ディスディスブログ

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アニメ『ダンジョン飯』9話「テンタクルス/シチュー」の感想。ナマリとマルシルの価値観の違い

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テレビアニメ『ダンジョン飯』は、2024年2月29日9話「テンタクルス/シチュー」が放送されました。

視聴した感想をあれこれ書いています。

 

以下、ネタバレ要素を含みますので、バレても構わない方のみ下にスクロールしてください。

 

目次

 

アニメ『ダンジョン飯』

2024年1月4日よりテレビアニメ『ダンジョン飯』の放送がスタートしています。

 

第1話 水炊き/タルト

delicious-in-dungeon.com

 

ダンジョン飯。 それは、"食う"か"食われる"か―――

ダンジョン深奥で、レッドドラゴンに妹が喰われた!

命からがら地上へ生還した冒険者のライオス。

再びダンジョンへ挑もうとするも、お金や食糧は迷宮の奥底……。

妹が消化されてしまうかもしれない危機的な状況の中、ライオスは決意する。

「食糧は、迷宮内で自給自足する!」

スライム、バジリスク、ミミック、そしてドラゴン!

襲い来る魔物たちを食べながらダンジョン踏破を目指せ、冒険者よ!

 

番組説明は上記引用部のように書かれています。

 

登場人物

登場人物。

原作未読な上にアニメも6話から観始めているので、よくわかっていません。

 

冒険者はライオスとマルシル、チルチャック、センシの4人で構成されたパーティがメインの登場人物のようです。

ライオスは人間でしょうか、職業は戦士っぽい。

マルシルは種族がエルフかハーフエルフと思われ、職業は魔法使いでしょうか。

チルチャックは種族が「ハーフフット」と言っていて、いわゆる「小人族」と思われ、職業はシーフ(盗賊)でしょうか。

センシは種族がドワーフ、職業は戦士でしょう。

 

6話からの印象のみで書いていますので認識を間違えているかもしれません。

パーティに僧侶・白魔道士的なキャラがいないようです。

 

ダンジョン飯 1巻 (HARTA COMIX)

 

9話「テンタクルス/シチュー」

2023年2月29日はTVアニメ『ダンジョン飯』9話「テンタクルス/シチュー」が放送されました。

 

第9話 ダンジョン飯

以降ネタバレ要素がありますので、大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いいたします。

 

予告動画

公式X (Twitter) による予告動画です。

 

 

公式X (Twitter) アカウント「ダンジョン飯」アニメ公式 (@dun_meshi_anime) による告知ポストです。

 

第9話 ダンジョン飯

 

視聴した感想

アニメ『ダンジョン飯』9話「テンタクルス/シチュー」を視聴した感想です。

 

6話から見始める

冒頭からお伝えしていますように、今回6話から観始めてます。

1〜5話は観ていませんし、原作も未読です。

ですからあくまで6話の内容から得られた情報を頼りに書いていて、理解読解を間違えて書いている可能性は大いにあります。

ご了承ください。

 

第9話 ダンジョン飯

 

再放送

冒頭でも書いたように、私は9話を観忘れてしまいました。

録画を忘れています。

 

 

なので再放送を視聴しています。

 

dysdis.hatenablog.com

 

観ていないなりにあれこれ想像をしたことを以前書きました。

上に貼ったリンク先の記事がそれ。

あわせてご覧になってください。

 

ナマリ

9話ではナマリが描かれています。

女性のドワーフの戦士です。

基本的には上の記事に書いたとおり。

 

ナマリはドライな性格というか、特にマルシルとは考え方が異なるので、二人はいがみ合いをしていました。

しかし、ナマリはナマリなりの考えをもって冒険者稼業をしているので、どちらが間違っているということではなく、冒険者にも色々な考え方や価値観があるということでしょう。

ナマリがマルシルを憎んでいるということでもなく、ナマリはナマリなりにマルシルやライオスたちを案じているようでした。

いい人そうでよかった。

 

第9話 ダンジョン飯

 

タンス夫妻

また「タンス夫妻」も登場しています。

9話でライオスたちの野営というか晩餐というか、そこにやって来たパーティで、ナマリたち冒険者の雇入主です。

金払いのよさから、その背後には権力のある人がいそうなニュアンスのセリフがありましたか。

 

 

画像がタンス夫妻。

ノームの魔術師です。

 

ノームは四大精霊のひとつ。

水のウンディーネorニンフ、地のノーム、火のザラマンダー、風のシルフですね。

このようにノームは前回と今回戦ったウンディーネと同じ精霊のイメージも強いです。

しかし『Wizardry(ウィザードリィ)』などのように、ファンタジー世界では人型をした小型の妖精としての立ち位置も定番化しています。

『ダンジョン飯』におけるノームは、四大精霊ではなくWiz版のノームに近いもののようで、ドワーフなどと同じ人型の小人族の一種として描かれていました。

 

タンス(夫)が嫌なやつ?

そのノームのタンス夫妻。

彼ら、特に夫の方が当初、嫌な感じの人(ノーム)でした。

 

 

ナマリを盾にして数してしまうところとか、マルシルの回復を手助けする見返りを求めるドライさとか。

 

しかし9話の終わりには、冒頭で感じていた嫌なノーム感はなくなっていました。

それぞれが目的をもって小さくないリスクを背負って冒険をしているのですから、ある意味当然あるのですよね。

今回マルシルを助けるかどうかというやり取りで、ドライ過ぎる印象を持ちましたが、タンス夫妻の立場にたてば、他のパーティに対してドライな対応をするのは当然かなと思います。

たまたまパーティにナマリがいたので比較的すぐに信用できるかの判断はできましたけど、タンス夫妻はライオスたちを知らないですから、用心深くなるのは仕方ないという意味で。

自分の目的達成のために、先に何があるかもわからないダンジョン探索で、見返りを求めずに他人のことを構っていられない、というのもよくわかります。

 

ライオスやチルチャックがダンジョン探索を手伝ったこともあり、結果的にはマルシルを助けてくれましたし。

 

第9話 ダンジョン飯

 

タヒが禁じられている

9話で『ダンジョン飯』世界の大事な設定が一つわかりました。

それは、ライオスたちが今潜っているダンジョンでは「タヒが禁じられている」のだそうです。

カブルーパーティやナマリたちが蘇生できるのは、(ダンジョンに?)「魂」が束縛されてるため、とも言っていました。

 

 

だからこそタンスは、ウンディーネの攻撃に対して盾にすることができたし、ナマリを蘇生できたしということです。

センシが蘇生魔法を嫌だと言っていましたが、彼の言うとおり、私もその場にいたら嫌な気持ちになりそうです。

この設定は、言い換えると「タヒ」が軽く扱えることができるということだから。

 

だからライオスは呑気で居られるのか!

これでわかったことは、ファリンがレッドドラゴンに食べられたことです。

私は6話からしか観ていないので、どうしてライオスたちが呑気にモンスターを食べているのだろう、絵画に入ってまで食べようとしているのだろうと思っていました。

ライオスにとってファリンは妹なのですから、もっと慌てたり悲壮感が出たりしていて当然と思うのですが、何故か呑気に冒険をしている、ように見えていました。

その間にファリンが食べられたら、消化されきったらどうするのと。

 

しかし、今回のこの設定が明らかになったことにより、ファリンがタヒぬことがないとわかりました。

ライオスたちもそれをわかっているからこそ、慌てずに冒険をできているのですね。

 

とはいえ、それとわかっても心情的には落ち着いていられないのではと思うので、今回のマルシルの言動が一番、個人的には気持ちが近いです。

 

第9話 ダンジョン飯

 

テンタクルス

9話のサブタイトルのうち「テンタクルス」が、どういうモンスターか観るまでわかりませんでした。

ドラクエでいうと巨大なイカでしたが、『ダンジョン飯』で少し前に「クラーケン」が出現したばかりですから、立て続けに似たビジュアルのモンスターを出すことはないだろうと思っていたので、余計にわからなかったです。

 

9話を見て、『ダンジョン飯』世界のテンタクルスは巨大な根っこのようなモンスターとわかりました。

 

 

また、クラゲのような刺胞生物で、触れた対象の皮膚内部へと入り込み、対象を麻痺させる、という結構やばめな魔物。

 

ライオスのセンシやナマリへの根拠のない信頼(?)と、予め決めていた訳ではないのにそれぞれ役割を咄嗟に把握して、正確に動けるセンシとナマリの活躍により倒すことができたようです。

後々、チルチャックやタンス夫妻、彼らのパーティメンバーも加わって。

 

上に根拠のない信頼と書いていますが、実はそうではなく、ライオスはセンシとナマリの特性を把握して、最も効果的な役割分担を瞬時に決めたのでしょう。

抜けた部分も多々見られるライオスですけど、かなり頭のいい人物ですね、実は。

それにしっかり応えてみせたセンシとナマリもやり手です。

 

皆で倒したテンタクルスとウンディーネ、それと以前倒したケルピーで、超美味しそうなシチューができていました。

魔物食い、いわゆるゲテモノ食いになるのですが、タンス夫妻もナマリもその美味しさは認めるところのようで。

これでライオスたちのゲテ食い仲間が増えたかもしれませんね。

 

第9話 ダンジョン飯

 

鍋がアダマント

センシが料理に使っている鍋は「アダマント」製だそうです。

ナマリが気づいて、センシがそれと認めました。

家宝と言っていましたか。

 

どうやらアダマントとは世界中の鍛冶屋が憧れる貴重な金属のようです。

それほど貴重なら、武器や防具にすれば対レッドドラゴンの切り札になり得るほどでしょう。

けど、武器には無頓着のセンシはそれを調理鍋にしてしまっています。

何ともったいない。

センシは戦士なのに武器には無頓着のようですし、結果的には今回ウンディーネを調理できましたし。

生きること=食べることにアダマントを使うことが、実は最も効率的なのかも。

 

ライオスの剣の秘密

9話を観ていて気になったことが一点あります。

それはライオスがテンタクルスと戦う前、他の誰も気づけないタイミングで近くに魔物がいると察したことです。

録画を見返すと、その直前にライオスが剣を見ていて、そのさらに直前にはライオスの剣が少し動いたor振動したように描写されていました。

これはどういう意味でしょう?

 

ライオスの剣に何か秘密がありそうでした。

どうしてそれがわかるのだとタンスに聞かれたとき、ライオスは汗をかきながらお茶を濁すように誤魔化していました。

知られては困る理由があるという感じです。

 

ピョン吉誕生の巻/平面ガエルはつらいよの巻

ナマリはあの剣のことを「へんてこな剣」と言っていたような。

魔力が付与されているのか、あるいは「ぴょん吉」的な剣なのか。

今のところ剣の秘密がわからないです。

そもそも剣に謎がある訳ではないかもしれませんし。

 

これまで何度か書いていますように、私は6話から観始めているのでその辺の事情は5話までに語られているのかもしれません。

 

FireTVで!!

『ダンジョン飯』はAmazonプレミアムビデオで配信されています。

 

 

Amazonの「Fire TV」で『DAZN』を視聴可能です。

 

『Fire TV』ならDAZNやTVer、U-NEXT、NHK+も。

 

おわりに

ということでTVアニメ『ダンジョン飯』9話「テンタクルス/シチュー」を視聴した感想を書いた記事でした。