『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『北斗の拳』が放送されています。
作品のことや、放送開始日・時間などをご紹介します。
目次
『北斗の拳』
『北斗の拳』についてです。
『北斗の拳』(ほくとのけん)は、武論尊(原作)、原哲夫(作画)による日本の漫画作品。およびそれを原作・題材としたテレビアニメ(1984年)・ゲームなどを指す。
(略)
1980年代の『週刊少年ジャンプ』を代表する作品の一つであり、漫画家・原哲夫と漫画原作者・武論尊の最大のヒット作にして代表作である。初出版である連載版は『週刊少年ジャンプ』(集英社)1983年41号から1988年35号に掲載され、当時一大ブームを巻き起こした。
『北斗の拳』のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
とかく『北斗の拳』というと、「あべし」「ひでぶ」「たわば」などの断末魔や「お前はもう死んでいる」などのフレーズ、「北斗百裂拳」など奥義の数々に目が行きがちです。
インパクト特大でしたね。
本当にたくさんの人が死にますから、当時の大人からは教育上良くない作品と捉えられていたかもしれません。
実際そういう側面は『北斗の拳』の特徴の1つでありますし、当初は編集や作者もそういう面を売りにしていたかもしれないです。
しかし当時の子どもたちは、全員かはわかりませんけど、そういう残酷な表現は作品の一つの側面でしかないことに気づいていたと思います。
人を失うことで生まれる辛さ・悲しさを胸に抱いて人は成長する、表面的な強さは本当の強さではない、ということを『北斗の拳』から学んだ子どもたちも多かったのではないでしょうか。
あらすじ
あらすじについて。
世界的な核戦争によって文明と人々の秩序が失われ、争いが繰り返されるという最終戦争後の199X年(20世紀末)が舞台。暴力が支配する弱肉強食の世界に現れた、伝説の暗殺拳"北斗神拳"の伝承者・ケンシロウの生きざまを描くハードボイルドアクション。
前出のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
19XX年、世界は核の炎に包まれた。海は枯れ、地は裂け、あらゆる生命体は絶滅したかに見えた。しかし人類は死に絶えてはいなかった。…そして世界は再び暴力が支配する時代へと移り変わる。
番組データの番組説明には上記引用部のように書かれています。
こういう感じです。
物語の序盤は、ケンシロウが婚約者「ユリア」を求めて旅をします。
自分からユリアを奪い、胸に7つの傷をつけた張本人である南斗聖拳の伝承者「シン」を探し、そして戦うまでが序盤でしょう。
中盤は「ラオウ」と「トキ」と「ジャギ」といった北斗神拳継承者、ケンの兄たちとの争いが始まります。
旅の中で「南斗六聖拳」の伝承者たちが仲間になったり、あるいは戦ったりしていきます。
「南斗五車星」というのもありましたっけ、ユリアを守る人たち。
中盤の最後はケンとラオウとの戦いです。
ラオウとの戦いで大きな区切りがあり、その後は元斗皇拳の「ファルコ」が登場したり、修羅の国へ行きラオウの実兄「カイオウ」との戦いへと続いたはずです。
物語の最後は、ある人に北斗神拳を継承する話でしたっけ。
『週刊少年ジャンプ』で1980年代に連載されていた、私の知る『北斗の拳』はそこまでです。
他の媒体でその後も色々と描かれているかもしれません。
登場人物
登場人物について。
と言いたいところですが、たくさんの人物が登場しますので省略します。
前出のWikipediaなどをご覧になってください。
「ケンシロウ」が主人公。
ケンと旅をする少年「バット」と少女「リン」。
この3人で旅をします。
後に南斗水鳥拳の「レイ」と、外見がユリアにそっくりでレイが愛した「マミヤ」が加わります。
『北斗の拳』の思い出
私の『北斗の拳』の思い出です。
子どもの頃好きな漫画の1つではありました。
ありましたが絶対的なものではなく、当時はジャンプで読むだけで単行本を買っていませんでした。
記憶は曖昧ですけど、後に古本屋で全巻を集めた記憶です。
それも後に手放してしまい、記事作成現在は手元にありません。
今回ご紹介するアニメはほぼ全て観ました、たぶん。
当時のジャンプは最盛期の一時期にあったでしょう。
『キン肉マン』や『キャプテン翼』、『ドラゴンボール』、『銀牙 -流れ星銀-』、『ウイングマン』、『きまぐれオレンジ☆ロード』、『ハイスクール奇面組』、『よろしくメカドック』、『魁!!男塾』、『聖闘士星矢』、『キャッツアイ』、『シティーハンター』等など。
まさに綺羅星の如しです。
記憶では『北斗の拳』の連載は『銀牙』とほぼ同時期に始まったような。
こうしてみると、バトルものが多かったですね。
私は当時『キン肉マン』が一番好きでした。
超人ではラーメンマンとアシュラマンとザ・ニンジャが好き。
グレートとマリポーサも、3人ほどではないにしても好きでした。
なので『闘将!!拉麺男(戦え!!ラーメンマン)』も大好き。
キン肉マンは単行本だけでなく「キン消し」を大量に持っていました。
ジャンプ漫画でいえば、『Dr.スランプ』も『ドラゴンボール』も『聖闘士星矢』も好きで単行本を集め、アニメを観ていました。
『銀牙』と『ゴッドサイダー』も単行本を買っていました。
一方で『魁男塾』や『ジョジョの奇妙な冒険』は食指が動かなかったです。
話が少し逸れたました。
『北斗の拳』では、ケンシロウの義兄「トキ」と、南斗白鷺拳の「シュウ」、南斗五車星の「雲のジュウザ」が特に好きです。
優しく強いのだけどというトキとシュウ、スナフキン的なジュウザ。
作品を問わず、私が好きになるキャラクターは似た傾向にあります。
原作漫画の絵柄は好きでした。
劇画的な暑苦しさを覚える絵柄は得意ではないのですが、『北斗の拳』は受け入れられました。
理由は自分でもよくわからないです。
今思うと「目」かもしれません。
ケンシロウだけでなく多くの登場人物たちは悲しそうな目をしています。
その陰りのようなものが、むさ苦しい絵柄にある種の「清涼感」をもたらしていたのではないかと感じます。
翻ってアニメ版の絵柄は好きではありませんでした。
原哲夫さんの劇画的なタッチの悪いところだけを抜き出しているように、子どもながらに思えたのです。
正直に書きますと下手な絵に見えました。
どうして原作のままアニメにできないのだろうと当時不思議に思ったものです。
『キン肉マン』にしても『聖闘士星矢』にしてもそうでした。
『アラレちゃん』や『ドラゴンボール』は比較的原作に近いタッチで描かれていたと思えたので余計に。
tvk『北斗の拳』再放送
『tvk(テレビ神奈川)』にて、アニメ『北斗の拳』が再放送されています。
tvkのwebサイトによれば、2021年4月25日から放送がスタートしているようです。
実は私はこのtvkの再放送の1話を見逃していまして、2話から観始めています。
年度が切り替わる3月末や4月の第1週から始まるのならまだ気づけます。
しかし4月もほぼ終わろうとしている25日から始まる放送なんてなかなか気づけないですよ。
放送日は?
放送日について。
放送日は毎週日曜日。
放送時間は21:30から22:00です。
3話「光なき街に孤拳が燃えた!爆殺五烈弾」
記事作成現在、3話「光なき街に孤拳が燃えた!爆殺五烈弾」まで放送されています。
KINGを名乗るケンシロウの宿敵シン。ケンシロウを追って村を出たリンがそんなKINGの軍団の捕虜になってしまった。それを知ったケンシロウはKING支配下のドラドの街に向かい、リンを救うべくダイヤ、クラブと闘う。
3話の番組データの説明には上記引用部のように書かれています。
内容に関しては懐かしいような、あまり覚えていないような、そんな感じです。
原作にはない、アニメオリジナルなシーンも多く、アニメは本放送を1回しか観ていないですから、アニオリは覚えていないことの方が多いでしょう。
3話の前半、ダイヤとの戦いでは「ひでぶ」が出てきました。
4話は記憶に残る敵キャラ1人「ハート」が登場します。
「愛をとりもどせ!!」「ユリア…永遠に」
アニメ『北斗の拳』はOPとEDがどちらも秀逸なのですよね。
『北斗の拳』だけでなく当時のアニメは主題歌に名曲が本当多かったです。
オープニングが「愛をとりもどせ!!」、エンディングが「ユリア…永遠に」でした。
いずれも「クリスタルキング」が歌っています。
曲は物語の途中から変更されたと記憶しています。
章が切り替わるタイミングだったかと思いますが定かではありません。
先日、何十年ぶりに「愛をとりもどせ!!」と「ユリア…永遠に」を映像で観、そして聴きました。
「愛をとりもどせ!!」のラスト、謎の巨人にケンシロウが飛び蹴りをするシーンで身震いしました。
「あぁ〜あいをぉ↑、とりもどせ↑え↓え↑えええ」のところで。
いやぁ、何度観ても何度聴いても興奮する曲です。
実は子どもの頃は「愛をとりもどせ!!」より「ユリア…永遠に」の方が好きでした。
子どもの頃から暗めの、マイナー調の曲を好きになる傾向にありました。
もちろん今聴いても名曲です。
でも不思議と今は「愛をとりもどせ!!」の方がより好きですね。
おわりに
ということでtvkでアニメ『北斗の拳』の再放送が2021年4月25日から始まっていますの記事でした。