『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年6月1日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「雨の日のカフェ」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト!!』
テレビ番組『プレバト!!』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句
『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年6月1日の放送でも扱われました。
今回のお題は「雨の日のカフェ」です。
雨の日のカフェは季語ではないでしょう。
この回は「伊集院光」さんと「村山輝星」さん、「早見あかり」さん、Aマッソ「加納愛子」さんが出演していました。
レギュラー陣では名人4段「皆藤愛子」さんと永世名人「千原ジュニア」さん、特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。
順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
4位が伊集院さん(才能なし、35点)、3位が加納さん(凡人、60点)、2位が村山輝星さん(才能あり、70点)、1位が早見さん(才能あり、72点)でした。
名人10段を目指す試験
皆藤愛子さんの「名人10段を目指す試験」です。
皆藤さんは試験を迎えて「名人4段」でした。
句は、梅雨寒の日にカフェで愛犬を膝に乗せていてその熱が伝わってくることが詠まれていました。
季語は「梅雨寒」。
読みは「つゆざむ」。
結果は「現状維持!」。
一言は「もう少し触感を伝える工夫を!」。
永世名人、句集完成への道!
千原ジュニアさんの「永世名人、句集完成への道!」です。
句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。
50句まで残り27句。
句は、決断できない臆病者がカフェにいて、その人の珈琲は冷めていることを、「梅雨の闇」と用いて詠まれていました。
季語は「梅雨」。
読みは「つゆ」。
結果は「掲載決定!」。
一言は「」はなかったかと。
特別永世名人「締めのお手本」
最後は、特別永世名人であらせられる梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。
句は、濁っているソーダフロートが一向に減らないことが詠まれていました。
季語は「ソーダフロート」でしょうか。
読みは「そーだふろーと」。
先生の査定は「お見事!」。
一言は「心情が伝わる!!」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は位のさんです。
今回は特に気になった句はありませんでした。
レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
前回がすごく充実した回だったこともあってか、今回やや低調だったように見えました。
皆藤さん。
熱という語を使っていることが、個人的にはちょっと駄目かなと思いました。
梅雨寒と言っているのに「熱」を使うと、対比が露骨すぎるのですよね。
夏井先生はそこには何も指摘していらっしゃらなかったので、問題ないのかもしれません。
でも個人的には気になって、原句の「愛犬の熱」より「腿に愛犬の寝る」などとした方がよいかなと感じました。
寝ているのなら腿に熱を感じているのであろうと、読者が想像できるくらいに留める方がよいと思います。
ジュニアさん。
「怯者(きょうしゃ)」という語を用いていました。
先生は絶賛でしたけど、俳句は普段使わない言葉は用いない方が私は好みなので、別の言い方であって欲しかったかなと感じます。
下五「梅雨の闇」としたことも、怯者を使っているから尚さら、ちょっと言い過ぎている気がしました。
演出しすぎ感があると言いますか、その作者の狙いが伝わってきて。
梅沢さん。
個人的には好みからは遠かったです。
上五「濁りゆく」と下五「減らぬまま」という二つが、ぶつかっているというか、意味が微かに重複しているように受け取れたからです。
どちらかを消して、より細かく状況描写をするとか、転じて別のフレーズを入れるとかした方が好みです。
おわりに
ということで、MBS『プレバト!!』の2023年6月1日放送の俳句コーナーのお題「雨の日のカフェ」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。