ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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『グレーテルのかまど』で紹介された「箭内道彦のゆべし」のお店は「かんのや」さんと思います

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毎週月曜日22:00からEテレで放送されている料理番組『グレーテルのかまど〜second season〜』、2017年3月13日の放送は「箭内道彦のゆべし」でした。

 

 

目次

 

 

Eテレ『グレーテルのかまど』

www4.nhk.or.jp

 

“大人になったグレーテルたちへ”。
仕事や子育てなどで忙しい毎日を送る女性たちにとって、甘いものでひと休みする時間は、かけがえのない癒しの時間。
そんな女性たちを、15代ヘンゼル(瀬戸康史)と魔法のかまど(キムラ緑子)のコンビが応援します。

というイントロダクションです。

「15代目ヘンゼル」こと「瀬戸康史(せと・こうじ)」さんが、ヘンゼルがグレーテルと暮らす家の「かまど」と一緒に楽しくスイーツを作る番組です。

「かまど」は俳優の「キムラ緑子(きむら・みどりこ)」さんが演じています。

  

 

「箭内道彦のゆべし」

2017年3月13日の『グレーテルのかまど 〜second season〜』の放送は、「箭内道彦のゆべし」でした。

 

東日本大震災から6年。ふるさと福島の支援活動を続ける箭内道彦さんの相棒的存在と言えるのが、郷土菓子のゆべし。箭内さんが素朴なお菓子に託した思いに迫ります。

番組説明にはこのように書かれています。

 

 

「ゆべし」とは?

ゆべし(柚餅子)とは、柚子及びクルミを用いた加工食品あるいは和菓子の一種。

(略)
くるみゆべし

東北・北関東近辺のゆべしは、主に西日本で主流とされる柚子の菓子ではなくクルミの餅菓子となっている。

(略)
三角型
餡をゆべし生地で包んだ、三角の饅頭型ものが広く知られている。福島県で単に「ゆべし」と言うと、こちらを指す場合が多い。

ゆべし - Wikipedia

ゆべしのWikipediaにはこのように書かれています。

「ゆべし」は柚子を使った加工食品あるいは和菓子ということで、同じ名前でも地域によって全く異なる食べ物になっています。

今回の『グレーテルのかまど』で紹介されていた「ゆべし」は、引用部のうち和菓子の「三角形」をしたものです。

 

 

箭内道彦さん

箭内 道彦(やない みちひこ、1964年4月10日 - )は、日本のクリエイターである。

1964年、福島県郡山市生まれ。吉田拓郎や松山千春などフォークシンガーに憧れ中学2年からギターを弾く[1]。福島県立安積高等学校を卒業後、三浪して東京芸術大学に入学。1990年に同大学美術学部デザイン科を卒業後には、広告代理店・博報堂に入社。

箭内道彦 - Wikipedia

箭内道彦さんのWikipediaにはこのように書かれています。肩書はクリエイティブ・ディレクターだそう。

箭内さんは福島県郡山市の出身ということで、紹介されていた「ゆべし」は福島の三角型でした。

三浪して「東京芸術大学」に入り、デザイン科を卒業して「博報堂」に入ったと。広告では「TOWER RECORD(タワーレコード)」の「NO MUSIC, NO LIFE? (ノーミュージック・ノーライフ)」やフジテレビの「きっかけは、フジテレビ」などがあるそうです。CMも数多く手がけていらっしゃるようです。

NHK的に言えば、Eテレでしたっけ「トップランナー」というインタビュー・トーク番組のMCも務めていらした方ですね。

「ノーミュージック・ノーライフ」はインパクト特大のキャッチコピーでした。今でもミュージックやライフの部分を別の言葉に変えて使っているネタなどを聞きますから。

 

 

グレーテルのかまどで紹介された「ゆべし」のお店は?

www.yubeshi.co.jp

 

2017年3月13日の『グレーテルのかまど』の放送で紹介されていた「ゆべし」を販売しているお店は「かんのや」さんだと思われます。

NHKなので企業名や店名は明示されません。しかし、放送の中で「かんのや」のお店の名前が刻印された蒸籠や商品パッケージの箱を確認できました。

「ゆべし」の生地(番組レシピでは上新粉と餅粉と言っていました)には醤油(と上白糖と米飴)が入っていて、「こしあん」を乗せて三角型に包んで、蒸籠で蒸し上げています。「芥子の実(けし・の・み)」が上に掛けられています。

柚子はかすりもしていないようです。

 

 

私も「かんのや」の「ゆべし」が大好物

実は、私も「かんのや」さんの三角「ゆべし」が子供の頃から大好物です。

というのも、私が幼稚園に上がるか上がらないかの頃に一家で数年間、福島県に住んでいたことがあったので、そのときに食べていたのですね。

まだ幼い時分ですから、食べた和菓子が「ゆべし」だと知らずにいましたけど、三角形のビジュアルと、甘じょっぱい「ゆべし生地」の味わいと、もちもちした食感、芥子の実のアクセントを含めて、記憶は鮮明でした。

それから数年後、首都圏に戻ってきまして、小学校の頃に、福島県に住んでいた頃に食べていたあの美味しいお菓子は何なのか、親に尋ねたところ「かんのや」さんの「ゆべし」だと知ったのです。

それから10年以は食べられなかったと思いますが、家族が福島に旅行に行く機会があり、そのお土産にもらったり、私が自動車の免許を取りに合宿に福島へ行ったときなどに食べることができました。

そういう幼少期の思い出が補正されてもいるのでしょう。私にとって「かんのや」さんの「ゆべし」はソウルフードになっています。箭内さんと同じです。

「かんのや」さんではネット販売もしているようですから、簡単に手に入ります。あれだけ遠かった「かんのや」さんの「ゆべし」が……便利な時代になったものです。

 

 

福島県には縁がある

福島県富岡町|花と緑があふれる町

 

ちなみに私が幼い頃に住んでいたのは福島県の浜通りにある福島県富岡町でした。

6年前の2011年3月11日に発生した「東日本大震災」とそれに伴う津波と原発事故によって大きな損害を被った地域ですね。日テレの「DASH村」があったところも近いはずです。

「夜ノ森」でしたか、「サクラ(桜)」の名所もあるそうですし、ツツジ(躑躅)も有名みたいですね。そういうことは私は覚えていないのですが、かすかに桜並木を母と歩いた思い出があります。

今ブログを書きながら富岡の画像を検索していますが、綺麗なところですね。また行ってみたいなぁ。

そう言えば近所に「ヤナイ」さんという名字のお宅もありました。幼かったので漢字はわかりませんけど、もしかしたら「箭内道彦」さんと同じ漢字だったのかもしれません。可能性は低くなさそう。

 

 

おわりに

三角「ゆべし」は本当に美味しいので、食べたことがない方は是非一度食べてみてください。といっても、私の思い出補正がたんまり入っていての「本当に美味しい」ですから、皆さんが私と同じ感想を持つかはわかりませんし、保証はできないですけれども。

箭内さんは震災後に、「猪苗代湖ズ」というバンドを結成してチャリティーソング「I love you & I need you ふくしま」を演奏したり、「風とロック CARAVAN福島」というラジオ番組の公開生放送を福島県の各市町村を訪れたり、復興支援活動を行っているそうです。

 

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