Eテレ『NHK 俳句』2021年度10月度から、月の第2週の選者さんが変更されるようです。
選者の先生が年度内に変更されることは記憶している限り無いことですので、個人的に驚きです。
目次
Eテレ『NHK俳句』
『NHK俳句』についてです。
全国からお寄せいただいた投稿句の中から優れた作品を各週の選者が選び紹介。毎回、魅力的なゲストを招き楽しく俳句を学ぶ番組。第一週の選者は片山由美子。テーマは「見直し『俳句の常識』」。第二週の選者は鴇田智哉。テーマは「『句のひとみ』になって読む」。第三週の選者は岸本尚毅。テーマは「俳句と想像力」。第四週の選者は櫂未知子。テーマは「俳句、二歩目へ」
公式webサイトには上記引用部のように書かれています。
第2週の選者が変更される
2021年9月15日の放送で、月の第2週の選者「鴇田智哉」さんが番組を担当されるのが、今回で最後であることが報告されました。
9月度の放送を最後に担当を終えることは、確か8月度の放送でも告知されていたかと思います。
私は『NHK俳句』を10年以上観ています。
しかし、任期が半年だった選者さんは、今まで一人もいらっしゃなかったと記憶していますね。
苦手な司会者さん選者さんの回は視聴を避けることもままあったため、全てを把握している訳ではないのであれですが。
選者交代の理由は？
交代の理由は何でしょうね。
特に鴇田さん出演終了の理由は。
実は以前に鴇田さんが気になる発言をしていました。
記憶が正しければ、確かそれは2021年4月度、新年度1回目の放送です。
鴇田さんが番組に初めて出演され、視聴者に向かって選者就任の挨拶をした際に、「半年間よろしくお願いします」みたいなことを仰りました。
記憶を頼りに書いているため、原文ママではないかもしれません。
挨拶を聞いて「ん？ 今『半年』って言った？ どういうこと？」と当時不思議に思い、それ以来彼の言葉が心に引っかかっていたのです。
そして、この度番組出演を終えるとの報告を受けて、あのときの発言は私の聞き間違いではなかったのだなと思いました。
そこからわかることは、私の記憶が間違いないのであれば、鴇田さんがNHKと番組出演契約するには既に「契約期間が半年間」と決められていた可能性が高いことでしょう。
言い換えると少なくとも鴇田さんが何か不祥事を起こしての降板ではないということです。
10月度からの第2週の選者は？
鴇田さんの担当が2021年9月度までとなると、「10月度からの第2週の選者は誰になるのか」が気になるところです。
後期（10月～3月）阪西敦子さん
番組webサイトには上記引用部のように書かれていました。
番組内でもお名前の紹介がありました。
「阪西敦子」さんが10月度からの選者さんになるようです。
阪西さんは確か『俳句甲子園』か何かでお見かけしたことがあります。
俳句甲子園は議論するところが私は少々苦手であまり観ません。
なのでその記憶が正しいかどうか定かではないのですが。
年度途中で選者が変わること
年度の途中で選者が変わることは個人的には良いことと思いません。
俳句が季節を扱う詩歌だからです。
選者お一人お一人が四季を通して、どのような選考をなさるかを観たいです。
それなら初めから1年間通して担当できる方と契約をすればいいのにと思ってしまいます。
しかし、そんなことを言っても既に決まっていることですし、何か事情があってのことでしょうから、仕方がないですけど。
おわりに
ということでEテレ『NHK俳句』の第2週の選者さんが2021年10月度から変更されることをお伝えした記事でした。
