ディスディスブログ

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面白かった!朝ドラ『カムカムエヴリバディ』最終回、物語全体の感想を書きました

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NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の、2022年4月8日金曜日に最終回を迎えました。

最終週とドラマ全体の感想を書いています

 

ネタバレ要素がありますので大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

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朝ドラ『カムカムエヴリバディ』

朝の連続テレビ小説は2021年11月1日から『カムカムエヴリバディ』が始まっています。

 

連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」オリジナル・サウンドトラック 劇伴コレクション Vol.1

 

www.nhk.or.jp

 

twitter.com

 

公式webサイトとTwitterの公式アカウントがありました。

 

あらすじ

本作のあらすじです。

 

1925年(大正14)年、日本でラジオ放送が始まった日、岡山市内の商店街にある和菓子屋で、女の子が生まれた。
名前を安子(上白石萌音)という。あんこの甘い香りに包まれたあたたかい家庭に育った安子は、ずっと家族との幸せが続くことを願った。やがて戦争の足音が近づくなか、さまざまな試練が安子に舞い降りる。
けれど、ラジオ放送開始からまもなく始まるラジオ英語講座との出会いが、安子の未来を切り開いていく。

 

公式webサイト内「番組紹介」にある紹介内容の一部を抜粋しました。

紹介内容テキストはなかなかのネタバレ感がありますので、バレが嫌な方は読まない方が良いかもしれません。

 

第23週「2003−2025」

2022年4月4日月曜日から『カムカムエヴリバディ』は第23週「2003−2025」が放送されています。

 

 

 『カムカムエヴリバディ』の公式Twitterアカウント (@asadora_bk_nhk) による21週の総集編動画です。

 

(110)「2003-2025」

 

アニーの正体

アニーの正体、ここですよね。

最終週だけでなく、このドラマ全体の鍵になるポイントと感じます。

大方の予想どおり、アニー・ヒラカワは安子でした。

るいの母、ひなたの祖母。

 

 

アメリカに帰らず、岡山に来る選択をしてくれたことで、るいと再会できました。

何年ぶり、何十年ぶりになるのでしたっけ。

 

 

お互いがお互いを認識してハグ。

この瞬間に長い間、二人の間にあったわだかまりが解けましたね。

視聴者もこのシーンをどれだけ待ち望んでいたことか。

このシーンはうるっと来ました。

本当、よかったです。

 

全体の感想

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』全体の感想です。

 

るいが主役

カムカムはヒロインが3人登場することが話題になったドラマでした。

 

 

それぞれに人生があり、それぞれが主役ではありましたが、3人の中でも中心にいたのは深津絵里さんが演じたるいと思います。

 

「I hate you.」と母に言ってしまったことを、るいはずっと引きずって生きてきました。

時間が経ち、自分が子の親となったことも大きかったのか、少しずつ母への想いが変化していった。

いやもうずいぶん前には、るいの心境は変わっていそうでしたけど。

最後に母に直接「I love you.」と言えた。

 

るいのヘイトがラブに変わるまでの物語、これが私にとって『カムカムエヴリバディ』という物語でした。

 

深津絵里さん

私は昔から深津絵里さんが好きなので、深津絵里さん目当てで観ていたと言ってよいです。

 

深津さんにしか出せない表情ってありますよね。

カムカムで言うと、ジョーに告白されたるいがその後距離を置いたときです。

その理由を聞きに、ベリーがるいの店に来て、店の裏通りのベンチに腰掛けたとき。

るいがベリーに、何と表現したらいいか、悲しそうな表情をして見つめていました。

あれはもう古今東西、深津さんしかできない表情でしょう。

 

私が好きな表情はあれです。

やられましたね。

 

終盤がやや駆け足

カムカムは3代続く、100年の物語でした。

朝ドラは半年という長い期間放送されるとは言え、3人のヒロインの物語を描くには少し期間が短かったように感じます。

終盤がやや駆け足になっていて、説明セリフが増えてしまいました。

そこは残念なところです。

 

傑作

逆を言えばそこの他、残念なところがありませんでした。

深津絵里好きということもあり、堪能でしたね。

 

物語は、安子編は戦争が絡んで辛いことばかり起こり観ているこちらも辛くなるほど、るい編は極上の青春群像・ラブストーリー、ひなた編はホームドラマ的展開と、観ていて全然飽きなかったです。

それぞれが別の物語として成立できたのではないかと思えるほど。

 

近ごろの朝ドラは、前作を除けば、個人的には良作・名作揃い、今作も名作でした。

中でも、ここ数年の朝ドラではカムカムが一番好きです。

楽しい半年間でした。

 

「とりあえず」のキャラがいない

このドラマに感心することは、脇役の人たちの人生も描けていたことです。

 

 

キャラクターを場当たり的に登場させない、場当たり的に登場させたのかと思わせるキャラであってもその後を描いていて、全ての登場人物に意味を持たせている。

その点素晴らしいなと感じました。

 

でもやっぱり時間が足りなかったのかなと感じさせる怒涛の最終話でしたね。

いやあのくらいの加減でよいのかもしれませんけど。

 

おわりに

ということで、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』の2022年4月8日放送の最終回と物語全体の感想を書いた記事でした。

 

 

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