ディスディスブログ

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4人目の永世名人誕生!『プレバト!!』2023年1月19日放送の俳句「おでん」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年1月19日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「おでん」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年1月19日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「おでん」です。

おでんは冬の季語ですか。

今や年中見られる気もしますが。

 

この回は「津田寛治」さんと「大久保佳代子」さん、「安藤美姫」さん、コットン「西村真二」さんが出演していました。

レギュラー陣では名人10段Kis-My-Ft2「横尾渉」さんと同10段「千原ジュニア」さん、永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

 

4位が西村さん(才能なし、38点)、3位が大久保さん(凡人、50点)、2位が安藤さん(凡人、60点)、1位が津田さん(才能あり、70点)でした。

 

気になった句

順位戦で個人的に気になった句は1位の津田さんです。

 

年男が屋台でバクダンと叫ぶように注文をしている句でした。

季語としての年男とは少し違いましたが、でもよい句でした。

 

名人10段「永世名人への道」

横尾渉さんと千原ジュニアさんの名人10段「永世名人への道」です。

 

試験を迎えて、横尾さんは名人10段☆☆、1つ前進すれば名人10段☆☆☆になります。

ジュニアさんは名人10段☆☆☆☆で、1つ前進すれば永世名人になります。

 

横尾渉さん

まずは横尾さん。

 

句は、ガード下でシメに食べたおでんがクミンの香りがしていることを詠んでいました。

 

いろんな料理が国同士でクラボしている(?)。

クミンと香りと言えばカレーというのをわかってもらいたいかな(?)と仰っていました。

録画を見返してもちょっと何を仰っているかわかりませんでした。

 

季語は「おでん」。

読みは「おでん」。

 

結果は「1つ前進」。

これで名人10段☆☆☆です。

一言は「新しい型へのチャレンジ」。

 

5音+12音の型。

中七に「おでん」の季語を入れ、バランスを取って成立させている。

「ガード下」の場所から始めて、「シメ」で状況、「おでん」で季語、そして最後「クミン」を持ってきた。

ガード下、締め、おでんと来れば、中年のおっちゃんがうだうだ呑んでいる様子が来るであろうと読者は予想するところ、「クミンの香」を持ってきた。

空気に変化をつけた意外性。

そういう夏井先生の評価でした。

 

千原ジュニアさん

次にジュニアさん。

 

句は、おでん屋の一皿目はまず神棚へお供えをすることを詠んでいました。

 

開店と同時に入ったおでんやさんで神棚に飾っているのをジュニアさんが見て、これを句に詠めないかなと思われたそうです。

 

季語は「おでん」。

読みは「おでん」。

 

結果は「1つ前進」。

これで永世名人です。

一言は「助詞オタクの集大成!」。

 

中七「一皿は先ず」の「は」を「を」としても通じる。

「を」はおでん屋自身が持っている皿のニュアンスになるが、「は」なら第三者が皿を見ているニュアンスになる。

「は」を選択したことで第三者の視線を表現できている。

下五「神棚へ」の「へ」だけで「供えます」と方向と動きが出てくる。

芸人さんは言葉を使っていろいろなことを覚えていく、ジュニアさんはその力の上に俳句を勉強して、こういう細やかなニュアンスを伝えられるようになっている。

素晴らしい。

 

ということで番組4人目の永世名人は「千原ジュニア」さんです。

おめでとうございます!

 

文句なしでしょう。

よい句でした。

 

俳句史に残る句集作り

永世名人である梅沢富美男さんの句です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

 

梅沢さんは50句まで残り1句。

 

句は、練り物がおでん鍋の蓋を持ち上げていることが詠まれていました。

 

蓋をしておでんを煮ていると、はんぺんなど練り物がいつの間にか蓋を持ち上げるほど大きくなっているという句だそうです。

おでんあるあるですか。

 

季語は「おでん」。

読みは「おでん」。


結果は「ボツ!」。

これで残り1句。

一言は「また語順!」。

 

光景はわかるけど、練り物から始まる語順が間違い。

読者の能に映像を浮かばせる必要がある。

練り物とおでんの距離が開いているから。

蓋持ち上げてのて削除、おでんの練り物は膨る(ふくる)と添削されていました。

添削してもどういうことはない内容だと言われていましたか。

 

こちらは本当に永世名人とは思えないくらいよくなかったです。

年度のキリのいいところで番組卒業となると、まだ句集完成のタイミングではないのでしょうか。

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年1月19日放送の俳句コーナーのお題「おでん」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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