、自分の宝じゃき」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月5日
万太郎は、佑一郎に励まされ笑顔が戻ります。
そして、何かを決意したかのような表情。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #中村蒼 pic.twitter.com/DBSPyjbIes
シーボルトの助手をしていた伊藤圭介翁の孫・伊藤孝光。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月6日
東京大学の名前を聞くと、孝光の表情が変わります。
里中いわく、もともと #トガクシソウ は伊藤家が発見した植物だったらしく、孝光は、田邊教授のことを"泥棒教授"と呼んでいました。#朝ドラらんまん#落合モトキ pic.twitter.com/EOj5vocvQD
こういう第14週でした。
黒・田邊再び
14週は田邊ですよね。
言わずもがな東京大学植物学教室の教授です。
彼は万太郎を東大に通うことを許可し、学会誌を作ることを許可し、ロシアのなんちゃらという権威ある植物学者の万太郎の名を認めさせた、万太郎の大恩人。
ただ以前から、まま、彼から「政治的」な動きが感じられます。
万太郎が作ることを提案し実行した学会誌も、自分が許可したからなし得たと、手柄を自分のものにしていました。
万太郎はそれを見越していたようですが。
確か田邊の妻である聡子も似たようなことを言っていましたが、自ら権威の側に立つことで、日本ではまだまだ認知度の低い植物学を高めようとしている結果でもあるのでしょうけど。
そうだとしても、思うのと実行するのとでは大きな隔たりがありますので、行動を移して、しかも、人を「虫けら」呼ばわりするのですから、性格がよい訳がないように思えます。
私のものになれ
その黒・田邊は万太郎に「私のものになれ」と言いました。
これは自分の手足になって植物採取や標本作りなど実務をせよということ。
万太郎の全ての実務の名義が田邊になるということでもあります。
簡単に言えば万太郎を取り込もうということですね。
別の見方をすれば、万太郎を認めている、それどころか脅威に感じている、その裏返しになりそうです。
ロシアのなんちゃらという権威の方に、標本を送ったときも、田邊の送ったサンプルからは新しい属が発見されたけど、万太郎のものからは新種が発見されたとか何とかいう反応があった気がします。
もはや私の記憶が危ういですが。
それを考えても、田邊は万太郎が自分より先に世界に認められる、あるいは世界から自分より高く評価される、それはいずれ国内での評価にもつながりかねない、その危険を察したのでしょう。
害をなしそうな芽はできるだけ早く摘もうと。
東大にいられるの?
田邊の「私のものになれ」の提案を、万太郎は断りました。
好きな人を他人に渡したくないことと変わらないという理由だったでしょうか。
田邊はその後万太郎を明確に敵視しそうですよねぇ、怖い。
万太郎の東大での活動も禁止してくるのではないかと思いますが。
しばらく尾を引きそう。
しばらくどころか「ずっと」かも。
怖い怖い。
夫婦生活が
14週から万太郎と寿恵子の夫婦生活が始まりました。
始まりましたが、という。
寿恵子をそっちのけとまでいかないでも、やはり万太郎は植物のことばかりを考えています。
なので「夫婦生活」を二の次にしたり、金銭的な相談も聞く耳を持たなかったりと、寿恵子は早速不満を募らせています。
「寿恵ちゃん」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年7月5日
「なあに、万ちゃん」
悩む万太郎に寄り添う寿恵子。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/aPTULu2kz0
せっかくハグをしたりお互いに気持ちを盛り上げる言葉を言い合ったりしたのに、その高揚を植物研究に充ててしまう。
そういう人ですね、万太郎は。
そういうところが好きなのだけどと、もどかしい寿恵子です。
ハグしたときに「すえちゃん」「まんちゃん」と呼び合っていましたよね。
あれ、すごくよかったです。
トガクシソウ事件
70話に登場した、シーボルトの助手をしていた伊藤圭介翁の孫・伊藤孝光。
彼は田邊のことを「泥棒教授(ドロボウ教授)」と呼んでいました。
おそらくこれは「破門草事件」なり「トガクシソウ事件」なり呼ばれている出来事のことを指しているのでしょう。
経緯は上にリンクを貼ったWikipediaにありますので、興味のある方はどうぞ。
おわりに
ということで、朝ドラ『らんまん』の第14週を視聴した感想を書いた記事でした。