ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

フジモンさんの句いい!『プレバト!!』2023年6月8日放送の俳句「水族館」回を観た感想です

スポンサーリンク

『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年6月8日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「水族館」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

スポンサーリンク

MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年6月8日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「水族館」です。

水族館は季語ではないでしょう。

 

この回は「山西惇」さんと「紺野まひる」さん、A.B.C-Z「橋本良亮」さん、蛙亭「イワクラ」さんが出演していました。

 

レギュラー陣では名人7段「中田喜子」さんと永世名人「藤本敏史」さん、特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

4位がイワクラさん(凡人、45点)、3位が橋本さん(凡人、47点)、2位が紺野さん(才能あり、70点)、1位が山西さん(才能あり、72点)でした。

 

名人10段を目指す試験

中田喜子さんの「名人10段を目指す試験」です。

中田さんは試験を迎えて「名人4段」でした。

 

句は、シャチが他のシャチの尾を遊びで噛んでいる様子が詠まれていました。

 

季語は「南風」。

読みは「みなみかぜ、なんぷう」。

 

結果は「現状維持!」。

一言は「誤読を招く表現」。

 

永世名人、句集完成への道!

フジモンさんの「永世名人、句集完成への道!」です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

50句まで残り27句。

 

句は、ゴンドウクジラが鳴いていることを水族館を出たときの白夜の中で聞いたことを詠まれていました。

 

季語は「白夜」。

読みは「びゃくや」。

 

結果は「掲載決定!」。

一言は「確かな時間表現ができている」。

 

特別永世名人「締めのお手本」

最後は、特別永世名人であらせられる梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

句は、ペンギンが大水槽を飛ぶように泳いでいることを、「夏のほか」という期ごとの取り合わせで詠まれていました。

 

季語は「夏のほか」でしょうか。

読みは「なつのほか」。

「涼し」の傍題だそう。

 

先生の査定は「お見事!」。

一言は「よくこの季語にチャレンジした!!」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の山西さんです。

 

熱帯魚とアクリル板越しのオーディションの取り合わせでしたね。

これはよい句と感じました。

山西さんは、水族館の熱帯魚たちが観客のオーディションのようだとか何とかと、ご自身の句を解説していらしたでしょうか。

夏井先生は山西さんの解説を聞いて、聞かなければよかったと言っていました。

夏井先生たちの解釈は、(芸能界などの?)オーディション会場に熱帯魚の入った水槽があり、オーディション参加者と水槽の中の熱帯魚のちょっとした「類似性」に触れている、という鑑賞だったかと思います。

私もフジモンさんや夏井先生の鑑賞の方が、この句は魅力的に映ると感じました。

よい句。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

中田さん。

先生の添削で、鯱をシャチとした方がよいとしていました。

鯱のままの方が、個人的にはよいと思います。

鯱(しゃち)とルビを触ればそれで済む話なので。

 

フジモンさん。

今回の放送では最も素晴らしいと感じられた句でした。

梅沢さんも仰っていましたけど、そのときの光景が目に浮かぶのですよね。

白夜を体験していない私でも、過去に観た映像で補完されるのでしょう。

白夜の視覚や触覚(肌感覚)だけでなく、ゴンドウクジラの声という聴覚も刺激するよい句でした。

 

梅沢さん。

「夏のほか」という季語を私は今回初めて知りました。

が、ペンギンが空を飛ぶように泳いでいるという発想はありふれています。

なので「お見事」というほどの句とは感じませんでした。

季語を見つけて、それを使って17音で成立させた、それだけの句に見えます。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年6月8日放送の俳句コーナーのお題「水族館」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

スポンサーリンク