NHK連続テレビ小説『らんまん!』は2023年4月3日から始まりました。
2023年8月28日からは第22週「オーギョーチ」が放送されています。
らんまん22週を視聴した感想を書いています。
ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
朝ドラ『らんまん』
朝の連続テレビ小説は2023年4月3日から『らんまん』が始まっています。
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https://www.instagram.com/asadora_ak_nhk/
公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく!
春らんまんの明治の世を舞台に、植物学者・槙野万太郎の大冒険をお届けします!!連続テレビ小説108作目『らんまん』は高知県出身の植物学者・牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。
その喜びと発見に満ちた生命力あふれる人生を、美しい草花の情景とともに描き、日本の朝に癒しと感動のひとときをお届けします。
時代は幕末から明治、そして激動の大正・昭和へ ―
そんな混乱の時代の渦中で、愛する植物のために一途に情熱的に突き進んだ主人公・槙野万太郎(神木隆之介)と
その妻・寿恵子(浜辺美波)の波乱万丈な生涯を描きます。
公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容を抜粋しました。
第22週「オーギョーチ」
2023年8月28日月曜日から朝ドラ『らんまん』は第22週「オーギョーチ」が放送されています。
📖「らんまん」物語のあらすじ
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月24日
第22週のあらすじを公開!
1枚目の写真をタップすると、あらすじが読めます📝
⚠️ネタバレ注意⚠️の内容となっていますが、
一足先にらんまんの世界をチェックしたい方は、ぜひご覧ください!#朝ドラらんまん pic.twitter.com/R666ow1Tq2
第22週「#オーギョーチ」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月25日
🌸────────🌸
次週予告をチェック!
らんまんはNHKプラスでも視聴できます!https://t.co/45F6Ry58iD#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #田中哲司 #渋谷謙人 #宮澤エマ ほか pic.twitter.com/kV1EkCzhmF
『らんまん』の公式X(旧Twitter)アカウント (@asadora_nhk) では予告動画がアップされています。
今週はこんな感じ
今週はこんな感じです。
東大の植物学教室に助手として戻ってきた万太郎。学生たちにエビガライチゴとクロイチゴの違いを説明していると…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月27日
波多野、大窪、野宮の三人がやってきました!
懐かしい顔ぶれがそろいましたね✨#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜 #前原滉 #亀田佳明#高島豪志 #深澤嵐 #岩本晟夢 #ひぐち朋 pic.twitter.com/BUCCm79VzZ
「そもそも標本で世界と張り合おうとしていたのが間違いだったのだ。標本を集めてきた歴史が違う。数で勝てるわけがないのだよ」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月27日
「勝ち負けでは…」
「勝ち負けなんだ、槙野」
7年ぶりに再会した徳永の変わりように戸惑う万太郎…。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #田中哲司 pic.twitter.com/LFYzUAkqlm
万太郎に、助手になるのは辞めるよう忠告をしにきた大窪。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月28日
「植物学が次の段階へ進みゆうことは分かりました。けんど、わしはやめません」
「地べたはいずる植物学なんぞ、終わったんだ。手間だけかかって見栄えもしない。もう、見向きもされない…」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜 pic.twitter.com/Ml3NlOHE3m
「――なあ。昔、言ってたよな。一生をささげることで、植物学に恩返ししたいって。あれ、考えてみりゃ傲慢の極みだな」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月28日
「…わしはそのために頑張りますき」
「せいぜい勘違いしてろや」
そう言い残して、大窪は大学を去っていきました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #今野浩喜 pic.twitter.com/eBJcT4PBsx
大窪が去った翌年、ドイツから帰国した細田が助教授に就任しました。#朝ドラらんまん#渋谷謙人 pic.twitter.com/sqiacxIJ8d
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月28日
寿恵子が好きな、八犬伝の場面「芳流閣」を、講談調で披露🪭
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月29日
お見事でしたね…!
ぜひ #NHKプラス で本編をチェック!https://t.co/hTqGBvOEXT#朝ドラらんまん #浜辺美波 pic.twitter.com/g0ehCu5Xla
細田に呼ばれて徳永教授の元へ向かうと、そこには里中と…陸軍大佐の恩田がいました。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月29日
「台湾に学術調査団が派遣されることになった」
「植物学からは、槙野――おまえを派遣したい」
万太郎が台湾に…!?#朝ドラらんまん#神木隆之介 #田中哲司 #いとうせいこう#渋谷謙人 #近藤公園 pic.twitter.com/xNLJ5Xm1cW
万太郎の身を案じながらも、寿恵子は台湾行きを認めます。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月29日
自衛用のピストルを持っていきたくないという万太郎に、"日本植物志図譜"を渡し…
「これが万太郎さんのことを、いちばん守ってくれると思います」#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 pic.twitter.com/j7wfuDPZfH
ギンナンの研究をしている波多野と野宮。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月29日
小さなギンナンを手早く切っていきます。
「昔、懐中時計を分解したことを思い出すよ」
「波多野もか? わしも昔やりおうた!」
そういえば、万太郎も市蔵の懐中時計を分解していましたね🤭#朝ドラらんまん#神木隆之介 #前原滉 #亀田佳明 https://t.co/AkMEdogP8R pic.twitter.com/hkjeblpUmk
台湾へ渡った万太郎は、案内人の陳志明(チン シメイ)と出会います。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月30日
陳志明を演じるのは、台湾にルーツがある #朝井大智 さん。
お二人の台湾語での会話は見事でしたね!#朝ドラらんまん#神木隆之介 #朝井大智 pic.twitter.com/J8G88bfSbB
万太郎の弟子になるため、高知から虎鉄がやってきました!
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月30日
それにしても、大きくなりましたねぇ…!✨#朝ドラらんまん#濱田龍臣 #寺田心 pic.twitter.com/BLDrhlFrh9
台湾での植物採集中に、万太郎は体調を崩してしまったようです…
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月30日
介抱してくれる陳志明が万太郎の荷物から見つけたもの、それは"日本植物志図譜"…。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #朝井大智 pic.twitter.com/FNGe5BTAGj
ある日、みえは寿恵子に商売の話を持ちかけました。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月30日
「万太郎さんは、必ず大成しますよ」
「だったらあんたも、いっしょに駆け上がってみなさいよ」#朝ドラらんまん#浜辺美波 #宮澤エマ #遠山俊也 pic.twitter.com/weuEVHA0JR
万太郎が台湾から帰ってきました!
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月31日
大きくなった虎鉄との再会にびっくり😲#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #濱田龍臣 pic.twitter.com/kph8FOpyHd
「わしは台湾の人らと、この植物に命を救うてもろたがじゃ」
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月31日
オーギョーチで作った、ゼリー状の食べ物を家族にふるまう万太郎。
台湾であった出来事を話しはじめました。#朝ドラらんまん#神木隆之介 #浜辺美波 #濱田龍臣#入江美月 #石川誉 #服部仁信 pic.twitter.com/TiFFGLUuSt
熱を出して倒れた万太郎は、陳志明と現地の人たちに命を救ってもらいました。
— 連続テレビ小説「らんまん」 (@asadora_nhk) 2023年8月31日
寿恵子が渡してくれた"日本植物志図譜"がつないだ縁ですね✨#朝ドラらんまん#神木隆之介 #朝井大智 #李愛美 pic.twitter.com/sQqUGuFJlS
こういう第22週でした。
東大に戻る
今週から万太郎が東大植物学教室に戻りました。
教授であった田邊が罷免され、さらに亡くなったことから、助教だった徳永がドイツ留学から戻ったところで新たな教授に就任。
万太郎は徳永の助手として再度呼び出されたことになります。
さらに、同じくドイツから戻ってきた、当初東大の4年生だったかと思いますが細田が助教に就任していました。
順番からいくと大窪が助教になりそうなところですけど、大窪は切られて大学を追いやられたようです。
大窪の悪態
その大窪は、万太郎に対してかなりの悪態をついていました。
あの大窪は相当に嫌な奴に映りました。
でもあれは大窪なりのエールというか注意喚起だったのだと受け取れますよね。
今までどおりには行かないぞと、それでも戻るなら気をつけて頑張れと大窪なりの言葉だったのでしょう。
植物学が新たなフェイズへ
と言いますのも、世界の植物学は新たなフェイズに入っていて、つまり肉眼では見ることのできない顕微鏡を使っての研究に突き進んでいる、日本もそちらに進まないと世界に勝てない、万太郎の研究はもう古いという大窪の主張でした。
徳永も細田もドイツでそれを痛感していたようです。
細田の発言からすると、日本人はドイツで、ヨーロッパで、差◯的な扱いを受けてきたようです。
舐められないためには、日本がヨーロッパに並び、さらに上回らなければならないと、感じたのでしょう。
22週は明治の世ですから、日本が政治や経済、そして武力の面で欧州列強に並ぼうとしていて、それは植物学など学術・研究の分野でも同じだと。
万太郎の研究は古い?
ただ万太郎は、日本の植物を網羅した図鑑を作成するという生涯をかけた夢の実現を、ここで諦めないと思います。
万太郎の研究は新しい古いの価値観で測るものではないと思えるからです。
日本の、できれば世界中の植物で実現したかったでしょうけど、植物を完全に把握すること、これを成し遂げることは日本の植物学の基盤になるものでしょうから、決して廃れるものではないのではと。
地道な作業になるのは目に見え、つまり手間とお金がかかるため、誰もやりたがらないかもしれませんから、だからこそ万太郎がやる価値は高かろうと感じられます。
台湾へ
万太郎は国からの要請を受け、併合していた台湾へ向かうことになりました。
台湾という土地などの調査、万太郎は植生に関する調査を任されたのでしたっけ。
そこで体調を崩したものの、現地の人とオーギョーチによって助けられたという話でした。
その台湾での体験が、万太郎が「地べたをゆく」研究を貫くことを決定づけてもいたようです。
アイギョクシ(愛玉子、学名:Ficus pumila var. awkeotsang)は、クワ科イチジク属のつる性植物。その果実から作られるゼリー状デザートをオーギョーチ[1](台湾語のò-giô-chíから)という。
愛玉子という名の由来は、『台湾通史』の「農業志」に記載があり、実を水の中で揉みだすと固まる性質を発見した人が愛娘の名「愛玉」にちなんでつけたものとされている。
オーギョーチは日本では「アイギョクシ(愛玉子)」と呼ばれているようです。
私は今回初めて知った植物でした。
加工?するとゼリー状になるのですね。
ただ台湾の描写がかなり淡泊で、もう少し描いてもよいような気がしました。
でももう日数もないですから、あまり尺を取れなかったのかもしれません。
寿恵子が店を
どうやら寿恵子は自らの店を持つことになりそうです。
21週から寿恵子は叔母のみえが営む料亭「巳佐登」で仲居として働いています。
22週ではみえと、彼女の夫の大輔が寿恵子に、渋谷にある土地でしたっけ、建物を含めて買ってはどうかと提案をしていました。
ここで店を始めて、生活費や研究費を稼ごうという流れになるのでしょう。
それで研究費が足りるのか、巳佐登で仲居を続けた方が儲かりそうな気がしますけど、そんなことはないのでしょうか。
おわりに
ということで、朝ドラ『らんまん』の第22週を視聴した感想を書いた記事でした。