ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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会話が意味不明すぎる。朝ドラ『ちむどんどん』の12週「古酒交差点」と、13週の予告を観た感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』は、2022年7月1日に第13週の予告が流れました。

第12週の感想と、予告を受けて第12週の予想などをあれこれ考えています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『ちむどんどん』

朝の連続テレビ小説は2022年4月11日から『ちむどんどん』が始まっています。

 

連続テレビ小説 ちむどんどん Part1 NHKドラマ・ガイド

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

 

https://www.instagram.com/nhk_chimudondon/

 

公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに********ヒロイン。
遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「*」に自分らしい生き方を見いだし、やがて*********ことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人がそれぞれに****を歩み、***が離れるときも訪れます。
それでもふるさと・沖縄の*が、思い出が、四人の心をつなぐ。**や**に見舞われ、誰かが***そうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。
時代を越えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの—それは家族です。
傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

「*」にしたところにはネタバレ感があったので伏せています。

 

第12週「古酒交差点」

2022年6月27日月曜日から『ちむどんどん』は第12週「古酒交差点」が放送されています。

 

 

『ちむどんどん』の公式Twitterアカウント (@asadora_bk_nhk) による9週の予告動画です。

 

(56)「古酒(くーす)交差点」

 

1978年5月

第12週の初っ端に1978年の5月に時間が経過していました。

第11週から11ヶ月が経過しています。

暢子がイタリア料理店「フォンターナ」で働き始めて6年経ったそう。

 

暢子は雑誌からインタビューを受けていました。

着々と成長している様子。

 

訳がわからない

今週、ある会話の意味がわからず困惑しました。

 

 

房子オーナーから言付かって、東洋新聞を訪れた暢子。

会社に残っていた和彦と口論になっていました。

その会話が訳がわからなかったです。

 

いや、わかるのですよ。

暢子も和彦も、自分で気がついていないだけで、本当はお互いがお互いを好いていることは。

気づこうとしないだけ、または認めようとしていないだけで、はっきりと好き合っています。

 

今週、暢子は個人で野菜の卸業を始めた智から、本格的にプロポーズをされています。

和彦も恋人の愛から、親に紹介されたり、白金台のマンション(!)が来月にも自分の名義になる予定だったりと、結婚への地盤固めが進められています。

 

二人ともが、早く本当の気持ちに気づかないと、後戻りできない状況に陥りつつあります。

しかし仮に気づいたとして、あるいは認めたとして、暢子は智に、和彦は愛に、結婚を断ることができるのか?

特に和彦。

 

そんな、付き合ってもいないけど好き合っている、微妙な状況下での暢子と和彦の会話です。

ですからある程度、会話が支離滅裂なことも仕方ないとは思います。

ですがこれは現実ではなく創作物、物語です。

ドラマならどのような状況であっても、会話をある程度成立させていなければならないと思います。

 

このときの二人の会話の少し書き出してみましょう。

 

和「智と結婚するの?」

暢「なんで?」

和「僕はこのまま結婚していいのかな」

暢「どういう意味?」

和「白金台のマンション、とりあえず来月には名義変更(略)どう思う?」

暢「なんででうちに相談するわけ? そんな大事なこと、いきなり相談されても。元々うちは恋愛にも結婚にも」

和「デートしてたじゃないか、智と」

暢「あれはデートじゃ」

和「お洒落してたじゃないか」

暢「智が着替えれって言うから」

暢「ドキッとしたあんな暢子、初めて見たから」

 

会話はこの後も続きますけど、わかります?

この段階で既にところどころ会話がつながっていないですよね。

 

その後の会話の中にも、和彦の意味のわからないセリフがいくつかありました。

智と結婚するのかとかデートしてたのかとか、暢子に散々聞いたくせに、自分と愛さんのことを聞かれると「関係ないだろ僕たち二人の問題なんだから」と返したり。

また捨て台詞に「暢子こそ、智とさっさと結婚しろ」などと失礼なことを言ったり。

もう訳がわからなかったのです。

暢子も大概でしたが。

 

脚本の問題

これはもう脚本の方の問題ですよね。

 

二人が経験したであろう様々な過程を、ドラマの中で丁寧に描けていないから、このような訳のわからない会話になってしまったのだと感じられます。

あるいは12週の放送の枠内に収めないといけないから。

それまでに過程をしっかりと描いた上で、この会話ならまだ何とかわかるのですが。

暢子が上京してから6年も経つのに、それまで暢子と和彦の間に恋愛要素はほぼ描かれていなかったじゃないですか。

 

いや、和彦に暢子に好意を抱いていることはわかっていました。

いましたけど、二人の直接的な絡みはありませんでしたよね。

暢子は今まで、フォンターナの中でどうやって料理人として一人前になるかに、主眼が置かれていましたし。

 

にもかかわらず今週に入ってから投げ込むように突然、恋愛要素を入れてきて、そしてこの会話です。

視聴者はついて行けないですよ。

 

それまでの過程を丁寧に描いていたとしても、先ほど挙げた会話は途中で話題がどんどん切り替わりますから、視聴者がその都度脳内で補填していかないと理解できないでしょう。

 

ドラマは他にも出来事が起こっていました。

特に賢秀に。

でもそれらはすべて、この意味不明な会話シーンにかき消された感があります。

 

第13週予告編

朝ドラ『ちむどんどん』の2022年7月1日金曜日の放送は第12週の最終日でした。

 

予告は金曜日

今までの朝ドラは週の最終日である土曜日に総集編が放送されました。

総集編の終わりに翌週の「予告編」が少し流れます。

 

本作『ちむどんどん』からは、金曜日の最後に翌週の予告編が放送されるようになりました。

2022年7月1日の放送では第13週の予告編が流れました。

 

黒砂糖のキッス

第13週の週タイトルは「黒砂糖のキッス」です。

 

12週のラスト、暢子は房子オーナーとお酒を飲んでいて、酔っ払っていた中で自然の自分の和彦への想いが口から出ていました。

酔いながらも、そこで自分の気持ちに気づけたはずです。

 

時間が結構なスピードで進むドラマですから、おそらく次週には恋の決着が着くと予想されます。

智が沖縄に戻っているような描写もありましたし、愛さんと思われる女の人が「あまゆ」から一人立ち去る様子も見られましたし。

ミスリードを誘っているのかもしれませんが。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『ちむどんどん』の第12週の感想と2022年7月1日放送の第13週予告編について書いた記事でした。

 

 

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