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つまらなかった！朝ドラ『舞いあがれ！』最終回を受けてドラマ全体の感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『舞いあがれ！』は2023年3月31日、最終回を迎えました。

ドラマ全体の感想を書いています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『舞いあがれ！』

朝の連続テレビ小説は2022年10月3日から『舞いあがれ！』が始まっています。

 

連続テレビ小説　舞いあがれ！　Ｐａｒｔ１ ＮＨＫドラマ・ガイド

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

https://www.instagram.com/asadora_bk_nhk/

 

公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

ヒロイン・舞は、ものづくりの町・東大阪で町工場を営む父・浩太と母・めぐみ、そして兄・悠人との４人暮らし。引っ込み思案だった舞ですが、自然豊かな長崎の五島列島にいる祖母・祥子の元を訪れ、五島列島の広い空に風を受けて力強く舞いあがる「ばらもん凧だこ」に魅み入いられます。

あんなふうに空高く飛びたい──空へのあこがれは、*****になる夢へとふくらんでいきます。本物の*****になるべく努力を重ねる舞ですが、想像以上に厳しい道のりが待ち受けるのでした。

東大阪で実感する「ものづくり」の喜びと、自然とともに生きる離島での暮らし。２つの故郷である東大阪と五島、それぞれの土地に暮らすさまざまな人との絆きずなを深めた舞は、やがて新しい形で空への夢を見つけていきます。夢の***作りに情熱を燃やす仲間たちとともに、舞の夢は、みんなの夢をのせた新しい翼となって大空へ飛び立ちます！！

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

「*」にしたところにはネタバレ感があったので伏せています。

 

第26週（最終週）「私たちの翼」

2023年3月27日月曜日から『舞いあがれ！』は第26週「私たちの翼」が放送されています。

最終週です。

 

（１２２）私たちの翼

 

『舞いあがれ！』の公式Twitterアカウント (@asadora_bk_nhk) による26週の予告動画です。

 

（１２２）私たちの翼

 

時代は2020〜2026年？

第26週の時代は2020〜2026年だったと思います。

 

今週はこんな感じ

26週はこんな感じです。

 

 

こういう第26週でした。

 

飛行機では？

「空飛ぶクルマ」を作る、これが最終目標になると思っていました。

が、結局最後に飛んだものはどう見ても小型飛行機でした。

 

最終週もこれと言って

終盤は、舞が再び空に舞い上がるためだけの書かれた脚本という感じでした。

これを面白いとか感動するとか、そういう感想は一切持てなかったです。

最終週は一応空飛ぶクルマの飛行を描いてはいるものの、これまでの総まとめを観ているだけのような中身のないものになっていました。

これまでの出演者総出演も白けてしまいます。

 

いえ、それまでが濃密で面白いものが描かれているのなら、最終週が総まとめであっても、視聴者は感慨深く観られたかもしれません。

しかし、このドラマはそうではなかったです。

 

パイロットになる物語とばかり

この『舞い上がれ！』というドラマは、舞が職業としてのパイロットを諦めた時点で、物語の主題から外れてしまった感があります。

これは多くの視聴者がそうなるであろうと思って観ていた、という意味の主題です。

タイトルを見ても序盤の流れを見ても、舞がパイロットになる物語だと思ってしまいますから。

脚本家が最初からああいう道筋を思い描いていたかもしれませんので。

 

しかし、実際のところドラマを観ていても、それ以降の物語が迷走していたように私には見えました。

なので脚本家さんも当初は、本当は舞がパイロットとして成功する道を思い描いていたのではと想像しています。

 

新型コロナウィルスの問題であったり、航空機は予算がかかると想像できるので予算的な問題が、脚本の軌道修正をせざるを得なかったのでしょうか。

本当に軌道修正されたかどうかは、脚本家さんに聞かないとわからないですが。

 

行きあたりばったり

軌道修正されたものであったとしても、パイロットを諦めた後の物語は決して褒められるものであはりませんでした。

酷いと言い切ってよいくらい。

 

舞がその場その場の思いつきで行動して、周りもそれに付き合わせられ、そのほとんど全てが舞の思い描いたとおりに事が進んでいく、という流れでした。

最終週でも、『IWAKURA』のネジが航空機に使われたよ、父親の想いが遂げられたよと、半ばこじつけのような話になっていました。

 

そんな茶番を見させられても、視聴者は冷める一方です。

「薄っぺらい」としか思わないのではないでしょうか。

 

どっちつかず

パイロットを諦めたなら、せめて東大阪の町工場を盛り上げるための物語に、もっとフォーカスしていればと思いました。

横のつながりで困難を乗り越えていく話でよかったように思うのですよね。

貴司の短歌のこととか、悠人の投資こととか、五島のこととか、全てを全て描こうとし過ぎていたから、結局全てが薄くなってしまったという印象です。

 

dysdis.hatenablog.com

 

このことは前回の記事にも書いています。

 

前作とほぼ同じレベル

今作の印象は、序盤は完璧でした。

完璧すぎてしまい、その後の失速が悪目立ちした感は否めないです。

 

dysdis.hatenablog.com

 

あまりの失速具合と、後半の過ぎるほどのご都合主義から、個人的な最終評価は前作とほとんど変わらないレベルになっています。

次の作品が始まったら思い出さないだろうなというくらい。

 

『らんまん』

次の朝ドラは『らんまん』です。

 

www.nhk.jp

twitter.com

 

こちらは前情報を知っただけで面白そう。

今から期待度が爆上がりです。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『舞いあがれ！』の第26週とドラマ全体の感想を書いた記事でした。

 

（１２２）私たちの翼

（１２２）私たちの翼

  • 出演者|福原遥
Amazon

 

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