ディスディスブログ

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【了】酷い内容。朝ドラ『ちむどんどん』の25週(最終週)「やんばる!ちむどんどん!」の感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『ちむどんどん』は、2022年9月30日に第25週の最終回、ドラマの最終回でもあります、が放送されました。

最終週第25週の感想と言いますか、ドラマ全体と言いますか、なんとなくの感想を書きました。

これまでも散々書いてきたことなので、もはやなんとなくでいいかなと思っています。

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『ちむどんどん』

朝の連続テレビ小説は2022年4月11日から『ちむどんどん』が始まっています。

 

連続テレビ小説 ちむどんどん Part1 NHKドラマ・ガイド

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

 

https://www.instagram.com/nhk_chimudondon/

 

公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

復帰前の沖縄「やんばる地域」で生まれ育ち、復帰とともに********ヒロイン。
遠く離れても家族の絆に励まされながら、ふるさとの「*」に自分らしい生き方を見いだし、やがて*********ことに。ヒロインは、四人兄妹の次女で、兄、姉、妹がいる。四人がそれぞれに****を歩み、***が離れるときも訪れます。
それでもふるさと・沖縄の*が、思い出が、四人の心をつなぐ。**や**に見舞われ、誰かが***そうなときには、互いに身を削り、支え合っていきます。
時代を越えどんな逆境の中でも、世界でいちばん美しいもの—それは家族です。
傷つきながら、励まし合いながら大人への階段をのぼっていく四兄妹のドラマはきっと、今を生きるすべての家族の物語です。

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

「*」にしたところにはネタバレ感があったので伏せています。

 

第25週(最終週)「やんばる!ちむどんどん!」

2022年9月26日月曜日から『ちむどんどん』は第25週「やんばる!ちむどんどん!」が放送されています。

25週が最終週です。

 

 

『ちむどんどん』の公式Twitterアカウント (@asadora_bk_nhk) による24週の予告動画です。

 

(122)「やんばる!ちむどんどん!」

 

1985年?

もう時代を確認していません。

1985年くらいだったと思います。

最終回は時代が飛んで「202X年」となっていました。

いやいやそこは2022年でよいでしょうと思いますけど。

 

しっかり観なくなった

16週で私は力尽きました。

17週からはきちんと観ていません。

流して観る感じです。

もういいかなと。

終わりも近づいてきているので最後まで観ることは観ます。

 

相関図

相関図。

 

 

連続テレビ小説「ちむどんどん」公式Twitterアカウント (@asadora_nhk) による告知ツイートです。

 

今週はこんな感じ

25週はこんな感じです。

 

 

こんな感じでしたと。

 

最終週まで薄っぺらい

終始薄っぺらい物語でした。

最終週で突然変わる訳がないですから当然と言えば当然です。

 

歌子の違和感

東京でピンピンしていた歌子が倒れたことに違和感がありました。

 

暢子の沖縄料理店「ちむどんどん」を手伝うために、歌子は沖縄から単身上京しました。

原因不明の体調不良を抱えている歌子でしたが、少なくとも映像内に関しては、東京で体調不良を起こさずにいました。

ナレーションでは、再度沖縄に戻る前に一度寝込んだことに触れられていたかと思います。

 

そして、最終週になって突然に歌子が体調を崩して倒れ、生命の危険すら危ぶまれる容態になりました。

兄妹で賢三に向かって大声でお願いしたら回復したみたいです(この文章を読んだだけでは意味がわからないかもしれませんが、私も意味がわからないので仕方ないです)。

ご都合主義しかないドラマですけど、歌子の体調もドラマの都合で発症したり発症しなかったりがコントロールされていて、彼女の体調はただの「舞台装置」としてしか機能しませんでした。

 

結局、何の病気かは判明しないままでしたし。

もはやどうでもいいというか。

 

唐突な草刈正雄さん

火曜日でしたか、「草刈正雄」さんとその娘さんを突如出演させて、唐突に戦争の頃の話をぶり返しました。

ここまでの物語の流れを無視して。

優子のお姉さんの話でしたっけ。

 

あくまで私の想像ですけど、以前沖縄戦でのことを掘り下げた週がありましたが、その放送への批判なり非難なりが相当数あったのでしょう。

それしか扱わないの? 沖縄をメインに扱うドラマなのに、沖縄の本土復帰50年を扱うドラマなのに? という。

 

脚本家さんら制作陣、もっと言うとNHKはそれを受けて、急遽このタイミングに戦争やそれにまつわる話をもう一度入れてきたのだと想像されます。

そう思えるくらい物語の流れの変化が唐突で、他から浮いている放送回でした。

 

草刈さんと仲間さんの演技がよかったこともあり、その回自体はよい話だったと思います。

しかし、結局は草刈さんと仲間さんの演技に任せっきりで、物語の中心人物たちはそっちのけでしたから、その回だけで『ちむどんどん』への評価にはつながらないでしょう。

 

製麺

製麺ね、あれも『ちむどんどん』らしい展開でしたよね。

 

山原の実家を改装して沖縄の郷土料理店「やんばる ちむどんどん」を開くことにした暢子たち。

沖縄そばの麺に、何でしたっけ、草を混ぜたものを使うことになったのですが、製麺所のトラブルで、開店初日に用意するはずだった100食分の麺を用意できなくなりました。

暢子たちは和彦と、姉妹とその家族を巻き込んで、麺を自作することに。

徹夜をして、その100食分の麺を用意できました。

 

それでよかったよかったとはならないですよね、私たち視聴者は。

だってそんなこといきなりできる訳がないじゃないですか。

製麺所の人と連絡を取りながら再現をしたみたいですし、暢子は麺作りの経験があるでしょうけど、他の人たちは製麺の経験がないはずです。

そんな人たちがいきなりプロの仕事を再現できる訳がないです。

それも100食も。

私も製麺をしたことがないので業界のことなどわからないですが、さすがに製麺舐めすぎでしょと観ていて思いました。

 

いつものように暢子の思いつきに振り回れた周りが可愛そうです。

 

使い捨てのキャストたち

最終週ということで、「使い捨て」されたキャストたちがたくさん登場しました。

 

 

金吾と早苗と正男。

手紙だけでしたけど下地先生からも。

 

正男はただ、暢子の学生時代の就職などの後押しをするだけのためにキャストされ、役目が終わったら捨てられてしまいました。

早苗なんて、幼馴染でほぼ一緒に上京をした仲なのに、後は結婚式に出たくらいでほとんど登場せず、こちらも捨てられてしまいました。

上京した同士、苦労を共有するシーンなんていくらでも作れたはずなのに。

金吾は良子の関係者なので、彼だけはあのくらい軽い出演でよいかもしれません。

 

下地先生は序盤で最も印象的な活躍をした人だったので、あれだけの出演に留まったことは非常にもったいなかったです。

例えば、歌子が歌手になれなかったとき、また家族に対して何の役に立てないと苦悩していたときに下地先生を登場させて、彼女の背中を押すシーンを入れてよかったと思うのですよね。

余計なことばかりするドラマなのに、そういう必要そうなシーンは入れません。

 

dysdis.hatenablog.com

 

以前書いたと思いますけど、前作『カムカムエヴリバディ』はそういった、脇役のキャストたちの人生までよく描けていて、彼らの50年、100年でしたっけ、の物語を個人的に大いに楽しめました。

同じ50年(100年?)を描くドラマでも、脚本次第でこうも違って見えるのだなと、良くも悪くもよくわかったこの1年でした。

 

『ちむどんどん』全体の感想

朝ドラ『ちむどんどん』の1話から最終話までの、全体の感想です。

ここのところ朝ドラは最終回を観終えてから全体の感想を書いていて、今作も書こうと思っていたのですけど、書かなくていいかなと思っています。

上に書いている最終週の感想が全体の感想でもあると感じられたからです。

悪い意味で凝縮されています。

 

それだけで終わらせるのはあれですか。

上に書いていないことで気になったことを書きますと、俳優さんの「力量」が足りていないことが本作の駄作感を増してしまったかなと思います。

脚本がう○こだったことが大前提で、さらに付け加えるならばの話。

特にヒロインを演じた「黒島結菜」さんと、その夫を演じた「宮沢氷魚」さんの演技力が物足りなかったです。

 

芝居や演技に関して知識がありませんので言語化しにくいですけど。

何でしょう、お二人とも棒読み感があって、感情を言葉に乗せきれていない、表情も乏しい印象を持ちました。

特にメインヒロインである黒島さんは、特に終盤は脇役の、上白石萌歌さんに食われてしまった感が拭えず。

黒島さんは表情、もっと言うと「目」が暗く、朝、日本全国に笑顔と元気を届ける、一日のスタートしての役割を持つであろう朝ドラのメインを務めるのは厳しかったかもしれません。

 

次作は『舞いあがれ!』

色々書いてきましたがもはや過去のこと、次に切り替えていきましょう。

 

NHKさんは切り替えず、『ちむどんどん』の問題点について検証なり反省なりしていただきたいですが。

それくらい本作はひどすぎました。

 

www.nhk.or.jp

 

次の朝ドラは『舞いあがれ!』です。

まいんさんこと「福原遥」さんがヒロイン。

 

dysdis.hatenablog.com

 

福原さんは同じくNHKのドラマ『正直不動産』で好演していました。

期待したいです。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『ちむどんどん』の第25週(最終週)の感想を書いた記事でした。

 

 

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