『tvk(テレビ神奈川)』にてアニメ『機動戦士ガンダムZZ』が放送されています。
2023年2月12日は第46話「バイブレーション」でした。
最終回のひとつ手前。
本放送当時見忘れた回を、何十年後にとうとう観ることができました。
嬉しいです。
目次
アニメ『機動戦士ガンダムZZ』
テレビアニメ『機動戦士ガンダムZZ』についてです。
『機動戦士ガンダムΖΖ』(きどうせんしガンダムダブルゼータ、MOBILE SUIT GUNDAM ΖΖ)は、日本サンライズ制作のテレビアニメ。『機動戦士Ζガンダム』の直接の続編として作られた『ガンダムシリーズ』の一つ。略称は『ΖΖ(ダブルゼータ)』。1986年(昭和61年)3月1日から1987年(昭和62年)1月31日まで、名古屋テレビを制作局として、テレビ朝日系で毎週土曜日17:30 ‐18:00(JST)に全47話が放送された。
『機動戦士ガンダムZZ』のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
Wikipediaの内容はすごいですね。
事実かどうか私にはわからないものの、知らないことがたくさん書かれていました。
あらすじ
『機動戦士ガンダムZZ』のあらすじについて。
『ZZ』の第1話ハイライトとして、グリプス戦役で傷付き、サイド1の1バンチ=シャングリラへ入港しようとするエゥーゴの強襲巡洋艦アーガマの姿が描かれ、主人公ジュドー・アーシタの物語が始まるのだった。
「『機動戦士ガンダムZZ』公式サイト」さんの「STORY」ページの第1話「プレリュードZZ」には上記引用部のように書かれています。
第一次ネオ・ジオン抗争と呼ばれる戦いのようです。
後年名付けられたのでしょうか。
当時からそう呼ばれていたことではなかったような。
いや私は詳しいことはさっぱりわからないのですが。
登場人物
『機動戦士ガンダムZZ』の登場人物について。
と言いたいところですが、たくさんの人物が出てきますので省略します。
前出のWikipediaや「『機動戦士ガンダムZZ』公式サイト」をご覧になってください。
tvkで再放送が始まる
tvk(テレビ神奈川)で2022年3月から再放送が始まりました。
再放送に関することや『機動戦士ガンダムZZ』の思い出については、上にリンクを貼った記事に書いています。
あわせてご覧になってください。
46話「バイブレーション」
2023年2月12日は第46話「バイブレーション」が放送されました。
ニュータイプ部隊の猛攻の前に共同戦線を張るキャラとジュドーだったが苦戦を強いられる。グレミーはアクシズに連結されていたジオンの象徴、隕石コロニーのモウサを切り離して、ハマーンの艦隊に激突させる作戦を開始する。しかし、ハマーンの応戦でモウサは軌道をそれる。次にグレミーはアクシズの軌道をコア3へ向けさせた。アクシズはコア3と接触し、ハマーンはついにその拠点を失ってしまう。
ネェル・アーガマも加わった三つ巴の戦いの中、ジュドーはラカランのMSドーベン・ウルフやグレミーと対決する。独裁こそ平和への道というグレミーに対し、ジュドーは自分はみんなの意思を背負って戦っているのだと主張。プルツーと心を通わせて、彼女の意識を解放することに成功する。グレミーは想いを寄せていたルーによって止めを刺されるという最期を遂げた。
ジュドーは傷ついたプルツーをネェル・アーガマに連れ帰った。その頃、月面都市グラナダではブライトがセイラ・マスと再会。ジュドーの妹、リィナはエイラに助けられて生きていたのだった。
番組の録画データには上記引用部のように書かれていました。
46話のほぼ全てが書かれています。
観ていない回だった!
以前から、当ブログで、ZZの本放送当時に、終盤を1話観ていないと書いているかと思います。
それがこの46話でした。
見覚えが一切ない回でしたので間違いがないです。
本放送は1985年でしたけ、あれから38年ほど経ってようやく、私の中でZZの物語が完結した感があります。
そこまで思い入れの強くない物語ですけど、それでもしみじみしますね。
逆襲のシャアへの布石
45話にセイラ・マスが登場することは知らなかったです。
何話か前に、一瞬だけセイラとリィナが一緒にいる様子が映し出されていたので、それきりかと思っていました。
まさかブライトさんと会話するシーンがあったとは。
二人でシャアのことにも触れていましたね。
この戦いも見ていて、機を探っているはずだということをセイラさんは言っていたかと思います。
ここで『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』への布石が投じられています。
このやり取りも知らなかったので、なるほどと得心しました。
量産型キュベレイ
45話の最終盤に一瞬だけ登場していた「ニュータイプ部隊」が、46話にも登場していました。
物々しく登場していた割にあっさりとしたその後でしたけど。
当時、『コミックボンボン』だったか『Newtype』だったか、雑誌にこの量産型キュベレイの設定画と言えばでしょうか、それが掲載されていました。
(Newtypeは創刊号からしばらく買っていました)
それを見て、この機体がキュベレイMk-Ⅱでよかったのに、と子ども当時の私は思ったことを今も思い出せます。
キュベレイMk-Ⅱは無印キュベレイと外見の形状が変わらないのですよね。
変わっているところはカラーリングだけ、そういう風に私には見えます。
ハマーン・カーンが搭乗した機体とは兵装や細部に若干の違いがあるのみで、大きな性能差はない[39][37]が、量産化を視野に入れたデチューンとアップデートが施されている[40][41]。
キュベレイのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
外見上の違いも一応あるみたいですね。
量産型の禍々しい造形は、サイコガンダムに対するサイコガンダムMk-Ⅱ的な発展改良感を覚え、あちらこそキュベレイMk-Ⅱを名乗るにふさわしいと、当時の私は思っていましたし今もそう思います。
頭部が鋭くなっていて、足の先も、アブドラ・ザ・ブッチャーのリングシューズみたいに反っているのですよね、量産型キュベレイは。
グレミー散華
当時46話を観ていなかったので、グレミーがどうやってタヒんだのかも知りませんでした。
結構なあっ気なさでした。
しかし初登場の彼を見るに、彼がどうしてここまで出世でき、ハマーン戦えるほどまでになったかの描写が甘すぎるので、こういう感じに終わらせるしかないのだろうと思います。
シャアたちのような背景がないので、どうしても薄っぺらくなってしまいますよね。
ラカン・ダカランたちがどうしてグレミーに従えるのか、その辺も全然描けていないように私には受け取れます。
そんなカリスマも実力もないように思えますから。
ハマーンとジュドーの対決のためにここいらでとっとと片付けとこうという、製作さんたちの思惑もしっかり見えますね。
ラカン・ダカラン
ラカン・ダカランも46話で散りました。
本放送当時、ダカランたちの乗る「ドーベン・ウルフ」がとても格好よく見えました。
しかし、今見ると、当時ほどは格好よく見えなかったです。
いえ、決して格好悪い訳ではないのですが、当時ほどは。
思い出補正が効いていたのでしょうね。
HGUC 1/144 AMX-014 ドーベン・ウルフ (機動戦士ガンダムZZ)
で、イリアは?
45話の感想で、イリア・バゾムはどうなるのだろうと書いています。
マシュマーのお目付け役のピンク色の髪色をした彼女は。
初登場時、イリアの乗ったリゲルグは、ZZと対等以上に戦ってみせました。
その事実だけで、彼女はハマーンに次ぐくらいのMS操縦の実力がありそうに思います。
となればもはやエース級です。
グレミー軍と戦うため、その後にあるであろうエゥーゴなどとの戦いのため、ハマーン率いるネオ・ジオンには彼女の力が絶対に必要と思います。
しかし、46話にイリアは一瞬たりとも登場しませんでした。
何ででしょう。
いや、製作的にはここでグレミーを降ろさせないと、47話で物語を締めくくれないから、他のことを構っている暇はないということなのでしょうけど。
でも先ほど書いたように、エース級の実力を持っているであろうイリアを、ハマーン軍は使わない手はないはずなので、そんな人はいなかったように扱うのはさすがに不自然すぎません? と思ってしまいます。
いやいや、私は本放送当時のことをはっきり覚えている訳ではないので、47話に登場するのかもしれません。
まだわからない。
しかしここで登場しないのなら最終回に登場するとは思えないですよね。
本当にZZは脚本があれだなと思います。
おわりに
ということでtvkでアニメ『機動戦士ガンダムZZ』の再放送46話「バイブレーション」の感想を書いた記事でした。
↓Amazonでも本作を見られるみたいです。
気になる方はぜひ。