ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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水彩画メイン!『プレバト!!』2022年12月8日放送の俳句「たい焼き」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2022年12月8日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「たい焼き」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

俳句カテゴリの出演者は「梅沢富美男」さんを始め、「東国原英夫」さんや「中田喜子」さん、「立川志らく」さん、「千原ジュニア」さん、「藤本敏史」さん、「村上健志」さん、「横尾渉」さん、「千賀健永」さんなどがいます。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2022年12月8日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「たい焼き」です。

「鯛焼」は季語ですね。

冬の季語。

 

この回は「」さんと「」さん、「」さん、「」さんが出演していました。

今回は水彩画がありそちらが一斉査定として尺を取っていました。

レギュラー陣では名人10段「藤本敏史」さん、同6段「立川志らく」さんと同2段「森口瑤子」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

4位がさん(、点)、3位がさん(、点)、2位がさん(、点)、1位がさん(、点)でした。

今回は平場の順位戦が行われませんでした。

 

気になった句

順位戦で個人的に気になった句は位のさんです。

ありませんでした。

 

「名人10段」への道

今回は立川志らくさんと森口瑤子さんの「名人10段への道」がありました。

 

志らくさんは試験を迎えて「名人6段」でした。

森口さんは試験を迎えて「名人2段」でした。

 

森口瑤子さん

まずは森口さん。


句は、長台詞を終えて差し入れの鯛焼(を頬張る)様子が詠まれていました。

 

大変な撮影を終えて、やった鯛焼を食べるぞという句だそう。

 

季語は「鯛焼」。

読みは「たいやき」。

 

結果は「現状維持!」。

先生の一言は「嬉しい気持ちなら…」。

 

長ゼリフの言葉で役者とわかる。

差し入れの言葉で、楽屋であることと差し入れる人の思いが伝わる。

そこはさすが名人。

悩ましいのは韻律、一音足りない調べ。

(16音の字足らずの俳句でした)

作者の意図はどこにあるのか。

原句はどちらかと言うと短調の調べになっている。

今日もなかなかうまくいかないところがあったけど、鯛焼を慰めとして食べるという想いで詠んだのなら、昇格だった。

しかし話を聞いているとやれやれ終わったと、ご褒美の鯛焼のイメージで言っている。

だとしたら調べを明るくした方がよい。

 

添削は長ゼリフ終へたりとして切る。

そして原句「差し入れの」を「差し入れは」としていました。

 

納得の添削でしたが、個人的には原句に物足りなさを覚えます。

前半が、撮影が終わったから、という状況説明をしている感があるように見えます。

なので私が選者なら、字足らずを含め、1ランク下げて判定する可能性もあったでしょう。

 

立川志らくさん

次に志らくさん。


句は、余命を知って鯛焼を腹から食べる様子が詠まれていました。

 

知人の話みたいです。

生前に鯛焼を腹から食ったんだよという話を聞いたのだそう。

 

季語は「鯛焼」。

読みは「たいやき」。

 

結果は「現状維持」。

先生の一言は「キリッとしてない」。

 

面白いところを狙ったなと。

鯛焼の句として非常にオリジナリティ・リアリティがある。

せっかくこれだけの題材を手に入れているから、あと一言キリッとさせるだけでよい句になる。

キリッとしていないところは上五のうち「を知(り)」ってから下五「食(う)」いましたとした展開がダラダラと続いていること。

切れを一箇所入れるだけで引き締まる。

 

添削は上五「余命知る」と終止形で言い切って、下五「食う」を「食らう」としていました。

食らうというところに、何と余命は理不尽なものであるかという想いを匂わせることができる。

 

句材がよかったですね。

内容的によかったと言ってよいかわかりませんけど。

 

句の評価とは別に、志らくさんのパートを観ていたら「余命半年鯛焼の腹裂きぬ」なんて句が思い浮かびました。

 

名人10段「永世名人への道」

フジモンこと藤本敏史さんの名人10段「永世名人への道」です。

 

試験を迎えて、フジモンさんは名人10段☆☆☆で、1つ前進すれば名人10段☆☆☆☆になります。

 

句は、野球の強豪校が鯛焼を買い食いをしていることを詠まれていました。

 

厳しい練習を終えて買い食いをしている様子、そのままのようです。

 

季語は「鯛焼」。

読みは「たいやき」。

 

結果は「1つ前進」。

これで名人10段☆☆☆☆です。

一言は「」。

一言はなかったかと。

 

部活帰りに買い食いをしている句は山程ある。

その上で「強豪校」とまで限定したことで、面白い効果を手に入れている。

強い野球部の子たちが、年齢相応の可愛らしい表情で食べていることはもちろん、ひょっとすると強豪校が店に来る前に地元の弱小校の子らが一人二人とそこで買い食いしていて、「あいつらが来た」と隅に追いやられていくみたいなことも。

という感じの先生の鑑賞でした。

 

う〜ん、悪くはないと思うのです。

けど名人10段の句としては少し物足りなく思えました。

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2022年12月8日放送の俳句コーナーのお題「たい焼き」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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