ディスディスブログ

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チルチャックいい奴!アニメ『ダンジョン飯』13話『炎竜3/良薬』の感想

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テレビアニメ『ダンジョン飯』は、2024年3月28日に第13話『炎竜3/良薬』が放送されました。

視聴した感想をあれこれ書いています。

 

以下、ネタバレ要素を含みますので、バレても構わない方のみ下にスクロールしてください。

 

目次

 

アニメ『ダンジョン飯』

2024年1月4日よりテレビアニメ『ダンジョン飯』の放送がスタートしています。

 

第1話 水炊き/タルト

delicious-in-dungeon.com

 

ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か―――

ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた!

命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。

再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。

妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。

「食糧は、迷宮内で自給自足する!」

スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!

襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

 

番組説明は上記引用部のように書かれています。

 

登場人物

登場人物。

原作未読な上にアニメも6話から観始めているので、よくわかっていません。

 

冒険者はライオスとマルシル、チルチャック、センシの4人で構成されたパーティがメインの登場人物のようです。

ライオスは人間でしょうか、職業は戦士っぽい。

後にライオスは「トールマン」という種族とわかりました。

マルシルは種族がエルフかハーフエルフと思われ、職業は魔法使いでしょうか。

チルチャックは種族が「ハーフフット」と言っていて、いわゆる「小人族」と思われ、職業はシーフ(盗賊)でしょうか。

センシは種族がドワーフ、職業は戦士でしょう。

 

6話からの印象のみで書いていますので認識を間違えているかもしれません。

パーティに僧侶・白魔道士的なキャラがいないようです。

 

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

 

13話『炎竜3/良薬』

2024年3月28日はTVアニメ『ダンジョン飯』13話『炎竜3/良薬』が放送されました。

 

第13話 炎竜3/良薬

以降ネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。

 

予告動画

公式X (Twitter) による予告動画です。

 

 

公式X (Twitter) アカウント「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) による告知ポストです。

 

第13話 炎竜3/良薬

 

視聴した感想

アニメ『ダンジョン飯』13話『炎竜3/良薬』を視聴した感想です。

 

6話から見始める

冒頭からお伝えしていますように、今回6話から観始めてます。

1〜5話は観ていませんし、原作も未読です。

ですからあくまで6話の内容から得られた情報を頼りに書いていて、理解・読解を間違えて書いている可能性は大いにあります。

ご了承ください。

 

第13話 炎竜3/良薬

 

狂乱の魔術師

12話ラストに登場したあのエルフ、ダークエルフでしょうか、彼・彼女は狂乱の魔術師のようでした。

 

 

公式Xにも「狂乱の魔術師」と呼ばれるダンジョンの主「シスル」とあります。

6話でライオスが絵画の中で出会い、そして数されそうになったあのエルフでした。

 

ファリンが!

ファリンが!!

あれはどういうことでしょうね。

 

レッドドラゴンの血肉を用いて蘇生したことで、ファリンがレッドドラゴンになったということでしょうか。

というより、レッドドラゴンを依り代にした「誰か」をシスルは使役していたけれど、そのレッドドラゴンが倒されたことで、その「誰か」が今度はファリンを依り代にしたという認識ができそうでした。

血肉を取り込んだことで、その「誰か」が移ってしまったという。

 

新装版 ロードス島戦記 灰色の魔女 (角川スニーカー文庫)

『ロードス島戦記』でいうと、ウッドチャックがカーラに支配されたようなことが起こったのかなと私は受け取りましたが、正しい認識かは不明。


いやでもやはり、ファリンが蘇生されるときに、レッドドラゴンの意識まで移ってしまい、ファリンがレッドドラゴンそのものになってしまったのだろうと思います。

こちらの方が自然な解釈な気がします。

 

そしてファリンはシスルによって姿を変えられたようです。

アニメではまだどういう姿になったか明かされていません。

嫌な予感しかしない。

オリジナルの姿を残していない可能性が高いです。

ドラゴンになっている?

 

そう言えば、数話前に、ライオスの夢か何かにファリンが出てきて、自分のことを追ってこなくていい、ということをライオスに言っていましたよね。

そのときあれはただの夢かと思っていましたが、ファリンの思念がライオスに届いていた、本当にファリンがそう言ったものだったかなと、今回見ていて思いました。

 

第13話 炎竜3/良薬

 

トールマン

今回、ライオスとファリンの種族が明らかになりました。

原作未読でアニメも6話からしか観ていないので、彼らの種族がずっと気になっていました。

 

チルチャックが「トールマン」と言っていたので、それが彼らの種族名でしょう。

 

チルチャックは「ハーフフット」、マルシルは「エルフ」、センシは「ドワーフ」というのは6話7話辺りで種族名がわかっていたのですが、ライオスだけがどうしてもわからなかったのです。

あえて種族名を言う必要がないからだろうと思っていました。

見た目が普通に「人間」なので。

しかし、今回彼らが「トールマン」という種族で呼ばれ、ようやくわかったという。

 

それでも、おそらくトールマンは「人間」なのだと、私は受け取っています。

人間とトールマンが別々にある種族ではなく、『ダンジョン飯』世界では「人間のことをトールマンと呼ぶ」のかと。

 

狂乱の魔術師の目的

狂乱の魔術師の目的が、何となくですけどわかった気がします。

それは「王国の復活」です。

 

地下5階層に封じられている城下町、これはおそらく「黄金郷」と呼ばれていたかつての王国の城下町でしょう。

そして、シスルは、「デルガル王」と呼んでいたかと思いますが、自分が仕えていた王様を探しているようです。

シスルは宮廷魔術師だったのでしょう。

王国復活のために王を見つける必要があり、そのためにも王国や城下町を丸々、地下に封じ込めているのでしょう。

地上の人たちから見れば、それは「ダンジョン」と呼ばれる巨大な洞窟になっている。

だからこそライオスたちのようなダンジョンに挑む冒険者たちは、シスルにとっては「侵略者」でしかない。

復活まで侵略者から王国を守るため、そして王を探すためにレッドドラゴンを使役している。

 

そういうことかと理解しました。

理解を間違えている可能性は大いにありますが。

 

ライオスたちはどうして冒険している?

そこで一つ疑問が浮上しました。

ライオスたちはどうして冒険しているのでしょう?

 

今までの冒険の目的は「ファリンの救出」ですよね。

それはわかるのですが、ファリンがレッドドラゴンに食べられるまでの冒険は、どういう理由と目的で行われたのでしょうか?

 

おそらく第1話でそこのところを説明されているはずです。

しかし1話から観ていないので、その大事な部分が私はわかっていません。

 

第13話 炎竜3/良薬

 

依頼があったか?

ただ何となく13話を観て察しのついたことがあります。

それは、ライオスが誰かから依頼されてダンジョンに潜っているのでは、ということです。

 

誰からの依頼か。

それは「デルガル王」でしょう。

 

 

どうしてそう思ったか。

それはシスルの王国に対する異常な執着と、王を探していること。

それと、チルチャックとセンシが、オークの娘「リド」と行動を共にしているときに、「正気を保っている霊」と遭遇したことです。

あの霊は髪が長かったこともあり、王族か貴族と思われます。

 

総合すると、王は霊かそれに準ずる存在になっていて、シスルから逃げ続けている可能性を感じます。

(言い換えれば、シスルは王の意思を無視して、王国復活に執着している)

そして、王が地上にいるライオスたちの前に出てきて、シスルの討伐と国民の霊の解放を依頼したのではないかと思いました。

まぁ適当に言っていることですので間違えている可能性大。

 

マルシルの今後が怖い

シスルはライオスたちを「簒奪者」と認識しました。

古代魔術でワイバーンを生成し、ライオスたちに襲わせます。

 

対して、マルシルが古代魔術で対抗、杖に古代魔術の解除魔術を施し(?)そのまま物理的にワイバーンを殴ることで、ワイバーンを撃退していました。

 

 

そのときのマルシルが、いわゆる「ハイ」状態になっていて怖かったです。

ハイそのものが怖いというより、マルシルが今後邪道・暗黒道に目覚めるフラグになっていそうで怖い。

禁忌とされる古代魔術も使いようだと前回マルシルが言っていたかと思いますけど、あのセリフは先を暗示しているものなのかもしれません。

 

オークに知性が!

先ほど少し触れましたが、13話では「オーク」が出てきました。

5階層に住んでいるということでしょうか。

シスルは反応していなかったので、取るに足らない存在と認識されている?

「リド」がリーダーのオークの一隊が、ライオス一行の前に現れています。

 

リドたちオークはチルチャックやセンシと会話をしていました。

言語を解するほど知性がある。

これは驚きです。

ファンタジー世界では概ね、オークは下等な種族で、知性を持たないイメージを持っていましたから。

 

センシはかつて、彼らに野菜を売っていた(?)ようで。

また、リドの兄貴は以前、ライオスたちとやり取りがあったようでもありました。

これは1話から観ていた皆さんにはわかることなのでしょう、私はわからず。

そういう過去のやり取りとレッドドラゴンを倒したとあって、リドたちオークはライオスたちを味方と認識し、手助けしてくれています。

 

第13話 炎竜3/良薬

 

チルチャックの臆病さ?

チルチャックがパーティを抜けようとしたというか、一旦地上へ撤退することを考えています。

それは当初、単なる臆病、仲間への裏切りとリドたちに受け取れられていそうでした。

 

しかし、ライオスはせっかく見つけて、古代魔法まで使って蘇生したファリンを再び失ったことで、自棄になっています。

恐れられている古代魔法を使ったことだけでも、今後の冒険生活はかなりリスキーなことのようでしたから、さらにリスクを重ねることを避けたいチルチャック。

チルチャックは臆病そうに見えますけど、実は一番冷静に状況を把握していて、ライオスたちを想うからこそ撤退を考えていることが、彼の言動から次第にわかってきます。

 

当初こそチルチャックを信用できない、見下す態度をとっていたリドでしたが、チルチャックの真意を知って見直したようです。

センシもチルチャックの賛同し、ライオスも冷静さを取り戻していました。

センシは調味料が足りなくなってきたと言っていましたか、センシなりの気遣いなのでしょう。

 

まず態勢を立て直す必要がある、そうでないとファリンを取り戻せないどころか、被害者を増やすことになる、というのがチルチャックとセンシの考えです。

それが賢明。

そして、大いに動揺しているにも関わらず、チルチャックたちの提案を受け入れたライオスも立派でした。

ライオスはチルチャックの正論を苦渋に感じたはずですから。

 

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おわりに

ということでTVアニメ『ダンジョン飯』13話『炎竜3/良薬』を視聴した感想を書いた記事でした。